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2008年11月

2008/11/30

アロンソ、「もう一度タイトル獲得するまで引退ない」

2005年2006年と2度の世界チャンピオンに輝くフェルナンド・アロンソ(27歳:スペイン)が、「もう一度タイトルを獲得するまで引退しない」と今後の継続に強い意志をみせている。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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これはアロンソ自身が地元スペインのラジオ局『カデナ・セール』で語ったもので、その中でこの通算21勝を誇るオビエド出身のドライバーは、「未来のことはもちろん誰にもわからないけれど、おそらく僕はもう一度タイトルを獲得するまでこの仕事を続けることになるだろう。
つまり3度目の王座に就くまでF1から引退はしないということさ。
それがこのルノー・チームであるのか、はたまた他のチームであるのかはわからない。
それはもちろんあの紅いチームも含めて、ね。
でもとりあえず今僕がすべき仕事は、オフテストのために明日『R29』のシート合わせをすることなんだけどね」と、語っている。

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M.シューマッハ、飲酒運転撲滅運動でアスカリへ

世界的な著名カクテル会社である『バカルディ』社は、主唱する飲酒運転撲滅運動に元7回のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)を起用することを明らかにした。
F.Alonso & M.Schumacher (C)Renault F1 UK
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バカルディ社は1933年の禁酒法廃止を機にキューバで設立されたラムメーカー。
シューマッハは「飲んだらドライブしない、ドライブするなら飲まないというのが僕のポリシー。
このメッセージを世界に広めるためであれば、僕は努力を惜しまない。
そのためこの運動に協力することにした。
それに、本音を言うとこのキャンペーンのためにアスカリ・サーキット(スペイン)を走るというのが魅力でもあるんだ。
ここはまだ一度も走ったことがないからね。
きっと僕にとってエキサイティングなものになると期待しているよ」

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『メダルシステム』案に英国メディア反発

バーニー・エクレストン氏がF1に導入しようと主唱する『メダルシステム』案について、多くの関係者から異論が続出している。
Australia GP Podium Scene (C)BMW Sauber F1
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エクレストン氏の案では各レースで入賞とされるのは1-3位の3人だけで、それぞれ金、銀、銅メダルが与えられるが、ドライバーズ・チャンピオンシップは金メダルの数だけ(優勝回数)で決められ、ポイントはコンストラクターズ・チャンピオンシップにおいてのみ計算されるというもの。

これによりレースはより白熱したものになるというのがその論拠だが、とりわけ英国のメディア陣はこれに揃って反発していて、もしこれを今年に当てはめればハミルトンに代わってマッサがチャンピオンになっていたことから「ハミルトン(イギリス人)排除の論理」というものや、「エクレストンは離婚のストレスから極論を吐いている」と主張する向きもあるほど。

実際にポイント・システムが変更されるためには各チームの同意を得た上でWMSC(世界モータースポーツ評議会)で承認されることが必要だが、『タイムズ』紙などは「例えそこまで行ってもFIAが最終的にこれを拒否する」とまで述べている。

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2008/11/29

新F1コメンテーター・ジョーダン氏、早くも辛口苦言

2009年、再びイギリス国内のF1放映権を獲得した英『BBC』放送では、F1コメンテーターとして元ジョーダン・グランプリのエディ・ジョーダン代表、そしてレッドブル・レーシングのドライバーだったデビッド・クルサードを起用することを明らかにしているが、そのジョーダン氏が早くも得意の辛口で苦言を呈している。
Eddie Jordan (C)Ex.Jordan Grand Prix
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「エクレストンのメダル・システム案には呆れたね。
彼の放言はいつものことだが、そんな思いつきでF1が振り回されたのでは叶わない。
F1がポイントでなくただメダルのみで争われることになれば、それが可能なのはホンの一握りの一部チームだけということになる。
他の多くのチームはF1に参加する意義すら見失われるというものだよ。
そんな馬鹿げたことを検討するよりも、彼が果たすべき大事な仕事はF1のコスト削減にあるのさ」

1991年から2004年までF1に参戦。
まったくのプライベート・チームながら通算4勝を記録、最高コンストラクターズ・ランキング位という結果を残したジョーダン氏の言葉はいまだに重い。

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中東の2グランプリが互いに連携へ

中東地域ではこれまでのバーレーンGPに加え、来季第2のグランプリとしてアブダビGPが新規開催されるが、このほどその両者が連携して情報交換していく姿勢であることがわかった。
Abu Dhabi Image (C)Etihad Airways Abu Dhabi GP Org.
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2004年に初開催されたバーレーンでは今年すでに5回の開催を重ねていて、十分なノーハウの蓄積があり、そうした経験を新規開催のアブダビにも活かそうというもの。
両者は地域的にも極めて近いうえに、民族・文化など国の背景もほぼ同様のことから、たいへん優れたアイデアであると言えそうだ。
具体的には、バーレーン国際サーキットの幹部がアブダビGPを主催するアブダビ・モータースポーツ・マネージメントの仕事をサポートすることになる。

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バリチェッロ、トロ・ロッソとの交渉認める

ドイツのメディア・サイト『スポルト1』が伝えるところによれば、現ホンダ・チームのルーベンス・バリチェッロが来季F1残留に向け『スクーデリア・トロ・ロッソ』との間で交渉していることを認めたということだ。
Rubens Barrichello (C)Honda Racing
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来季の挽回を期すホンダ・チームではジェンソン・バトンの残留が確実と見られる一方、先のテストではドライバー・オーディションの意味合いも含め若手のGPドライバーであるブルーノ・セナ&ルーカス・ディ・グラッシをテストしていて、バリチェッロとの契約は更新しない可能性が高いとみられる。

そうした中、バリチェッロは「自分はとりかく来年もF1で走ることしか考えていない。
もちろん第一の優先順位はホンダ残留だけれど、それ以外の可能性も探っているのは事実」とトロ・ロッソ移籍の可能性を語っているという。

トロ・ロッソではすでにセバスチャン・ブエミ起用がささやかれていて、残り一つのシートを巡り、佐藤琢磨、セバスチャン・ボーデ、さらにバリチェッロが争う形となるようだ。

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2008/11/28

アロンソ、サンタンデルと共に2010年にフェラーリ?

スペイン『ディアリオ・AS』紙は、「現在マクラーレン・チームの主要スポンサーを務める『サンタンデル』が2010年フェラーリ・チームにスイッチする」との報道を行った。
Santander (C)McLaren Group
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スペインの大手銀行である『サンタンデル』は2007年同国のスターであるフェルナンド・アロンソがマクラーレン・チームに加入した際、同時ににスポンサー契約を結んだ。
残念ながらアロンソはわずか1年で同チームと訣別、ルノー・チームへと移籍したものの、サンタンデルのほうは契約上残留を止むなくされたと伝えられていたもの。

しかし2009年一杯でマクラーレンとの契約が満了することから、2010年にはフェラーリ・チームへ移行するとされていて、これは同時にアロンソがかねて熱望する跳ね馬入りとの噂とも合致しそうで注目を集めている。

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レッドブル、緊急事態もクルサードは出ず

ベテラン、デビッド・クルサードの引退で新型車開発に重圧が掛かったマーク・ウェバーだったが、予期せぬ重傷事故によりレッドブル・レーシングはオフテストの行方が心配される状況となった。
しかし、誰しもが考えるクルサードの手助けというシーンはどうやらないようだ。
C.Horner & D.Coulthard (C)RedBull Racing
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これは、同チームのクリスチャン・ホーナー代表がイギリスの『サン』紙に答えたもの。
その中で同氏は「クルサードはこのオフさまざまな仕事を抱えていて超多忙。
残念ながら彼にオフテストを依頼するという場面はないだろう。
したがって2009年新型車の開発はセバスチャン・ベッテルに加え、テストドライバーであるセバスチャン・ブエミとブレンドン・ハートリー(18歳:ニュージーランド)が担当することになる。
ウェバーの負傷はもちろん憂慮すべきことだが、開幕までまだ120日もあるということを考えればラッキーだったと言えなくもないさ」と、前向きな姿勢。

ただ、来季大きくレギュレーションが変化することを考えると、いずれも若手の3人には負担が重いことだろう。

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3人の若手伊ドライバー、フェラーリF1をテスト

Ferrari Young Driver (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームは今週、地元フィオラノ・サーキットを舞台にイタリアは3の若手ドライバー3人にテストの機会を与えた。

参加したのはミルコ・ボルトロッティ、エドアルド・ピスコッポ、そしてサルバトーレ・チカテッリの3人で、いずれも今シーズンのチャンピオン・マシンである『F2008』をドライブしたが、中でもボルトロッティは今シーズンここでの最速タイムを記録し、非凡なところを示した。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 M.ボルトロッティ ITA Ferrari 0'59.111 40
2 E.ピスコッポ ITA Ferrari 1'00.336 29
3 S.チカテッリ ITA Ferrari 1'01.243 33

   * 2004 Test Time : 0'56.060 M.Schumacher/Ferrari F2004 (4/15)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2008/11/27

売却のベルガー氏、「来季トロ・ロッソの場所ない」

今シーズン、本家レッドブル・レーシングを凌ぐ目覚ましい活躍をみせながら保有するトロ・ロッソの株式を手放す決断をしたゲルハルト・ベルガー氏は、その理由を次のように英誌で明らかにした。
Gerhard Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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「今シーズン、トロ・ロッソが念願の初勝利を記録すると共にコンストラクターズ・ランキングで6位に躍進することができたことは、チームを率いてきた自分の誇りとなるものだ。
しかし、来シーズンの新しいF1レギュレーションは、ウチのような小さなチームを必要としていない。
われわれのような小さなチームがさらに進歩する余地を新しい規則は残していないんだ。
さらに、来季マテシス(レッドブル・グループ/オーナー)の関心はさらにレッドブル・レーシングのほうに集中する筈で、その分トロ・ロッソへのサポートは著しく減少することは間違いない。
しかし、レベルダウンすることがわかっていて受け入れることなど私の性格として到底認められない。
だから、私は今回の決断をしたんだ」と、かつての人気F1ドライバー。

ベルガー氏はまた注目されるトロ・ロッソの来季ドライバーについて、「私にはもうそんなことを語る資格はないよ」と、言及を控えた。

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『LG』、F1の新テクニカル・パートナーに

26日(水)、韓国の大手電子メーカーである『LGエレクトロニクス』は、F1世界選手権に関する新テクニカル・パートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。
契約は2009年1月からスタートするもので、期間は複数年とだけ示されている。
Monitor Image (C)Renault F1 UK
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これにより同社はF1世界選手権の公式タイミングシステムを新たに構築、モバイルを含むF1すべてのタイミング・グラフィックスを製作すると共にF1ブランドの世界的展開の権利を獲得することになるという。

F1の商業権をリードするバーニー・エクレストン氏は、「LGはこの業界のトップメーカーであり、最高のテクノロジー・レベルを有する会社。
LGとの共同作業は今後、F1に素晴らしい最新テクノロジーをもたらすものと確信している」と、歓迎するコメントを明らかにしたが、折りから世界的金融危機の際中でもあり、LGのこの時期の投資を危惧する向きもある。

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トヨタ、BMWザウバー共、1月20日に新車デビュー

2009年マシン発表のスケジュールがだんだん明らかになってきたが、現在世界的に金融危機が広まっていることもあり、いずれのチームも盛大な発表会などはなく、サーキットでの質素なお披露目ということになるようだ。
Toyota TF108 (C)Panasonic Toyota Racing
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トヨタの新型車発表は来年1月20日(火)、ポルトガルに新設されたアルガルブ・サーキットで、またBMWザウバーは同日スペインのバレンシア・サーキットで発表後直ちにシェイクダウンが行われる予定。

なおトヨタのほうはこれに先立ち1月15日(木)、新型車のカラーリング等がメディア向けに公開されることになっている。

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2008/11/26

ベッテル、「ウェバーの不在、チームの危機」

トロ・ロッソでの活躍により、来シーズンは本家レッドブル・グループに起用されることが決まっているセバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)が、ウェバーの不在について憂慮している。
Sebastian Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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「来シーズンはレギュレーションの変更によりマシンが大きく変更されるから、オフテストの重要性はこれまでにないほど高まっている。
それなのに経験のあるウェバーが怪我でテスト不在というのは、チームにとってものすごく大きな損失になるね。
もちろんテストそのものを中止する訳にはいかないから、彼の分まで残りのメンバーで頑張らなくてはならないんだけれど、現実には頭が痛いよ。
僕はこれまで数回レッドブルでテストしたからマシンについてもチームのエンジニアリングについても理解していると言いたいけれど、でも完全に一緒に働くにはすべてが完璧に理し合えてないとならないからね……」と、ベッテル。

今季ベッテルに素晴らしい活躍をもたらせた担当エンジニアは、しかし来季もトロ・ロッソに残ることになっている。

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トロ・ロッソ売却、さっそく佐藤琢磨に『大影響』

『スクーデリア・トロ・ロッソ』の突然の売却は関係者を驚かせたが、さっそくその影響が表れ始めたようだ。
Sebastien Buemi (C)RedBull Racing
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新たに同チームの完全所有者となったディートリッヒ・マテシス/オーナーは、イタリア『アウトスプリント』誌に対し、セバスチャン・ブエミ(19歳:スイス)を来季ドライバーに起用するとの意向を示したという。

