ドイツのF1人気低迷でホッケンハイムがピンチ
現在ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)を始めニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)、ティモ・グロック(トヨタ)、セバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)、そしてエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)と最多数のドライバーを輩出するドイツだが、しかし稀代のチャンピオンと言われるミハエル・シューマッハが引退した後はF1人気に翳りがみられている。
Hockenheim Stand (C)Mercedes Motorsport
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それを象徴するようにホッケンハイムとニュルブルクリンクとはドイツGPを隔年開催の浮き目に。
さらにホッケンハイムのほうは今年も約530万ユーロ(約6億2千万円)もの赤字を出していて、これの処理がまだ終了していないと伝えられている。
ドイツ国内紙は「州政府からの支援がなければホッケンハイムでのF1開催は消滅する」と憂えていて、フランスやイギリスに続き『F1先進国』と言われた地域にピンチが叫ばれているのが実情だ。
ホッケンハイムでは1970年にドイツGP初開催。
コースに変遷はあったものの、1977年からはほとんどの年でドイツGPの地として親しまれてきた。
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