ロン・デニス代表、「ハミルトンの成長に感慨」
ついに愛息ともいうべきルイス・ハミルトンを世界チャンピオンの座につけたマクラーレン・チームのロン・デニス代表は、「ハミルトンの成長ぶりに感慨を覚える」と、その感動を表した。
L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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「ウチではこれまで幾多の若いドライバーを輩出してきたが、しかしハミルトンは特別な存在だ。
彼の才能を子供の頃から見出し、われわれは未来のチャンピオンに育てるべく力を注いできた。
しかし彼がこれほど若いうちにその夢を叶えてくれるとは……
なにしろ彼は史上最年少のチャンピオンになったんだ。
素晴らしいことじゃないか。
去年F1デビューしたハミルトンは、この2年間、誰よりも多くの勝利を記録している。
だから彼こそがチャンピオンにふさわしいと、私は確信しているよ」
多くのドライバーと同じくレーシングカートでそのキャリアをスタートさせたハミルトンは少年の段階からデニス氏の目に止まり、1998年まだ13歳の時にマクラーレン・チームと長期契約を結んで注目された。
以来、ロン・デニスの秘蔵っ子として慎重に育成され、GP2チャンピオンを経て2007年F1デビュー、いきなりチャンピオン争いを繰り広げてその才能ぶりを発揮している。
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