トロ・ロッソではこれまで佐藤琢磨、ブエミ、そして2008年のドライバーだったセバスチャン・ボーデら3人によるシート争いとみられていたが、これが事実であればシートの一つが確定、残り一つを佐藤とボーデによって争うということになる。

まだ正式発表ではないものの、すでにスイスのメディアでは「クレイ・レガッツォーニ以来のスイス人F1ドライバーの出現」として大きく報道されている。
(故レガッツォーニは1970年代主にフェラーリなどで活躍したスイス人ドライバー。通算5勝を記録)

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ベルガー氏、トロ・ロッソの所有権手放す

25日(火)、レッドブル・レーシングとトロ・ロッソは共同で声明を発表、ゲルハルト・ベルガー氏が所有していたトロ・ロッソの株式(全体の50%)をレッドブル・グループが購入、完全に傘下に置くとした。
D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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いまのところベルガー氏との関係は変わらないとしているものの、所有関係の裏付けがなくなることからトロ・ロッソ運営に対する同氏の発言権が急速に失われるのは確実だ。

これにより、レッドブル・グループの総帥ディートリッヒ・マテシス氏が完全に二つのF1チームを所有することになるが、これについて「関係当局の承認が前提」としていて、まだすんなり事が進むかどうか不安の部分もあるとみられる。

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2008/11/25

マルヤ代表(F・インディア)、「5年計画でインド人乗せる」

自身インドの富豪として当初からインド色の強い『フォース・インディア』チームを運営してきたヴィジャイ・マルヤ氏が、「5年計画でインド人ドライバーを育成、F1で走らせる」と、その方針を米『CNN』に明らかにしている。
Vijay Mallya (C)Force India F1
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「私はインドのチームとして当然インド人ドライバーを走らせたいと考えているよ。
そのため、最大5年間の予定で国内や国際レースの底辺などから有望な若手ドライバーを発掘・育成していく計画をたてているんだ。
そしてインド国歌と国旗が、母国インドGPの表彰台で流れる、これが私の最終的な夢なんだよ」

同チームにはこれまで元ジョーダンのナレイン・カーティケヤンやGP2で活躍するカルン・チャンドクらインド人ドライバーの名前も挙がったが、起用には至っていない。

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中本修平氏(ホンダF1)、古巣の2輪部門へ異動

ホンダ・チームで現在デュピティ・マネージング・ディレクターのポジションにあった中本修氏が、来シーズン再び古巣である2輪部門に異動することがわかった。
中本 修平 (C)Honda Racing
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東京理科大学理工学部出身の同氏は、本田技研入社後配属されたHRC(ホンダ・レーシング・コーポレーション)で2輪レース部門を担当、輝かしい勝利を記録し続けた。
その後不振を託つ4輪F1部門へと異動、テクニカル・ディレクターを務めるなどF1ホンダイズムでの復活へを期待を一身に背負ったが、残念ながら事実上周囲の期待に応えることはできずに終わった。

2008年、フェラーリからロス・ブラウンという大物をチーム代表に迎え入れた後は、同氏とホンダ、そして日本人とのつなぎ役に徹し、新しい体制の定着に腐心していた。

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上海当局、「中国GP開催からの撤退はない!」

先にフランスの『AFP通信』が伝えた「上海サーキットでのF1中国GPは2010年限り」との報道について、噂の元となった上海体育局の幹部は一転これを強く否定する姿勢をみせている。
2008中国GP Stand (C)McLaren Group
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同幹部は「中国GPの観客は着実に増加しつつあり、中国政府や上海市当局からもF1開催の意義を理解されつつある。
2010年以降の契約についてのエクレストン氏との話し合いも続けられていて、継続は間違いないと思っている」と、軌道修正(?)した。

上海サーキットは中国初の本格サーキットとして2003年に総額2億4千万ドル(約240億円)の巨費を掛けて建設されたが、依然として観客の入りは悪く、さらに今回の世界金融不安が中国経済にも暗雲を投げ掛けているとされる。

また主に新興国からのグランプリ開催打診は続いていて、もしいったん開催断念に至った場合、次に復活するのは難しそうだ。

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2008/11/24

中東アブダビGPもナイトレースの方向

2009年、シーズン最終戦として初開催されることになっている中東アブダビGPだが、どうやらこちらも今年のシンガポールGPに続いてナイトレースとして行われる可能性が高まってきた。
Abu Dhabi Circuit (C)Etihad Airways Abu Dhabi GP Org.
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これは中東ドバイの『ハリージュ・ タイムズ』紙が伝えたもので、それによればFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏の話として「まだ主催者と最終的な合意はしていないが、いまその可能性を詰めているところ。
近いうちに発表できるものと理解している」と語ったと、報じている。

アブダビGPの主催者は前ポールリカール・サーキットの責任者だったフィリッペ・グルジャン氏だが常々「われわれのポリシーはユニークなグランプリ」と語っていることもあり、ナイトレースというのも十分考えられそうだ。

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エクレストン氏、フランスGPの将来に冷ややか

かねて期待を示していたディズニーランド・パリでの開催が断念の止むなきに至ったあと、周辺都市から名乗りも挙がるフランスGPだが、カギを握るバーニー・エクレストン氏(77歳:イギリス)の反応は極めて冷ややかのようだ。
Magny Cours (C)Honda Racing
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「ディズニーランドでの開催ができなくなったことはほんとうに残念だ。
今後どこが開催に立候補するにせよ、もう2009-2010年にフランスGPが行われることはないだろう。
次に開催が実現する時には、誰がみても文句がつけられないような素晴らしいものにし、長期に渡って開催が継続されるものでなければならない。
ましてやどこぞ(マニクール)のように政治的な画策から決められるようなことがあってはならないよ」と、仏『レキップ』紙で語っている。

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クルサードの子息、フェラーリと契約へ?

今年のF1まで最年長ドライバーとして活躍、通算13勝を記録して現役を引退するレッドブル・レーシングのデビッド・クルサード(37歳:イギリス)の言ったことが本当になるかも知れない。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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というのも、21日(金)クルサードとガールフレンドであるカレンさんとの間に赤ちゃんが誕生し、パパになったことがわかったからだ。
名前はまだ決まっていないが、元気な男の子という。

実はクルサードはかつて「2028年に僕の息子がフェラーリと契約する」と予言していたもの。
このままいけば子息は2028年にはちょうど二十歳。
果たしてその時ほんとうに2世ドライバーとして世界に契約が報じられるのか、注目だ。

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2008/11/23

大怪我のウェバー、相手ドライバーを気遣う

少なくともオフテストへの参加が絶望とみられる大怪我を負ったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバーだが、事故後伝えられた本人のコメントは殊勝なものだった。
Mark Webber (C)Redbull Racing
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チームのスポークスマンによれば、ウェバーはベッドの上で事故相手を気遣い、「向こうのドライバーに怪我がなくて良かった」と語ったということだ。

またすでに多くの関係者からお見舞いの言葉が寄せられていることについても「みんなの激励に心から感謝している」とのメッセージを託したという。

来シーズンの開幕戦は3月27日(決勝レースは29日)、奇しくもウェバーのホームグランプリとなるオーストラリアGPが予定されていて、それまでには必ず現場に戻ると強い意志を本人はみせている。

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フランスGP開催地にサルセル市が名乗り挙げる

マニクール後のフランスGP開催地として候補に挙げられていたディズニーランド・パリ立候補をが断念したことで、今度はパリ近郊のサルセル市が新たに名乗りを挙げたことがわかった。
2008 France GP (C)BMW Sauber F1
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ただ現実にはまだ候補となるサーキット建設も具体的でなく、実現するとしても早くて2011年以降になる見通し。

フランスGPを主催するFFSA(フランス・モータースポーツ連盟)のニコラス・デショー会長は、「まだ具体的なことは何も決まっていないが、われわれには何としてもフランスGPの復活を実現させる義務がある」と、語っている。

言うまでもなくフランスGPは近代F1が最初に行われた1950年からの伝統ある開催地だ。

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ウェバー、自転車レースで事故・骨折

レッドブル・レーシングのマーク・ウェバー(32歳:オーストラリア)が、22日(土)自転車で走行中交通事故に遭い、右足を骨折する大怪我を負った。
Image (C)RedBull Racing
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この事故はタスマニア島南東部の港町ポートアーサー近郊で起こったもので、ウェバー自身が主催したチャリティレースの途中でのアクシデント。
自転車で走っていたウェバーに、正面から4輪駆動車(ニッサンXトレイル)が衝突したもので、ウェバーは駆けつけた救急隊により近くのロイヤル・ホバート病院にヘリコプターで緊急移送され、その後右足は手術を受けピンを入れて固定されたとのこと。

ウェバーは今後最大1週間程度の入院を余儀なくされたあと、来シーズンに向けてリハビリテーションに臨むことになるが、チームが予定していたオフテストへの参加は不可能な状況だ。
スポークスマンは3月の開幕戦には間に合うとしている。

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2008/11/22

FOTA、新しい予選方式を呈示

FIA(国際自動車連盟)に押しつけられることなく、F1の将来を模策するF1チームの集まりFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が、今度は予選方式について新たな提案をまとめている。
iMAGE (C)Ferrari S.p.A
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現在F1の予選はQ1からQ3まで3つのステージで行われていて、Q1では20台から15台に、またQ2では15台から10台にノックアウトされ、最終的に残った10台によりQ3でグリッドのトップ10が決められている。
しかし最終ピリオドでは、レース戦略を捨て燃料を少なくしてトライしたマシンが有利になりポールポジションを獲得するケースがあるのが現実だ。

FOTAの案によれば、予選では全車が同じ燃料搭載量で走行し、各周回ごとに最も遅いマシンから脱落していくというもの。
この方式により14周した結果(14台が脱落)、生き延びた6台のマシンにより再び新しいタイヤと燃料により最後のトップ6グリッドを目指してバトルを繰り広げるというもの。
この方式であれば、真に速いマシンがポールシッターになるということになる筈だ。

ただこの案が実際に採用されるには、まだFIAとの協議や全チームの同意など、高いハードルが待ち構えている。

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2輪王者ロッシ、『F1ドライバーでも通用』

スポンサーであるフィアット社の関係からタイトル獲得のご褒美としてフェラーリF1のチォンスをもらった2輪モトGPのチャンピオン、バレンティーノ・ロッシが、21日(金)2日目のドライブをムジェロ・サーキットで行った。
Valentino Rossi (C)Ferrari S.p.A
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カーナンバー46の『F2008』を駆ったこの日のロッシは前日よりさらにタイムを短縮、ベストタイム1'22.500を記録。
このコースでの非公式記録は同チームのテストドライバーであるルカ・バドエルが2007年に『F2007』でマークした1'20.194とされているが、同じ『F2008』ではキミ・ライコネンの1'21.070というもので、ロッシはこのF1チャンピオンからわずか1.43秒遅れるだけ。

同チームのステファーノ・ドメニカリ代表は「今日のタイムはロッシがもしF1ドライバーであったとしても成功を収めただろうことを示唆した。
ただ、現実には彼は異なった選択をしたのだがね……」と、評価した。

2輪のチャンピオンからF1へ転向してまたチャンピオンになったドライバーとしては、元フェラーリからホンダでも走ったジョン・サーティーズが有名だ。

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エクレストン氏、離婚で巨額慰謝料支払いへ

FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表としてF1を牛耳るバーニー・エクレストン氏(77歳:イギリス)が、かねての噂通り夫人のスラビスさんと離婚したことが確認された。
Bernie Ecclestone (C)Panasonic Toyota Racing
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スラビカさんの代理人弁護士によれば、離婚届は20日(木)に提出されていて、今後注目の慰謝料について訴訟で争われるとのこと。

F1の開催や商業権で資産を築いたエクレストン氏は英国でも有数の富豪として知られていて、おそらくその全資産は約20億ポンド(約2,800億円)にもなるとか。
F1ではマクラーレンのロン・デニス代表が7,500万ポンド(約106億円)の慰謝料を払って史上最高と言われたばかりだが、スラビカさんはこれを大きく上回って英国史上最高額の慰謝料を手にするのは確実と言われている。

蜜月時代、エクレストン氏はF1商業権を保有する会社にSLEC(スラヴィカ・エクレストン・カンパニー)と、妻の名をつけるほどだった。

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2008/11/21

2輪王者ロッシ、ムジェロでフェラーリ走らす

今年2輪のロードレース世界選手権(モトGP)で通算8度目となるチャンピオンを獲得したイタリアのバレンティーノ・ロッシが、20日(木)ムジェロ・サーキットを舞台にフェラーリF1のテストを開始した。
(テストは21日(金)まで2日間の予定)
Valentino Rossi (C)Ferrari S.p.A
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同チームによれば『F2008』を駆ったロッシは、この日トータル30ラップを周回、ベストタイム1'23.930を記録したという。

