レッドブル、緊急事態もクルサードは出ず
ベテラン、デビッド・クルサードの引退で新型車開発に重圧が掛かったマーク・ウェバーだったが、予期せぬ重傷事故によりレッドブル・レーシングはオフテストの行方が心配される状況となった。
しかし、誰しもが考えるクルサードの手助けというシーンはどうやらないようだ。
C.Horner & D.Coulthard (C)RedBull Racing
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これは、同チームのクリスチャン・ホーナー代表がイギリスの『サン』紙に答えたもの。
その中で同氏は「クルサードはこのオフさまざまな仕事を抱えていて超多忙。
残念ながら彼にオフテストを依頼するという場面はないだろう。
したがって2009年新型車の開発はセバスチャン・ベッテルに加え、テストドライバーであるセバスチャン・ブエミとブレンドン・ハートリー(18歳:ニュージーランド)が担当することになる。
ウェバーの負傷はもちろん憂慮すべきことだが、開幕までまだ120日もあるということを考えればラッキーだったと言えなくもないさ」と、前向きな姿勢。
ただ、来季大きくレギュレーションが変化することを考えると、いずれも若手の3人には負担が重いことだろう。
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