佐藤琢磨、ホンダのF1撤退に「残念だが感謝」
ホンダ・チーム突然のF1撤退ニュースを受け、これまでホンダと深い関係を築いてF1を戦ってきた佐藤琢磨(31歳)が、次のようなコメントを自身のサイトで明らかにした。
佐藤 琢磨 (C)Ex.Super Aguri F1
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「ホンダがF1から撤退するという報せを聞いて、とても残念に思うと同時に強いショックを受けています。
自分がモータースポーツ界に足を踏み入れることができたのは、ホンダと鈴鹿サーキットで運営されているSRS-Fというレーシングスクールのおかげですし、そもそも自分がF1に興味を抱いたのは、1987年に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPでロータス・ホンダに乗るアイルトン・セナを見たのがきっかけでした。
以来、自分のなかでホンダのモータースポーツに対するスピリットは絶対的なものとして生き続け、自分のF1におけるキャリアは常にホンダとともにあり続けてきました。
昨今のひときわ厳しい経済状況を考えれば、今回ホンダがF1からの撤退を決定したのはやむを得ないことだったのかも知れませんが、それでも、自分にとってとても悲しいニュースであることには変わりありません。
これまでF1開発に携わってきた栃木研究所の皆さん、そしてサーキットでともに戦ってきたホンダのスタッフに心からお礼を申し上げるとともに、今後の皆さんのご活躍をお祈り申し上げます。
佐藤琢磨」 (佐藤琢磨公式サイトより引用)
佐藤琢磨は来週ヘレス・サーキットで行われるトロ・ロッソのテストに参加する予定だが、ここに来てジェンソン・バトンの参加も噂されるなど事態は流動的となっている。
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