同サーキットは現在フェラーリの所有になっていて公式の記録はないが、2007年7月に行われたフェラーリ&トロ・ロッソのテストでは、マッサが『F2007』で1'20.194というタイムを記録しているのでこれと比べると約3秒以上の遅れ。

自信家で知られるロッシはテスト前、「レコードから1秒以内にはなる」と豪語していることから、2日目のタイムに注目が集まる。

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エクレストン氏の『F1メダル案』に冷たい視線

英紙から発案されたという『F1メダル案』にバーニー・エクレストン氏が同調する姿勢をみせたことで注目を集めているが、これにF1関係者の間からは冷ややかな視線が浴びせられている。
Podium Image (C)BMW Sauber F1
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元々これは、F1のポイント・システムが8位までと広くその差も小さいことから、とりわけシーズン終盤においては優勝争いよりもポイントを計算しながらのレースという場面のあることが原因。
今季最終戦のブラジルGPでも、結果的にチャンピオンとなったハミルトンは5位になるかどうかでレースをしていた節がみられるからだ。

エクレストン氏は「F1もオリンピックのように1-2-3位にそれぞれ金・銀・銅メダルを与え、年間のチャンピオンはこのメダルの獲得数で争うようにすれば、レースはもっとエキサイティングなものになる」と、発言していたもの。

しかしこれまで50年以上も続いたF1の成績の歴史を大きく覆すことにもなるこの変革には反対の意見が極めて多いのが事実のようだ。

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ホンダ・チーム代表、「テスト結果でドライバー考慮」

ホンダ・チームは、今回のバルセロナ合同テストでバトン&ブルツにより2009年マシンの開発を行う一方で、ブルーノ・セナ、ルーカス・ディ・グラッシといった若手ドライバーを起用、その能力の見極めを行ったとされる。
Ros Brawn (C)Honda Racing
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同チームのロス・ブラウン代表は「われわれの来季ドライバーについてはまだ決定していない。
しかし今回のテスト結果がこれに関係するだろうことは認めるよ。
まだ結論は急がないが、こうしたデータも分析し、来季のドライバーについて慎重に決めていきたい」と、語っている。

テスト結果についてはセナ、ディ・グラッシ共に「手応えを得た」として自信をみせているが、単純にタイムだけの比較では今回セナのほうが優ったことになる。

なおホンダでは来季ブラジルの国営石油会社である『ペトロブラス』が主要スポンサーに就くとみられていて、その影響も無視できないとみられる。
(バリチェッロ、セナ、ディ・グラッシ共にすべてブラジル人ドライバー)

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2008/11/20

ボーデ(トロ・ロッソ)、「わずか1年で情勢変わった」

今シーズン念願のF1デビューを果たしたものの、来季残留については厳しい情勢が伝えられるトロ・ロッソのセバスチャン・ボーデは、「わずか1年で情勢が大きく変化した」と、述懐している。
S.Bourdais & G.Berger (C)Scuderia Toro Rosso
拡大します
「ただ代表がチームのドライバーを決めるというのであれば、今頃僕はすっかり安心していたと思うよ。
でも、現実はそんなものではなかったということ。
1年前に僕がこのチームに入った時、オーナー(ディートリッヒ・マテシス氏)はふんだんな資金を提供していたんだ。
ところが今の状況はまったく違うものになってしまったよ。
チームが有力なスポンサーを見つけない限り、ドライバー選定の第一条件はいかに資金を持ち込めるかどうかに掛かってしまうことだろう」

そう語るボーデだが、もしドライバー選定で脱落した場合のエクスキューズと見えないこともないようだ。

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F・インディア、デ・ラ・ロサ起用は『臨時措置』強調

今回行われたバルセロナ合同テストでは、多くの若手ドライバーが様々なチームで起用されたが、そんな中注目を集めたのがフォース・インディアのマシンを走らせたペドロ・デ・ラ・ロサだった。
Pedro de la Rosa (C)Force India F1
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2日目・3日目と同チームのテストに起用されたデ・ラ・ロサは、もちろんマクラーレン・チームのテストドライバーだが、先の提携発表以来、来季ドライバーにはマクラーレンが関与するとの噂があったため、各メディアが集中したもの。

しかしフォース・インディアのスポークスマンは「今回のデ・ラ・ロサ起用は、たまたま個人的なつながりから実現したもので、マクラーレンから派遣された、という意味合いのものではない。
デ・ラ・ロサはジョーダン(フォース・インディアの前身)時代もここで走ったことがあるのでそうした関係に過ぎない」と、なぜか否定に躍起だった。

この件については同チームのドライバーであるスーティルとフィジケーラ共に「来季については何も心配していない」と、表面上は穏やかな姿勢をみせている。

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バルセロナテスト最終日、再びベッテル最速で締める(11/19)

Sebastian Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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17日スタートしたバルセロナ合同テストは19日(水)今回の最終日を迎えた。
この日もトヨタを除く全9チームが参加、ドライバーは全13人が参加した。
トップタイムをマークしたのは前日に続いてレッドブルのマシンをドライブしたセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)で、前日のタイムをさらに短縮する1'19.295を記録。
そしてこれに続いたのはやはりこの日もトロ・ロッソのセバスチャン・ボーデとセバスチャン・ブエミという顔ぶれだった。
(最終日、佐藤琢磨参加していない)

KERS搭載とみられるマクラーレンのパフェットが4番手、続いてはホンダのバトン、BMWザウバーのクリエンとハイドフェルドの順。
こちらはクリエンがKERSの開発、ハイドフェルドのほうは2009年仕様のエアロのテストと伝えられているが、クリエンのマシンには駆動系のトラブルが一時発生している。

初日のテストでは苦しんだホンダのブルーノ・セナだったが、復帰したこの日は大幅にタイムを短縮、ディ・グラッシを上回るタイムを記録してみせた。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ベッテル GER RedBull Renault 1'19.295 75
2 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'19.839 122
3 S.ブエミ AUS Toro Rosso Ferrari 1'20.154 115
4 G.パフェット GBR McLaren Mercedes 1'21.140 81
5 J.バトン GBR Honda 1'21.387 94
6 C.クリエン AUT BMW Sauber 1'21.534 106
7 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'21.592 106
8 B.セナ BRA Honda 1'21.676 107
9 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'22.148 94
10 N.ヒュルケンバーグ GER Williams Toyota 1'22.410 52
11 L.バドエル ITA Ferrari 1'22.866 120
12 G.フィジケーラ ITA Force India Ferrari 1'23.086 93
13 P.デ・ラ・ロサ ESP Force India Ferrari 1'23.103 88

   * 2008 TestTime : 1'18.339 F.マッサ/Ferrari (4/14)
   * 2008 OffTTime : 1'19.751 S.ベッテル/RedBull Renault (11/18)
   * ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です

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2008/11/19

クリエン、「2009年F1マシンのデザインは最高」!?

今週行われているバルセロナ合同テストでは各チーム共に2009年のレギュレーションに合わせた新デザインのマシンを走らせ始めているが、ドライバーからは異口同音にそのデザインについての不評が聞かれている。
Christian Klien (C)BMW Sauber F1
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『BMWザウバーF1』チームのテストで新デザインのマシンをドライブしたクリスチャン・クリエン(25歳:オーストリア)もその一人で、次のように酷評した。

「最初見た時には正直唖然としたよ。
どうだい、すごくセクシーなボディだろ?
これまでいくつものF1マシンを見てきたけれど、その中でもこれは段トツさ。
この大きななウィングをはじめ、すべてが最高だよ。(もちろんすべて皮肉)
でもまあ、開幕までにはもっと洗練されるんだろうし、たとえブスでもだんだん見慣れて来るんだとは思うけどね」

それでも「乗ってしまえばマシンの格好は忘れる」と、それでもドライブ中のクリエンは楽しそうだった。

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充実の佐藤琢磨(トロ・ロッソ)、「関係者に感謝」

17日に続いてのトロ・ロッソ・テストとなった佐藤琢磨は、2日目となった18日(火)前日のタイムをさらに0.746秒短縮する1'20.017をマーク。
レッドブルのマシンをドライブしたベッテルには及ばなかったものの、全16台中の2番手、この日トロ・ロッソを走らせた注目の3人の中で堂々連日のトップに位置してみせた。
佐藤 琢磨 (C)Scuderia Toro Rosso
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佐藤はこの日レギュラードライバーだったセバスチャン・ボーデとマシンをシェア、午前が佐藤、午後がボーデ。
もう1台のマシンではブエミが終日テストを行った。

「今回はほんとうにトロ・ロッソのテストを楽しむことができたよ。
なぜなら前回(9月)の時は午後になって雨に見舞われて、たった3時間のドライブに留まってしまったからね。
7か月ぶりの本格F1ドライブはトータル200ラップにも及ぶもので、マシンは素晴らしい信頼性をみせてくれた。
新しいチームで走るという経験はとても楽しいもので、エンジニアがどのように働くのかを見るのは僕にとってもとても興味深いもので感動的ですらあった。
こうした機会を与えてくれたトロ・ロッソの全員、そしてレッドブルのディートリッヒ・マテシス/オーナーに深く感謝したい」

もちろんテストは内容が重視されるものでタイムがすべてではないとしても、今回佐藤琢磨が依然として高いパフォーマンスを維持していることが証明されたのは間違いないだろう。

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バルセロナテスト2日目、佐藤琢磨2番手記録(11/18)

Sebastian Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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バルセロナ・サーキットでスタートした合同テストは18日(火)、第2日目。
この日もトヨタを除く全9チームが参加、全16人がタイムを記録した。

そうした中トップタイムをマークしたのは今回本家レッドブルのマシンをドライブしたセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)で、ただ一人80秒を破って1'19.751を記録してみせた。
そのトロ・ロッソでは来季シートのトライアウトを巡っての激しいタイム争いが3人のドライバーによって繰り広げられた結果、この日も日本の佐藤琢磨が一歩リード、これにセバスチャン・ボーデとセバスチャン・ブエミが僅差で続き、それぞれ高い能力があるところを示した。

チャンピオン・チームのフェラーリは共にテストドライバーのマルク・ジェネとルカ・バドエルがドライブ、ジェネがシャシー面の開発にあたる一方で、バドエルはもっぱらエンジンのテストに集中していた。
(来季は1エンジン2レースから1エンジン3レースに拡大される)

タイムこそ最下位に留まったが、来季マクラーレン・メルセデスとの提携がすでに決まっているフォース・インディアでは、さっそくマクラーレンのペドロ・デ・ラ・ロサが注目の初ドライブを果たしている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ベッテル GER RedBull Renault 1'19.751 70
2 佐藤 琢磨 JPN Toro Rosso Ferrari 1'20.017 79
3 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'20.034 48
4 S.ブエミ AUS Toro Rosso Ferrari 1'20.223 99
5 G.パフェット GBR McLaren Mercedes 1'21.340 31
6 R.クビサ POL BMW Sauber 1'21.521 76
7 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'21.525 113
8 J.バトン GBR Honda 1'21.770 110
9 A.スーティル GER Force India Ferrari 1'22.073 58
10 L.ディ・グラッシ BRA Honda 1'22.283 110
11 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'22.348 85
12 L.バドエル ITA Ferrari 1'22.425 127
13 M.ジェネ ESP Ferrari 1'22.772 31
14 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'22.945 81
15 G-V.デル・ガルデ HOL Renault 1'23.250 37
16 P.デ・ラ・ロサ ESP Force India Ferrari 1'23.499 86

   * 2008 TestTime : 1'18.339 F.マッサ/Ferrari (4/14)
   * 2008 OffTTime : 1'20.763 佐藤琢磨/Toro Rosso (11/17)
   * ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です

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2008/11/18

フォース・インディア、来季マシン製作大幅遅れ

17日スタートしたバルセロナ合同テストにはスーティル&リウッツィにより参加しているフォース・インディア・チームだが、次回テストの予定はいまのところ見通しが立たない状況のようだ。
Force India『F8-VII』(C)Force India F1
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これは、同チームのエンジン搭載契約が現在のフェラーリから来季メルセデスへと変更されるためだ。
今回のテストではまだ現行のフェラーリ・エンジンにより走っているが、契約のまとまるのが遅かったためメルセデス・エンジン用のマシン製作開始が遅れるためという。

加えて来季はマシン・レギュレーションが大幅に変更されることもあり、さらにマシン製作が遅れる見通し。
いまのところ来季マシンによるテストはシーズン開幕直前の2月あたりになる予定ということだが、最悪の場合ぶっつけ本番で2009年シーズンに突入する可能性もありそうだ。

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2009年カナダGP、カレンダー脱落が正式確定

2009年のカレンダー復活に向け精力的な活動を続けてきたカナダGPだったが、17日(月)ついにこれを断念したことを関係者が正式に明らかにした。
Canada GP (C)Ferrari S.p.A
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これは開催地モントリオール市のジェラール・トレンブレイ市長が明らかにしたもので、同氏は「われわれはカナダGP存続に向け、市民の理解のもと地元州政府や連邦政府にも援助を仰ぎ、長期間にわたり努力を続けてきたが、残念ながらこれを断念するの止むなきに至った。
これまで協力してくれたすべてのかたがたに感謝すると共に、われわれにこれだけの活力があることを証明できたことを誇りに思いたい」と、述べた。

同氏はまたさらに「存続に向けバーニー・エクレストン氏と深い話し合いを続けたが、彼らの要求する金銭レベルはわれわれが負担できる能力をはるかに超えるものだった」と、合意に至らなかった悔しさをにじませた。

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バルセロナテスト初日、佐藤琢磨トップタイム!(11/17)

佐藤 琢磨 (C)Scuderia Toro Rosso
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2009年シーズンを見据え、注目のバルセロナ合同テストが17日(月)当地でスタートした。
参加したのは唯一トヨタを除く全9チームで、シーズン終了後間もないということもありコクピットに収まる顔ぶれはテストドライバーや新たに起用された者などバラエティに富んだ。

そうした中、来季F1復帰に向けこれが重要なテストになるとみられる日本の佐藤琢磨がブリヂストンのスリックタイヤで初日堂々のトップタイムを記録してみせた。
周回数も多い上、2番手にも同じトロ・ロッソを駆るセバスチャン・ブエミが入るなど、今季躍進したマシンの好調さを裏付けた。

3番手には来季用コンポーネンツを投入した『RA108改』を駆ったホンダのブルツがつけ驚かせた。
一方、新人のセナとディ・グラッシは共に15-17番手とマシンに苦戦している。

マクラーレンではデ・ラ・ロサとパフェットが走ったが、このうちデ・ラ・ロサのマシンには「KERS」(運動エネルギー回収システム)が搭載されていたとみられる。

この日赤旗中断をもたらせたのは共にコース上でストップしたBMWザウバーのクビサとウィリアムズのニコ・ヒュルケンバーグ、そしてクラッシュしたルノーのギド・ヴァン・デル・ガルデによるものだった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 佐藤 琢磨 JPN Toro Rosso Ferrari 1'20.763 121
2 S.ブエミ AUS Toro Rosso Ferrari 1'21.071 117
3 A.ブルツ AUT Honda 1'21.198 77
4 P.デ・ラ・ロサ ESP McLaren Mercedes 1'21.417 65
5 L.バドエル ITA Ferrari 1'22.038 93
6 G.パフェット GBR McLaren Mercedes 1'22.235 47
7 R.クビサ POL BMW Sauber 1'22.341 56
8 S.ロウブ FRA RedBull Renault 1'22.503 82
9 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'22.560 80
10 C.クリエン AUT BMW Sauber 1'22.883 53
11 N.ヒュルケンバーグ GER Williams Toyota 1'23.467 116
12 V.リウッツィ ITA Force India Ferrari 1'23.794 86
13 A.スーティル GER Force India Ferrari 1'23.832 88
14 M.ジェネ ESP Ferrari 1'24.117 32
15 B.セナ BRA Honda 1'24.343 39
16 G-V.デル・ガルデ HOL Renault 1'24.908 27
17 L.ディ・グラッシ BRA Honda 1'25.512 48

   * 2008 TestTime : 1'18.339 F.マッサ/Ferrari F2008 (4/14)
   * ベストタイム及び周回数・マシン名等はすべて非公式です

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2008/11/17

F・インディア、今週のテストはフェラーリ・エンジンで

これまでスパイカーF1時代を含め2シーズンに渡って搭載してきたフェラーリ・エンジンとの訣別を発表したフォース・インディアだが、今週行われるバルセロナ合同テストには従来通りのマシンで参加することを明らかにした。
Force India『F8-VII』(C)Force India F1
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一つにはまだ契約がフェラーリとの供給契約が残っているということもあるが、実質メルセデス・エンジンに積み換えるには時間がないというのが現実のようだ。

したがって、今回のテストは周辺装置などの補助的なものに留まり、来季に向けての本格テストは次回以降に繰り延べられる見通しだ。

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バリチェッロ、今週のホンダ・テストに出番なし

来季もF1フィールドに残れるのか、その去就に注目が集まるホンダ・チームのルーベンス・バリチェッロだが、今週バルセロナで行われる合同テストでは、どうやら出番がないことがわかった。
Rubens Barrichello (C)Honda Racing
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同チームによれば、テストに用意される2台のマシンのうち1台には若手ドライバーを起用。
すでに告知されたようにブルーノ・セナ(24歳)&ルーカス・ディ・グラッシ(24歳)という、皮肉にも共にバリチェッロと同じブラジルの新人が起用される。
ルノー・チームのテストドライバーだったディ・グラッシはF1経験が豊富だが、セナのほうは実質F1初ドライブということになる。

またもう1台の開発マシンには、来季も残留が確実とみられるジェンソン・バトン(28歳:イギリス)、そしてテストドライバーのアレクサンドル・ブルツ(34歳:オーストリア)の二人が担当する予定ということだ。

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第2の琢磨誕生だ! マカオGP優勝の国本京佑に高まる期待

狭くミスの許されない市街地特設コースで争われる2008年のマカオGP・F3レースを制したのは、日本から遠征したトムスの新星・国本京佑(19歳)だった。
国本 京佑 (C)Macau Grand Prix
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日本人ドライバーがこのマカオで優勝したのは2001年の佐藤琢磨に続く史上2人目。
このマカオを得意とするトムスにとっては昨年に続く4回目のマカオ制覇ということになる。

ヨーロッパで揉まれ、国内にはないこうしたコースで強さを発揮した佐藤琢磨はこれまでの日本人にはないタイプのドライバーとして、実際F1にステップアップした後も素晴らしい活躍をみせたが、この国本京佑にも今後同じ期待が高まりそうだ。

レース後も国本は「レース中は走っていてとても楽しかったし、特にプレッシャーなどは感じなかった」と、冷静だったが、「チームの人が金網によじ登って喜びを表しているのを見て、やっと実感が湧いてきた」と、次第にその影響の大きさを感じ取ってきたようだ。
F3で世界一であることを証明した国本京佑、次に見据えるのはさらに上の舞台だ。

マカオGPレース結果こちら

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2008/11/16

S.ロウブ、シルバーストーンでシェイクダウン敢行

WRC(世界ラリー選手権)で5回目のチャンピオンに輝いたセバスチャン・ロウブ(34歳:フランス)が、シルバーストーン・サーキットでレッドブルF1のシェイクダウンを行った。
Sebastien Loeb/Redbull (C)Redbull Racing
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これは来週行われるバルセロナでの合同テストに備えるためのもので、いかにロウブが『本気』であるかを窺わせるもの。
ロウブは以前ルノーのF1マシンも体験しているが、次週のテストでは初めて他のF1ドライバーと同時に走行するため、事前に万全の準備を整えたものだ。

当日はあいにくシルバーストーンらしい雨絡みのコンディションとなったが、ロウブは「ウェットという難しいコンディションが体験できたのは却ってラッキーだった」と、前向きな姿勢を崩していない。

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M.シューマッハ、WSB(スーパーバイク世界選手権)参戦?

元F1チャンピオンで、現在はフェラーリ・チームのスーパーバイザーを務めるミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)が、かねて関心を示していた2輪レースに本格参戦することになるかも知れない。
Michael Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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これはイタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙が伝えたもので、それによればホンダのヨーロッパ・チームが体制を用意してWSB(スーパーバイク世界選手権)に来季フル参戦するというもの。

これまでもホンダのマシンで2輪レースにスポット参戦した経験を持つシューマッハのこと、本人次第ではスーパーバイクの最高峰というこのシリーズでの雄姿が見られることになるかも。

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元マルタ大統領、ICA(国際控訴審)裁判官に

FIA(国際自動車連盟)は今年改選されるICA(国際控訴審)のメンバー4人を発表したが、その一人として地中海に浮かぶマルタ共和国の元大統領であるギド・デ・マルコ氏(77歳)が選出されたことがわかった。
Ex.Professor Guido de Marco

ICAはFIA法典とFIA国際スポーツ法典の元で最終的な審判を下す裁判所で、裁判官は世界18か国から選ばれているが、そのうち毎年一部が必ず定期的に改選される。
ICA裁判官には法律とスポーツ双方に関する経験と高い見識を持っていることが要求されるが、元大統領がその任に就くというのは極めて異例のことだ。

なおこの裁判官はその性格からFIAやWMSC(世界モータースポーツ評議会)など他の委員との兼任は許されていない。

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2008/11/15

アロンソ、英『タイムズ』で今季ベスト・ドライバーに

イギリスの『タイムズ』紙が読者投票により実施した2008年のベスト・ドライバーに、ルノー・チームのフェルナンド・アロンソが堂々選出されたことがわかった。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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アロンソは史上最年少チャンピオンになったルイス・ハミルトンに大差を付けての1位。
今季アロンソはBMWザウバーのロバート・クビサと並び、2強4人と言われたマクラーレン&フェラーリ以外のドライバーであるにもかかわらず勝利を挙げ、ドライバーズ・ランキングでも4位・5位に食い込んでいる。

『タイムズ』の解説によれば、ハミルトンはチャンピオンにはなったものの安定性を欠いていたため評価が割れ2位に留まったとのこと。
3番手にはハミルトンとタイトルを争ったフェラーリのマッサ。
これにクビサとトロ・ロッソのベッテルが続き、共にフェラーリのライコネンを凌駕した。
残念ながら日本の中嶋一貴は低位に留まっている。

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中国GP(上海)、2010年限りで消滅も?

上海にF1サーキットを建設、中国GPを誘致した上海だが、当初契約が切れる2010年を前に早くもF1グランプリ開催を見直す動きが出ている。
2008中国GP スタンドは空席ばかり (C)McLaren Group
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これはフランスの『AFP通信』が伝えたもので、それによれば上海スポーツ協会の幹部は「赤字が続くグランプリ契約を延長することでわれわれとエクレストン双方にメリットがあるのかどうか、緊急に検証が成されなければならない」と、F1開催継続に懐疑的な姿勢をみせているという。

上海サーキットは中国初の本格サーキットとして2003年に2億4千万ドル(約240億円)を掛けて建設されたが依然として観客の入りは悪く、決勝当日はかなりの招待チケットによりスタンドを埋めているのが実情と報じられている。

折りからの世界金融不安は好調を続けてきた中国の経済をも襲いつつあり、先行きは不透明になってきたようだ。

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カナダGP、復活に向け最終段階に

FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)との折り合いが付かず2009年F1カレンダーから脱落したカナダGPだが、モントリオールが位置する地元ケベック州の担当者は「ここ1週間程度で最終結論が出される」との見通しを明らかにしている。
Canada GP (C)Ferrari S.p.A
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それによればケベック州政府、カナダ連邦政府合わせて推定1千万ドル(約10億円)を開催のための資金援助として呈示、さらにモントリオールのホテル協会も室料を引き下げるなど協力する姿勢をみせていて、あとはバーニー・エクレストン氏の判断次第と言われる。

開催できない場合の地元経済損失は7,500万ドル(約75億円)にも達すると言われるが、政府は「投入されるのは市民の貴重な税金であって、F1のため際限なく使えるものではない」と、これが最終条件であることを強調している。

アメリカGPも脱落したいま、カナダGPが復活しなければ北米からF1は消えてしまうことになる。

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2008/11/14

フェラーリ、2009年規則対応車『F2008K』走らせる

イタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙が報じるところによれば、フェラーリ・チームは早くも2009年用レギュレーションに対応させたテスト車『F2008K』を走らせたということだ。
Ferrari World Final (C)Ferrari S.p.A
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ステアリングを握ったのはテストドライバーのルカ・バドエルで、場所はプライベート・コースであるフィオラノ・サーキット。
ただしもちろんテストは非公開で行われている。

『F2008K』の『K』は、新規に導入された「KERS」(運動エネルギー回収システム)の頭文字ということだが、同システムの開発はまだ緒についたばかりとみられる。

同チームの本格テストは、来週行われるバルセロナ・サーキットでの合同テストからということになる。

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バリチェッロ、ホンダ残留に『背水の陣』

ブルーノ・セナやルーカス・ディ・グラッシら若手ドライバーのテスト起用で、その立場が脅かされそうなホンダ・チームのルーベンス・バリチェッロだが、当人は「F1残留できなければ引退する」と、退路を断って臨む強い姿勢をみせている。
Honda Team Duo (C)Honda Racing
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「いろいろメディアは書き立てているけれど、インディカーへの転向などまったく考えていないよ。
僕はF1ただ一本に絞って考えていて、もしホンダでの残留が叶わなければ、もう引退するしかないだろう。
彼らがテストで僕を凌ぐパフォーマンスをみせれば彼らが起用されるだろうし、そうでなければ僕が残るということさ」

レギュレーションの大幅変更で来季はマシン開発が重要な要素になることから、チームメイトであるバトンからはすでにベテラン・バリチェッロにラブコールが送られている。

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シンガポールGPの舞台、2008年最優秀賞に

今年初開催されたシンガポールGPが、2008年最高のモータースポーツ施設であるとして『モータースポーツ・ファシリティー・オブ・ザ・イヤー』を受賞することが決まった。
2008 Singapore GP (C)Redbull Racing
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マリーナベイ地区に設けられた市街地特設コースを舞台に行われたシンガポールGPは、さらにF1史上初のナイトレースとしても行われたことで世界中の注目を集めた。
幸いトラブルなどもなく、ドライバーからも十分な光量があるとの評判を得、第一回は成功裡に終わった。
シンガポールGPは同じく今年初開催となったヨーロッパGP(バレンシア)、ケルンにあるトヨタGmbHの新しいファクトリーなどを破って選出されたもの。

また今シーズン最高のチーム代表を選ぶ『チームプリンシパル・オブ・ザ・イヤー』には躍進著しい『スクーデリア・トロ・ロッソ』のフランツ・トスト代表が選ばれている。

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2008/11/13

FIA首脳、「来季のF1エアロ、面白くないかも」

F1は来季再び大きなレギュレーションが変更されるが、とりわけ見た目も大きく変わるエアロダイナミックスについて、FIA(国際自動車連盟)の技術コンサルタントを務めるトニー・パーネル氏は「この変更によりコンペティティブなレースを期待するのは難しい」との見方を示した。
Image (C)Ferrari S.p.A
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「2009年のF1マシンが大きくルックスを変えることは間違いない。
2009年F1マシンのダウンフォースは、おそらく今年のレベルの70か80%というところではないか。
しかしこのエアロダイナミックスの変更により、レースが接近戦となってより面白いものになるかどうかは疑問だ。
変更が適切なものかは実際にやってみなければわからないが、オーバーテイクがないなど不都合があるのであればさらにそれを修正して解決策を見出す、というのがわれわれの仕事。
とにかくフォーミュラカーの空力というのは難しいんだよ」

言うまでもなく、パーネル氏はジャガー・チームやレッドブル・レーシングで経験を積んだ大ベテランだ。

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バトン、「来季のホンダは表彰台不可欠」

まだ来シーズンのドライバー・ラインナップを発表していないホンダ・チームだが、残留が確定的と言われるジェンソン・バトン(28歳:イギリス)は「来季のホンダは表彰台が不可欠」と、語っている。
Jenson Button (C)Honda Racing
拡大します
「ホンダのエンジニアは僕に悪夢は今年限りで終わると約束してくれたよ。
2009年は表彰台争いを演じるチームになることもね。
でも僕自身はもっとこれをポジティブに捉えているんだ。
表彰台は不可欠、ただここに上がるだけでなく、必ずその一番高い所に上がるんだって、ね。
今はもう早く来季マシンでテストをやりたくてしかたないよ」

サッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムでこう語るバトンの様子からは、来季のポジションに何の心配も持っていないことが窺われる。

2000年にまだ二十歳の若さでウィリアムズからF1デビュー。
2003年からBARに乗るバトンにとって来季はもうホンダ7シーズン目ということになる。

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フォース・インディア、来季ドライバーは白紙

オーナーであるヴィジャイ・マルヤ氏、また新たにテクニカル・パートナーとなったマクラーレン・メルセデス側の否定にもかかわらず、フォース・インディアの来季ドライバーは結局白紙ということになったようだ。
Vijay Mallya (C)Force India F1
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今回の提携発表で、マルヤ氏は「マクラーレン・メルセデス側からドライバーについての圧力はないし、来季もわれわれチームのドライバー・ラインナップに変化はないだろう」との見通しを明らかにした。

しかしながらメディアのとらえ方は真逆なもので、ジャンカルロ・フィジケーラ、エイドリアン・スーティル共に来季についてシートを失う可能性をすでに通知されたとの見方が大勢となっている。

もし噂されるようにペドロ・デ・ラ・ロサやポール・ディ・レスタらがフォース・インディアの来季ドライバーに起用された場合、『マクラーレン・メルセデスのジュニア・チーム』との指摘も否定できなくなりそうだ。

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2008/11/12

琢磨参加のトロ・ロッソ・テスト、最優先はブエミ?

日本期待の佐藤琢磨は来季のF1復帰に向け、来週トロ・ロッソのテストに再度参加することが決まっているが、同チームから発表された詳細によればどうやら最優先はライバルであるセバスチャン・ブエミ(19歳:スイス)に向いているようだ。
S.Buemi & F.Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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それによればテストに提供されるマシンは2台。
このうちの1台は佐藤琢磨と現ドライバーであるセバスチャン・ボーデがシェア。
具体的には佐藤が1日目の17日(月)と2日目18日(火)の午前セッションまでの1日半を担当。
18日午後と19日(水)はボーデが同じく1日半を担当する予定。

一方、もう1台のマシンは3日間共に新人のブエミが走らせるということで、もしこれが実際に来季ドライバー選定のためのオーディションであるとするならば、天候や路面コンディションのリスクから考えてブエミ優先の姿勢という感は否めないようだ。

なお同チームでは他にもブルーノ・セナやルーベンス・バリチェッロらの名前が来季ドライバーの候補として挙げられている。
(同日、ホンダでテストに参加予定)

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S.ロウブ、F1マシンに続きルマン・カーもテストへ

日本ラリーで5季連続となるWRC(世界ラリー選手権)チャンピオンを決めたセバスチャン・ロウブ(34歳:フランス)が、レッドブル・レーシングのF1テストに続き今度はルマン・カーのテストにも参加することがわかった。
Sebastien Loeb/Renault (C)Renault F1 UK
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ロウブがドライブするのはプジョー・チームがルマン24時間レースで走らせた最新鋭の『908 HD1 FAP』。
テストの期日は11月27日(木)場所はフランスのポールリカール・サーキットということだ。

これが実現したのはシトロエンとプジョーともに共通するスポンサー『トータル』のアレンジと言われる。
トータルはフランスの大手石油会社で、かつてF1ではプロスト・チームを支援したことでも知られる。

なおロウブは2005-2006年にルマン24時間レースに参戦するなどしていて、スポーツカーのドライブ経験は豊富だ。

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ハッキネン、今度は『マネージャー業』

1998-99年と二度のF1チャンピオンである元マクラーレンのミカ・ハッキネンが、今度はマネージャー業に「転職」することが明らかとなった。
Mika Hakkinen (C)Mercedes Motorsport
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それによればハッキネンは自身のマネージャーでもあったディディエ・コトン氏が役員を務めるアセズ・マネージメント・グループに所属、ドライバーのマネージャー業に取り組むというもの。

ハッキネンは「これは僕にとってまったく新しい分野のプロジェクト。
僕自身のドライバーとしての経験から、マネージメントがいかに重要なものかは良く理解している。
僕はその経験を活かしながら、若いドライバーをいかに育成していくか、そのチャレンジングな仕事に今からわくわくしているよ」と、意欲をみせている。

2001年限りで通算11年間戦ったF1から引退したハッキネン、その後2007年まではDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦するなどしていたが、現在は一線から身を引いている。
なおハッキネン自身のマネージメントは、現ウィリアムズのニコ・ロズベルグの父親であるケケ・ロズベルグ氏が行っていた。

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2008/11/11

佐藤琢磨に強敵! モントーヤがライバル?

来季『スクーデリア・トロ・ロッソ』での復活を目標に、来週再び同チームのテストに参加する佐藤琢磨だが、ここに来て強敵の登場が噂になっている。
Juan Montoya/NASCAR (C)Chip Ganassi Racing
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これは、同チームのフランツ・トスト代表がドイツ『アウトモーター・ウント・スポルト』誌に語ったというで、同氏は元ウィリアムズやマクラーレンで活躍したファン・モントーヤ(33歳:コロンビア)にF1復活の可能性を調査したことを認めているというもの。

しかしながら現実には本人にその意志がないということで、これが直ちに実現することは難しそうだ。

またこれについて聞かれた同チームのゲルハルト・ベルガー/共同オーナーも「モントーヤには素晴らしい才能があると思うが、現実には彼にも、またわれわれのクルマにも少々自信に欠けるところがある」と、語っている。

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FOTA、エンジンコスト削減で統一化に抵抗

F1各チームで構成するFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、かねてFIA(国際自動車連盟)が主導するF1エンジンの統一化に難色を示しているが、これに対抗する新たな『エンジンコスト削減案』を示している。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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FOTAの代表に就いたルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)によれば、「われわれは現在2千万ユーロ(約25億円)以上と目されるF1エンジンの費用を、2011年までに1,500万ユーロ以上削減し、わずか5百万ユーロ(6億2千万円)に留めることで合意した。
これにより、モズレー(FIA会長)が杞憂するF1コスト削減は十分に図られる」とのことで、独自案の実現に強い自信をみせている。

さらに同氏は「なんで他所のメーカーが作ったエンジンを搭載して、フェラーリだとトヨタだのと、関わっていないコンストラクターのラベルを貼ることができるのか」と、あらためて統一エンジン案に不快感を顕わにしている。

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マクラーレン首脳、「F・インディアの運営に関与しない」

メルセデス・エンジンの搭載だけでなく、シャシー面でも多くのサポートがマクラーレン・チームから与えられることになったフォース・インディアだが、マクラーレンは運営面にまで関与することはないとしている。

これはマクラーレンF1のマーティン・ウィットマーシュCEOが英誌の取材に答えたもの。

その中で同氏は「今回の契約についてわれわれは完全な信頼関係にあって、その協力内容に限界というものはない。
だからすべてのプログラムについて話し合いはするし、アドバイスを求められればドライバーについて推薦することはあるだろう。
しかしわれわれがフォース・インディアの運営内容についてまで関与することはないし、ドライバーを押しつけることなどあり得ないことだ。
これは乗っ取りではないのだから。
彼らが正しい方向に進むなら、おそらく近い将来にわれわれのライバルとして脅威なる存在になることだろう」と、語っている。

Paul di Resta (C)Mercedes Motorsport
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噂では、メルセデス・モータースポーツの秘蔵っ子として知られ現在DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)参戦中のポール・ディ・レスタ(22歳:イギリス)や、マクラーレン・チームのテストドライバーであるベテラン・ペドロ・デ・ラ・ロサ(37歳:スペイン)らの名前が挙げられているもの。

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F・インディア&マクラーレン・メルセデス提携正式発表

『フォース・インディア』チームは噂通りマクラーレン・メルセデスとのテクニカル・パートナーシップ提携を正式発表した。
契約は2009年から複数年とされている。
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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これにより、フォース・インディアの2009年マシン『VJM02』(仮称)にはこれまでのフェラーリに代わりメルセデス・エンジンが搭載され、またその他多くの部門でマクラーレン・チームのギヤボックスやKERSなどノーハウが投入されることになる。

名実共に同チームの代表となったヴィジャイ・マルヤ氏は「マクラーレンそしてメルセデス・ベンツのようなモータースポーツに確固たる歴史と地位を持つブランドと提携できることはわれわれにとって大きな喜びだ。
この提携は設立まだ1年という若いチームにとって、大きな飛躍の基礎となることだろう」とコメント。

またさらに同氏は「この契約のスタートから尽力してくれたバーニー・エクレストン氏とマックス・モズレー会長に感謝したい」とも語っていて、今回の契約が上層部の意向でもあったことを窺わせた。

フォース・インディアは今季結局ノーポイントでコンストラクターズ・ランキング最下位の10位に終わっている。

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2008/11/10

今年もトヨタとフェラーリはバーレーンでテストへ

バーレーンの『ガルフ・デイリーニュース』が報じたところによれば、今年のオフもトヨタとフェラーリ両チームがバーレーン・サーキットでのテストを予定しているということだ。
Ferrari Bahrain Test (C)Ferrari S.p.A
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それによれば昨年同様、2月にトヨタとフェラーリによる6日間のテストがすでに確定している他、今年12月にもトヨタが同じく6日間に渡るテストを行うことになったというもの。

同サーキットのマーティン・ウィテカー/ゼネラル・マネージャーは「現在はまだトヨタ1チームだけだが、今後さらなる他チームの参加を期待している。
成否はそれぞれのチームの開発プログラムに掛かってくることだろう」と、話している。

冬のテストはヨーロッパの中では温暖なスペインに集中しているが、中東のバーレーンならさらに気温は高く天候も晴れが多い。
ただ、チーム本拠地からはより遠隔となるため経費が増大することと、何かトラブルが起きた時の迅速な対応に難があるとされている。

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エクレストン氏、英BBCで人種差別問題に言及

2008年シーズン、ルイス・ハミルトンによる史上最年少チャンピオンの登場は、同時にこのスポーツで初めての黒人系ドライバーによるタイトル獲得ともなった。
Lewis & Anthony Hamilton (C)McLaren Group
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しかしもともと欧州貴族から発祥したとされるモーターレーシングは、人種的に極めて排他的な歴史を続けてきて、実際に日本人ドライバー(メーカーも)もかつて幾多の辛酸をなめた経緯がある。
ハミルトンも決してその例外ではなく、とりわけアロンソとの確執からスペイン国内で明らかに人種差別と思われるような事件が世界に報じられたことがある。

バーニー・エクレストン氏はこれについて英『BBC』で「私はルイスの父親であるアンソニーともしばしば話をするが、彼とはとても仲の良い友人で何のわだかまりもない。
さらに彼を通じて多くの黒人とも知り合ったが、彼らからは私がF1でハミルトンが成功するよう尽力したと感謝すらされているよ」と、強調した。

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BMWザウバー、来年1月20日に2009年新型車発表へ

『BMWザウバーF1』チームが、早々と2009年マシンの発表スケジュールを明らかにした。
BMW F1.08 (C)BMW Motorsports
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それによれば新型車『F1.09』(仮称)は、1月20日(火)にスペインのバレンシア・サーキットで発表。
その後直ちに実車テストに入り、開幕戦であるオーストラリアGP(3月29日決勝)に備えるというもの。

今季BMWザウバーは念願の初優勝を遂げるなど著しい戦闘力の向上をみせたが、シーズン終盤は少々失速、早くも大きくレギュレーションが変更される2009年マシンの開発にシフトしていたとみられている。
同チームの2009年の目標は、実質『タイトル争いに加わること』だ。

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2008/11/09

ブルーノ・セナ、「テストの結果で進路決める」

かねてトロ・ロッソのドライバー候補にも上がっていたブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)に、ホンダ・チームから正式にテストのオファーが掛かって注目されているが、本人は「進路はテストの結果で決める」と、来季のF1ステップアップに意欲をみせている。
Bruno Senna (C)Scuderia Toro Rosso
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「来年のことはまだ何も決まっていないけど、F1で走っている可能性は高いと思っているよ。
ただ、すべてはこれからのテストの結果に懸かっているし、それ以外にもいろいろな要素が絡むから今の段階では何とも言えないな」と、慎重なセナ。

衆知のように故アイルトン・セナの名前を継ぐブルーノには、(スポンサー獲得などで)実力以上に付加価値があるとみられている。

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バレンティーノ・ロッシ、再び跳ね馬のコクピットに

今季ヤマハのGPマシンを駆って9勝を挙げ、ロードレース世界選手権(モトGP)で通算8度目となるチャンピオンを獲得したイタリアのバレンティーノ・ロッシが、今月再びフェラーリF1のテスト走行を行うことがわかった。
Valentino Rossi (C)Ferrari S.p.A
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これは『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙が報じたもので、11月20日(木)・21日(金)の2日間、場所はイタリアのムジェロ・サーキットが予定されているという。
ロッシのマシンはフェラーリの親会社であるフィアットがメインスポンサーとなっていて、今回はその関係からのご褒美であるようだ。

ロッシは過去にも数回フェラーリF1を走らせたことがあり、その巧みな4輪ドライビングにはすでに定評がある。

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M.ガスコイン氏もフォース・インディアを去る

フォース・インディアによる発表で、これまでヴィジャイ・マルヤ氏と共にチームの共同オーナーとしての立場だったコリン・コルズ氏がチームを去り、マルヤ氏が名実共にチームのオーナー兼代表として運営していくことになったことがわかった。
Mike Gascoyne (C)Ex.Spyker F1
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同チームではさらにチーフ・テクニカル・オフィサーとして技術部門で指揮を執っていたマイク・ガスコイン氏もチームを離脱、陣営は大きな変革に差し掛かる見通しだ。

しかしフォース・インディアは今季結局ノーポイント。
スーパー・アグリが撤退したことでかろうじてコンストラクターズで10位以内となっているものの、折りからの世界的金融不安から実業家としてもマルヤ氏の資産も大きく目減りしたと伝えられていて、今後の窮状が察せられる。

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2008/11/08

フォース・インディア、フェラーリとの訣別を発表

前身のスパイカーF1時代を含め、2シーズンに渡ってフェラーリ・エンジンを搭載してきたフォース・インディアだが、今季限りで訣別することが明らかにされた。
Force India『F8-VII』(C)Force India F1
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これは、同チームのスポークスマンが7日(金)発表したもの。
「フォース・インディアとフェラーリとは、2007年に署名されたエンジン供給に関する協定について、今シーズン一杯でこれを終了させることで合意した。
これまでわれわれに提供された高度の技術的サポートに感謝する」

伝えられるところではフェラーリとの契約は本来2009年までの3年間だったということだ。
同じくフェラーリのカスタマーエンジンを搭載するトロ・ロッソがルノー・エンジンのレッドブル・レーシングを凌ぐ活躍を今季みせたものの、フォース・インディアにとってネックはその高価な使用料であったようだ。
声明では2009年のエンジンについて何ら言及がなかったが、すでにマクラーレン・メルセデスとの多岐に渡る協定がほとんどまとまっているものと理解されている。

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バトン(ホンダ)はバリチェッロ残留を希望

まだ来シーズンのドライバー・ラインナップを発表していないホンダ・チームでは、今月行われるバルセロナ合同テストにブルーノ・セナに続きルーカス・ディ・グラッシ(現ルノー)の起用を明らかにするなど動きをみせているが、来季も残留が確実とみられるジェンソン・バトンは、「チームメイトにはバリチェッロ残留が望ましい」と、語っている。
Honda Team Duo (C)Honda Racing
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「フライ(ホンダ・チームCEO)が言うように、チームに新しい血を入れるというのも有効なことだけど、知っているように来シーズンはエアロダイナミックスを始め「KERS」(運動エネルギー回収システム)の導入など、マシンの面で大きな変化があるんだ。
そういう時期のドライバーには、当然豊富な経験があったほうがいい。
マシンを学んでいる段階のドライバーでは、ベテランのように多くのフィードバックを得られることはできないからね。
そういう訳で僕はバリチェッロに残ってもらったほうがいいと考えるけれど、でもそれを決めるのは残念ながら僕じゃない」

バトン&バリチェッロのコンビは今年で3シーズン目。
バトンは2006年ハンガリーの1位、バリチェッロは2008年イギリスの3位が最高位となっている。

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佐藤琢磨、今月再びトロ・ロッソのテストへ

『スクーデリア・トロ・ロッソ』は、今月行われる予定のF1合同テストに、再び前スーパー・アグリの佐藤琢磨(31歳)を起用する方針を明らかにした。
佐藤 琢磨 (C)Scuderia Toro Rosso
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テストは11月17日(月)から19日(水)までの3日間に渡りスペインのバルセロナにあるカタロニア・サーキットを舞台に行われるが、予定では佐藤はこのうちの17日・18日の2日間に参加するという。

なお佐藤は9月にも同じスペインのヘレス・サーキットで行われた合同テストでトロ・ロッソのマシンをドライブしている。

今シーズン、ベッテル&ボーデのコンビで本家のレッドブル・レーシングを凌ぐ好パフォーマンスを演じたトロ・ロッソだが、来季についてはその運営や体制についてまだ不確実な部分も多く、ドライバー・ラインナップもまだ公表されていない。

候補として挙げられているのは上記佐藤琢磨の他、セバスチャン・ボーデ、セバスチャン・ブエミ、ブルーノ・セナ、そしてルーベンス・バリチェッロら多岐に渡っている。

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2008/11/07

ルーカス・ディ・グラッシが、HondaのF1テストに初参加

Honda_f1_logo
 Honda Racing F1 Teamは、2008年GP2シリーズでタイトル争いを展開したルーカス・ディ・グラッシが、今月下旬、バルセロナで行われるウィンターテストに参加することを発表した。テストは、11月17日(月)から19日(水)まで行われる予定。

 ルーカスは、3日間のテストで、まずF1やそのシステムに慣れることからスタートし、その後2008年シーズンに参戦したマシンRA108をドライブ、終日テストを行う。

 24歳のルーカスは、GP2で3シーズンを経験し、2007年シーズンは2位、2008年シーズンは、開幕3戦不参加にもかかわらず3位で終えている。また、2004年以来、Renault F1 Teamのドライバー・ディベロップメント・プログラムに参加、2008年シーズンはRenault F1 Teamでサードドライバーとしても経験を積んでいる。

■ロス・ブロウン チームプリンシパル「我々は、ルーカスが今月下旬のチームのテストに参加することを喜んでいる。今回のテストは、彼が今シーズンGP2や、ルノーのテストで見せた印象的なパフォーマンスが、彼の実力であることを証明する良い機会である。ルーカスが我々のマシンをドライブするのを楽しみにしているし、彼がどの様な走りを見せるかに大変興味を持っている。」

■ルーカス・ディ・グラッシ「バルセロナでのテストに参加する機会を与えらえたことに大変興奮しているし、Hondaに自分の実力を証明したいと思っている。また、僕の今後のキャリアを考え、今回のテスト参加を認めてくれたRenault F1 Teamにもありがとうと言いたい。この2週間は僕のキャリアにとって非常に大事なものとなると思う。Hondaのファクトリーで多くの時間を過ごし、テストに向けエンジニアと話したり、できる限り多くのことを学ぶつもりだ。」

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フェラーリ総帥、再びポイント・システムに異議

ブラジルGPでの劇的な最終ラップの攻防により2008年のシリーズ・チャンピオンはマクラーレン・チームのルイス・ハミルトンの頭上に輝いたが、こうした現在のポイント・システムについてフィアット/フェラーリ・グループの総帥ルカ・モンテツェモロ社長が再び異議を唱えている。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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現在1位(10点)と2位(8点)との間にはわずか2点の差しかないが、このシステムではレースに優勝するという価値が著しく損なわれているというもの。
F1のポイント・システムは数多くの変遷を経ているが、現行の8位まで入賞以前の6位までの時期(1991-2002)は1位(10点)、2位(6点)で4点もの差があった。
(それ以前は1位9点、2位6点)

今シーズン、マッサの6勝に対しハミルトンは5勝で、モンテツェモロ社長は「より多くの勝利を上げたドライバーのほうがチャンピオンにふさわしいのが当然。
現行のポイントではレースの魅力を著しく阻害する」と、イタリアの『ラ・スタンパ』紙で述べている。

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インドGP開催、やはり2011年以降に延期へ

かねてF1グランプリの新規開催を目論んでいるアジアの新興大国インドだが、先にバーニー・エクレストン氏が示唆したように、やはり2010年の開催は断念を余儀なくされる模様だ。
India Image
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主催者となるIOA(インドオリンピック委員会)のスレシュ・カルマディ会長はこれまでずっとメディアに対し2010年の開催を強く主張したきたが、今回初めてそれが困難であることを自ら認めたもの。

開催場所は首都ニューデリー郊外に新たに建設されるサーキットが予定されていてすでにF1設計に実績を持つヘルマン・ティルケ氏が視察を行っているとされるものの、実際の建設計画はかなり遅れていると言われている。

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2009年日本GP(鈴鹿)はすべて指定席券に

鈴鹿サーキットを運営する(株)モビリティランドは、2009年のF1日本GP開催要項を発表した。
2005 Japanese GP Stand (C)Renault F1 UK
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総額200億円ともいわれる巨費を掛けて施設改修を行っている鈴鹿サーキットは、ドライバーからの評価が高い難しいコースの魅力はそのままに安全性を向上、さらにピットやパドック、そしてグランドスタンドなどを一新した最新のものになる。

注目すべきは、最大15万人以上ともいわれる決勝レース日のチケットを、すべて指定席券にするというもの。
目的は場所取りによる混乱や事故を防止するためのものだが、これにより観戦料金が上昇するのを防ぐため、最も安い観戦券は2006年以前の自由席券レベルに留めるという。
(11,000円)

また1コーナー(東側)とスプーン(西側)にも新たに入場ゲートを設ける他、指定席以外に自由に観戦できるフリースポットも8か所程度設け、観戦の自由度を増す計画ということだ。
さらにレース翌日の月曜日には一部コースをファンに解放するなど、魅力的なプランが多く用意される。

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2008/11/06

残留決定のピケ(ルノー)、「最高にうれしい!」

大方の予想に反し、2009年シーズンもルノー・チーム残留を決めたネルソン・アンジェロ・ピケ(23歳:ブラジル)は、「最高にうれしい」とその喜びを表した。
A.Piquet & L.di Grassi (C)Renault F1 UK
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「今日このルノー残留というチームの決定を聞いて、明らかに僕はとても喜んでいるよ。
今年、確かに僕は厳しいスタートを持ったけれども、新人のシーズンとして多くのことを学びそして進歩できたと思っている。
もう1年僕を走らせてくれるならば、今年の経験を活かしてさらにチームに貢献できると確信しているんだ。
もうこれからは周囲の雑音に煩わされることなく、素晴らしい2009年のためにチームと共に懸命に働くことを約束するよ」

日本GPの段階では、「例えここで優勝したとしても僕の来年のポジションは変わらない」と、残留に悲観的な見通しを示していたピケ・ジュニア、最後に大逆転でルーカス・ディ・グラッシ(24歳:ブラジル)との交代を阻止したことになる。

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2009年F1カレンダー、再び変更に

5日(水)FIA(国際自動車連盟)はパリでWMSC(世界モータースポーツ評議会)を開催、2009年シーズンのF1カレンダーを再び変更した。

開幕のオーストラリアGP(3/29)に変更はないが、第16戦だった中国GPが4月に第3戦として組み入れられ、バーレーンGPが繰り下げられた一方で、最終戦のアブダビGPはこれまでの11月15日から11月1日へと変更、結果的にシーズンが2週間短縮されることとなった。
これに伴い10月11日の予定だった日本GP(鈴鹿サーキット)も10月4日へと繰り上げられる。
フランスGPはすでに伝えられた通り経済的な理由からキャンセルされて全17戦で行われる。

WMSCはまた今シーズンまで2レース使用することになっていたエンジンについて、2009年は3レースに拡大することも確認している。

【2009年F1カレンダー】(11/5)

No. 日程 グランプリ
1 03月29日 オーストラリアGP
2 04月05日 マレーシアGP
3 04月19日 中国GP
4 04月26日 バーレーンGP
5 05月10日 スペインGP
6 05月24日 モナコGP
7 06月07日 トルコGP
8 06月21日 イギリスGP
9 07月12日 ドイツGP
10 07月26日 ハンガリーGP
11 08月23日 ヨーロッパGP
12 08月30日 ベルギーGP
13 09月13日 イタリアGP
14 09月27日 シンガポールGP
15 10月04日 日本GP
16 10月18日 ブラジルGP
17 11月01日 アブダビGP

*ヨーロッパGPはバレンシア(スペイン)

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ルノー・チームは来季もアロンソ&ピケ体制で

5日(水)発表されたルノー・チームの来季ドライバー・ラインナップは、フェルナンド・アロンソ&ネルソン・アンジェロ・ピケの残留という、事前のフラビオ・ブリアトーレ代表が示唆した通り周囲を驚かすものではなかった。
Renault Duo (C)Renault F1 UK
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同代表は「これはチームにとって若さと経験を組み合わせた最高の、そして最もエキサイティングな組み合わせだ。
共に2年連続して在籍するというのはチームの信頼と連続性を確保する意味でとても大きい。
来シーズン、アロンソはルノー・チームを再びトップレベルにまで引き上げることだろう」と、紹介した。

非力と言われながらもアロンソは今年シンガポール、日本と連続勝利。
最終戦のブラジルでも2位表彰台に上がるなど素晴らしい牽引力を示した。
アロンソはこれが同チームで6シーズン目、ピケは2シーズン目の在籍ということになる。

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2008/11/05

ブラジルGP、ヨーロッパ各国で記録的高視聴率

劇的な幕切れを迎えた2008年シーズン最終戦ブラジルGPのテレビ視聴率が、ヨーロッパ各国で記録的に高い数字をマークしたことがわかった。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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まずハミルトンの地元イギリスの『ITV』では、レース終盤の瞬間最高視聴率が42%にも達したとのことで、これは同局がF1中継を行なったこの12年間の中で最高のものという。

続いてドイツでは『RTL』が中継、こちらの最高は31.5%とのこと。
またフランスの『TF1』では、レース終盤の視聴率が25%を記録、この時点で800万人もの国民がテレビ画面を注視したことになるとのこと。
平均視聴率は約16%とのことだが、それでもこれは今季18戦の中で最高のものという。

日本ではまだ正式な視聴率が公表されていないものの、放映時間が深夜になったためか関係者によればわずか3.2%程度だったと伝えられている。
ちなみに今年の日本GPの数字は6.6%というものだった。

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ブリアトーレ氏、「F1とテレビのために最高の結末」

ルノー・チームのフラビオ・ブリアトーレ代表は、今回の劇的なシーズンの幕切れについて「F1と、テレビのために最高の結末になった」と、評価している。
F.Briatore & Wife (C)Renault F1 UK
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「ハミルトンはチャンピオンになるにふさわしいドライバーだと思うよ。
私は素直に彼に対しておめでとうと言いたいね。
今シーズンは問題となった様々なペナルティなどがあったが、結果的にそれでも彼はきちんとポイントを挙げてみせたんだ。
それにしてもシーズンを締め括る結末が、最終ラップのあとわずか二つというコーナーで決まるなんてまさに最高のフィナーレじゃないか。
これがこのスポーツと、そして世界に放映されたテレビにとって、素晴らしい結末になったことは間違いないと思うよ」

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グロック(トヨタ)、「人生で最もタフなラップだった」

ブラジルGP終盤、ドライタイヤでコースに留まることを選択、4位にそのポジションを上げながらも最終周に6位までドロップダウン、結果的に今季の世界タイトルを左右するという重要なシーンを演じることとなったトヨタ・チームのティモ・グロックは、その時のことを「人生で最もタフなラップだった」と、振り返った。
Image (C)Panasonic Toyota Racing
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「僕が何らかの意志を持ってあの周回を走ったのでは、なんて言う人がいるけれどトンでもない。
僕は自分自身とトヨタのために精一杯のドライビングをしたのであって、マッサを勝たせようとかハミルトンを有利にしようとか考えたこともない。
だいいち、あの時僕がチームから無線で聞かされていたのはすぐ背後にいたベッテル(トロ・ロッソ)とのギャップだけで、ハミルトンがどこにいるのかも知らされていなかったんだもの。
立て続けに3台は抜かれたと思うけれど、結果を知ったのはレース後のことだし。
とにかくあのラップは僕のレーシング人生において最もタフなものだったよ」

トヨタ・チームのエンジニアによれば、最終ラップに同じくドライタイヤで走行したチームメイトのトゥルーリよりもグロックのほうが速かったということだ。

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フェラーリ総帥もハミルトンの健闘を称える

ブラジルGP最後の最後でもう一つのチャンピオンシップ・タイトルを逃がしたフェラーリ・チームだが、フィアット/フェラーリ・グループの総帥ルカ・モンテツェモロ社長は次のようにルイス・ハミルトン(マクラーレン)の健闘を称えた。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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「われわれも最後までベストを尽くしたが、ハミルトンはライバルとしてこの上なく強いドライバーだった。
今シーズンを通じて彼がみせた健闘は、十分チャンピオンに値するものだ。
来年、彼のマシンに栄光のカーナンバー1が付けられるのは当然のこと。
一方マッサにとっては非常に残念な結果になったが、その分成長した新しいマッサが来シーズンその力を発揮してくれるものと確信している。
フェラーリはこの10年間で8回ものタイトルを獲得したのだから、何も恥じることはない」

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2008/11/04

WRC王者ロウブ、レッドブルF1のテスト参加へ

この週末行われた日本ラリーで5季連続となるWRC(世界ラリー選手権)チャンピオンを決めたばかりのセバスチャン・ロウブ(34歳:フランス)が、今月行われる予定のレッドブル・レーシングのテストに参加することがわかった。
Sebastien Loeb/Renault (C)Renault F1 UK
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ロウブ自身はこれまでもポールリカールでルノーF1を走らせたことがある上に、2005-2006年にはルマン24時間レースにも出場するなどレーシングカー・ドライブの豊富な経験を持つが、今回はかなり本格的な意気込みのようだ。
伝えられるところでは、バルセロナでのテストに備え、まずシルバーストーンで予備テストを行ってマシンの習熟に努めるということだ。

ロウブは「5回目のタイトルを獲得して、一番うれしかったプレゼントがこのレッドブルからのテスト参加申し出だった。
F1カー自体は去年も走らせた経験があるけれど、今年の状況はそれとは異なるものと理解している。
今回は正レースドライバーたちによる正規のF1テストの中で実際に自分がどの位置にあるのかを確認したい。
決して『愚か者』にはならないつもりだよ」と、自信をみせている。

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ルノーは5日(水)に来季ドライバー発表へ

元王者フェルナンド・アロンソの去就と共に注目されるルノー・チームのドライバー・ラインナップについて、同チームのフラビオ・ブリアトーレ代表は今週の5日(水)に発表しする方針であることを英『ロイター』で明らかにした。
Renault Trio (C)Renault F1 UK
拡大します
これまでの状況からアロンソの残留は確定的とみられるが、同時に同氏は「ファンが驚愕するようなものではない」とも語っていて、これまでの噂とは異なりネルソン・アンジェロ・ピケも残留ということになるのかも知れない。

もし交代の場合には、後任には現テストドライバーであるルーカス・ディ・グラッシ(24歳:ブラジル)の昇格が有力とみられている。

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ホンダ、ブルーノ・セナをテストに起用へ

honda_f1_logoHonda Racing F1 Teamは、2008年GP2シリーズでタイトル争いを展開したブルーノ・セナが、今月末、バルセロナで行われるウィンターテストに参加することを発表した。
今回、ブルーノ自身初のF1でのテストとなる。
テストは、11月17日(月)から19日(水)まで行われ、RA108のドライブを通じ、ブルーノの実力を試し、可能性を引き出す予定だ。

ブルーノは、テストで、まずF1やそのシステムに慣れることからスタートし、さらに、チームは、テストを通じ、彼のパフォーマンス、テクニカル面でのスキル、そしてF1という大きな組織の中でチームに貢献できるかどうかを評価する。

25歳のブルーノは、2005年にジュニアモータースポーツフォーミュラでフル参戦後、イギリスF3とGP2シリーズを通じ、キャリアを築いてきた。2008年のGP2シリーズでは、2回優勝し、自身としては2位で今シーズンを終えた。

ロス・ブロウン チームプリンシパル:
われわれが来年のドライバーラインナップについて、いろいろな可能性を探っている中、ブルーノに、今月末に行われるテストに参加するチャンスを与えることができ、うれしく思う。
今年のGP2でのすばらしい活躍は、彼がF1にステップアップできるかどうか証明するチャンスにつながるだろう。
われわれの目的は来年に向け、ベストなドライバーを揃えることだ。
今回、彼がF1でドライブする実力を備えているかを厳しく評価する予定だ。
彼のパフォーマンスを楽しみにしている。
この重要なテストにのぞむにあたり、これからの2週間、ブルーノは、ブラックリーを拠点に、シミュレーターを用い、エンジニアとともに準備を進めていく。

ブルーノ・セナ:
僕自身初めてとなる、F1でのテストの機会をもらい、すごく興奮している。
HondaとともにF1にドライブすることは、僕の夢だ。
僕のモータースポーツでのキャリアはまだ4年目だが、ずっと前からF1でテストしたいと思っていて、F1にチャレンジする準備は万全だ。
既に、ブラックリーのファクトリーを訪問し、エンジニアとテストに向けたミーティングを行った。
みんなすごく協力的だ。
ロス・ブロウンと一緒に仕事する機会を得られたことは、僕にとって本当に特別なことだ。
2週間後にF1に乗ることを楽しみににしている。
一方で、これがとても大きなチャンスだということも理解している。
バルセロナに行く前にできるだけ多くを学び、僕のポテンシャルをチームに証明したい。
いい走りができるかどうかは、僕自身にかかっている。

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2008/11/03

ブリヂストン ブラジルGP決勝レースの模様

Tyre Work (C)Redbull Racing
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2008年F1世界選手権 ブラジルGP 決勝

サンパウロで開催されたシーズン最終戦ブラジルGPは、手に汗握るレースを5位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が、2008年FIA F1世界チャンピオンに輝いた。
レース優勝者のフィリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)がチャンピオンシップを勝ち取るかと思われたが、フィニッシュ・ラインを目前に5位にポジションを取り戻したハミルトンの手にタイトルは渡った。

マッサは2位のフェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)を13秒引き離してのレース優勝、3位のキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)はさらに3秒遅れた。4位はセバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)、5位はハミルトン、ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)が6位完走。
ヘイッキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が7位、ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)が8位でポイントを獲得した。

ドライバーズ・チャンピオンシップは98ポイントのハミルトンが97ポイントのマッサに勝利。
75ポイントのライコネンはロバート・クビサ(BMWザウバーF1チーム)と同ポイントだが、優勝回数の多いライコネンが3位を獲得した。
172ポイントのスクーデリア・フェラーリ・マールボロがコンストラクターズ・チャンピオンシップに優勝、151ポイントのボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが2位。
BMWザウバーF1チームは135ポイントで3位。

今日のレースはスリリングなシーズンの素晴らしい最後を飾った。
スタートの予定時間直前に突如雨が降り、10分スタートが遅延されることになった。
ドライバー全員がブリヂストンのウェットタイヤでスタートを切ったが、雨は長くは続かず、その後すぐにピットインしてブリヂストンのドライタイヤに交換することになった。
レースの最後10分で再び雨が降り始め、選手は続々とピットに戻ってウェットタイヤに交換するという慌ただしい様相を呈した。

グロックはウェットへの交換の最後のピットインをせず、ドライタイヤで走り続けることを選択したが、4位を守り抜くことができずにチェッカーフラッグまであと僅かのコーナーを残しながらベッテルとハミルトンに抜かれ、これによってハミルトンはチャンピオンシップ優勝を掴んだ。
レースの最速ラップタイムは36周目でミディアム・コンパウンドを装着してマッサが記録した1分13秒736。

11月17日-19日に開催されるバルセロナのテストでは、2009年度仕様の2種類のスリックタイヤと2008年度のグルーブタイヤの1種類が使われる予定。
次のグランプリは21週間後の3月27-29日に開催されるオーストラリアGP。

安川ひろし(ブリヂストン/モータースポーツ推進室長)
「素晴らしいレース優勝を果たしたフィリペ・マッサ選手とフェラーリ、そしてドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手とマクラーレン・メルセデスにお祝いを申し上げます。
素晴らしいシーズンを締めくくる最高のレースでした。
今日のレースのほどエキサイティングなレースはあまり観たことがありません。
ブリヂストンは今年グランプリ出場200戦目を祝いました。
われわれブリヂストンが初めてドライバーズ及びコンストラクターズ世界選手権優勝を祝ったのは、ミカ・ハッキネン選手とマクラーレン・メルセデスが勝利した10年前の事です。
従って、今日、ルイス・ハミルトン選手がブリヂストン・タイヤでドライバーズ・タイトルを勝ち取る様子を見ることができたのは、われわれにとっては名誉なことでした。
ルイスはカート時代、GP2シリーズ、F1へとキャリアのほとんどをブリヂストン・タイヤで戦って来ました。
また、フェラーリが我々ブリヂストンのタイヤで8回目のコンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたこともきわめて重要な出来事です。
今シーズンは我々ブリヂストンがF1の公式タイヤサプライヤーとなった初年度です。
全チーム、世界中のオーガナイザー、FIA、そしてF1に携わるスタッフを含む世界中のブリヂストン関係者の皆さんに感謝いたします」

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「2008年度ドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたルイス・ハミルトン選手、おめでとうございます。
また、ホームグランプリで優勝を果たしたフェリペ・マッサ選手、コンストラクターズ・チャンピオンシップ優勝を果たしたフェラーリにもお祝いを申し上げます。
今日は非常にエキサイティングなレースで、数々の素晴らしいバトルが展開されたことに、とても感謝しております。
天気が明暗を分けたレースで、選手にとってはタイヤ選択が難しかったと思います。
全員がウェットタイヤでスタートし、第2スティントでドライタイヤを選択しました。
このようなコンディションでもレースのペースはとても良く、最後の雨が更にレースを興味深いものにしてくれました。
今シーズンを振り返り、ブリヂストンの果たした役割にとても満足しています。
年間を通して非常に僅差の戦いにすることができましたし、タイヤの問題もありませんでした。
ブリヂストンのスタッフ、ドライバー、及びチームの皆さん全員に感謝します。
2009年シーズン、そしてブリヂストンのスリックタイヤのカムバックを我々は楽しみにしています」

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ホンダ ブラジルGP決勝レースの模様

honda_f1_logo最終戦(第18戦) ブラジルGP 決勝レース
「最終戦ブラジルGPはバトン13位、バリチェロ15位」 11月2日・日曜日(決勝レース) 天候:晴れ 気温:26~29度

第18戦ブラジルGPの決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは13位、ルーベンス・バリチェロは15位完走だった。

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
レース1時間前、コース西側はすっかり黒雲に覆われ、今にも雨が降りそうだった。
しかし雲は次第になくなり、マシンがグリッドに付く頃には、強い日差しが射していた。
ところが開始3分前、メインストレートを中心に局地的な大雨に見舞われる。
わずか数分で雨は上がったものの、路面は激しく濡れている。スタートは10分間延期となった。

スタート直後の2コーナーで、3台を巻き込む多重事故が発生する。
これでセイフティカーが、導入された。
バリチェロは11番手、バトンも14番手に順位を上げている。
しかし4周目を終えレースが再開され、バリチェロは12番手に後退した。7周目にバトン、9周目にはバリチェロもピットに入り、ドライタイヤに履き替えた。
11周目の時点で、バリチェロは13番手、バトンは14番手を走行する。

レース折り返し点の36周目。バリチェロは12番手、33周目に2度目のピット作業をこなしたバトンは、15番手だ。
そして後半43周目には、バトンがチームメイトをかわし、11番手に。バリチェロも12番手に付けている。

残り10周、61周目の時点で、バリチェロ11番手。
3度目のピットを終えたバトンは14番手。
このあと再び雨が降り始め、バリチェロは64周目に、バトンも65周目にレインタイヤに履き替える。
他のマシンも、次々にピットに飛び込んで行く。
バリチェロはその後67周目に4度目のピットに入り、順位が後退する。
最後は、バトン13位、バリチェロ15位でチェッカーを受けた。

Jenson Button (C)Honda Racing
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■ジェンソン・バトン 13位

Q.今日のレースではどのような戦略だったのか?
A.スタートは良く、最初のいくつかのコーナーで3つポジションを上げた。
しかし、そこからはトラフィックにつかまって苦戦した。
異例のタイミングでピットから呼ばれ、早めにピットストップを行い、トラフィックから抜け出すために3ストップ作戦に切り替えた。
トラフィックから抜けたときには、マシンのパフォーマンスは悪くなかったが、残念ながら戦略がうまく働かなかった。
その後、レースの終盤にウエットタイヤに変えるためもう一度ピットストップが必要となり、エキストリームウエットに切り替えたが、うまくいかなかった。
この週末、フラストレーションの残るシーズンが終わったわけだが、僕らはそれに耐え、最後のレースまでモチベーションをキープしたことを誇りに思う。

■ルーベンス・バリチェロ 15位

Q.エキサイティングな母国GPだったが、どうだったか?
A.荒れたレースで、今日の結果には天候が非常に大きな影響を与えた。
僕らにとって、マシンパフォーマンスの面で非常に戦闘力を発揮できたレースで、最後のピットストップまでトップ10のすぐ後ろを走っていた。
レース終了間際に雨が降ってきたとき、強い雨になった場合を考えてエキストリームウエットに換えるという賭けに出た。
しかし、それはうまくいかず、タイヤが完全にオーバーヒートし、3周後に再びピットストップを強いられたときには、いくつかポジションを落としてしまった。
僕らは今年、常にマシンから最大限のパフォーマンスを引き出そうと努力し、その成果により、シルバーストンでは表彰台に上ることができた。
難しいシーズンに、常に前を向いて努力し続けたチームのみんなに、ありがとうを言いたい。

■ロス・ブロウン Honda Racing F1 Team チームプリンシパル

Q.今日のレースはどのようなレースだったか?
A.レース直前に降ってきた突然の雨が、例のごとくこのサーキットでの戦いをエキサイティングなものにした。
遅れてレースがスタートしたときに、われわれはスタンダードウエットを選んでいたが、それは正しい選択だった。
コンディションが良くなり、われわれは他チームより早めにドライタイヤに換え、それによって両ドライバーはポジションを上げることができた。
続くラップで両マシンは並んで走行しており、2台ともトラフィックにひっかかっていたので、ジェンソンとルーベンスの戦略をわけることにし、ジェンソンは早めのピットストップを行い、ルーベンスは走行を続けた。
この戦略は、その後レースが進むにつれ、結果としてルーベンスのほうに有利に働いた。

レースの終盤に雨が降り出し、両ドライバーをピットに入れエキストリームウエットに換えた。ひどい雨になることを期待して大きな賭けに出たが、うまくいっていればポジションをさらにあげることができただろう。
残念なことに、雨は期待したほどにはならず、他のすべてのマシンが選んでいたスタンダードウエットが範疇だった。
しかしながら、われわれの位置からすれば、リスクを冒す価値はあった。
今日、われわれは厳しい一年の最後の1ページを終え、これからすべての力を2009年に向けて集中させていく。
最後に、ドライバーズチャンピオンシップを勝ち取ったルイス・ハミルトンと、コンストラクターズタイトルをキープしたフェラーリを祝福する。
今年は非常にエキサイティングなシーズンであり、今日のレースはファンタスティックなチャンピオンシップ争いのフィナーレを飾るのにふさわしいものだった。

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トヨタ ブラジルGP決勝レースの模様

F1第18戦ブラジルGP決勝 T.グロック6位入賞
J.トゥルーリ8位入賞 コンストラクターズポイント5位

天候:雨により開始は10分遅延、その後ドライコンディション、終盤に雨
気温:24-27℃、路面温度:24-30℃
コンストラクターズポイント : 56ポイント(5位)
ドライバーズタイトルポイント : ヤルノ・トゥルーリ ポイント31(9位)、ティモ・グロック 25ポイント(10位)

2008年F1世界選手権の最終戦となる第18戦ブラジルGPの決勝レースがインテルラゴス(サーキット名:アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)で行われた。
スタート直前に強い雨が降り、レース開始は10分遅れることになった。
その後、雨は止み、晴れ間がのぞいたが、ウェットコンディションでレースは始まった。ヤルノ・トゥルーリは2番手を走行していたが、ドライタイヤに履き替えた後に、順位を落とすこととなった。
一方のティモ・グロックは、順位を上げた。
その後、大きな波乱は起きないままレースは順調に進んでいった。
レース終了間際に再び雨が降り出し、ウェットタイヤに交換するチームが多い中、ドライタイヤのままで走行したティモ・グロックは一時4位まで順位を上げたが、最後の周回で順位を落とし最終的に6位でチェッカーを受けた。
同じくタイヤ交換をしなかったヤルノ・トゥルーリは8位でフィニッシュし、2台ともにポイントを獲得した。
チームは、コンストラクターズポイント5位で2008年のシーズンを締めくくった。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック : カー・ナンバー12 シャシー:TF108/07
決勝:6位(トップと44.368秒差)
予選ラップタイム:10番手 1分14秒230(第3セッションでトップと1.862秒差)
グリッド:10番手

「レース終盤で激しい雨が降り出したときに、ドライタイヤのまま走行したけれど、最後の周回で順位を維持することができなかった。
できる限りの力を出して頑張ったけれど、コース上にクルマをとどめておくのが困難で、最後の最後で順位を落としてしまった。
今週末の序盤はバランスに手こずっていたから、トップ6は悪くないけれど、あと少しで4位に手が届くところだったから残念だよ。
トヨタに入って初めてのシーズンが終わり、全体的な結果には満足している。
シーズン序盤は決して楽ではなかったけれど、われわれはクルマをどんどん改善していったし、1年を通して自分自身も進歩することができた。
特にホッケンハイム以来、自分にとって状況は良くなっていった。
目標だった20ポイントを獲得し、表彰台にも上がれたのは、良い成果だったと思っている。
来年はさらに前進するために、今まで以上に一生懸命頑張っていくよ」

ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー11 シャシー:TF108/05
決勝:8位(トップと1分8.463秒差)
予選ラップタイム:2番手 1分12秒737(第3セッションでトップと0.369秒差)
グリッド:2番手

「波乱万丈なレースだったよ。
良いスタートが切れて、1周目はフェリペ・マッサの後を追って良い走行ができた。
路面が乾き始めて、ドライタイヤに履き替えた。
そして不運にも、私よりも遅いフィジケラの後ろで身動きが取れなくなってしまったんだ。
彼を追い抜けるトップスピードはなかったので、何周にも渡りかなりの時間をロスしてしまった。
その後、彼から離れてからは、最も速いドライバーのうちのひとりになった。
かなりペースを回復して、前を走るドライバー達とのギャップを詰めていったんだけれど、追いつくには十分ではなかった。
レース終盤で雨が降り出したときにドライタイヤのままレースを続けることを選択して、最終的にポイントを獲得できた。
2番手でスタートしたけれど、それを生かすことができなかったよ。
けれど、全体を通して、素晴らしい選手権を戦えることができて満足している。
今は、来年に向けてさらに大きな進歩を遂げることを目指すよ。
最後に、リチャード・クレーガンと共に歩んだ5年間は素晴らしいものだったこと、また彼の新しいキャリアを心から応援していることを述べておきたい」

新居章年:技術コーディネーション担当ディレクター
「ウェット、ドライ、最後にもう一度ウェットと変わりやすく、気まぐれな天候だったが、ヤルノもティモも最後まで全力で走ってくれティモ6位、ヤルノ8位と二人揃ってのポイント獲得で今シーズンを締めくくることができ、二人のドライバーとそれを支えたチーム全員にお礼を言いたい。
二人揃ってベスト5のレースファステストラップを出したことを見ても、車は十分に速かったといえる。
ドライレースだったらもっと上位でフィニッシュできたのではとの思いは残るが、レース終了直前の雨のなか、最後までドライタイヤで果敢に攻めのレースをしたことは、チームの自信にもなり、来シーズンにつながるものと思う。
最後に応援してくださったファンの皆様にお礼を申し上げるとともに、来シーズンはもっと強くなれるよう、努力を積み重ねていきたい」

山科忠:TMG会長 兼 チーム代表
「今日はいろいろなことがあった1日だったが、両方のクルマがポイントを獲得してシーズンを終えることができたのは良いことだ。
ティモはとても良い走りをし、彼の戦略は不安定な天候の中で功を奏した。
レース終盤で、彼はドライタイヤのまま走行したが、4位を維持することは残念ながらできなかった。
昨日の素晴らしい予選結果から、ヤルノには大きな期待を抱いていたが、天候が彼に味方をしなかった。
最初のピットストップで問題が生じ、彼は少々時間をロスしてしまい、その結果、順位を落としてしまった。
厳しいコンディションの中、彼はポイントを獲得するために良くやってくれた。
ダブルポイントを獲得して、シーズンを終えることができて良かった。
われわれの進歩には満足しているが、目標はもっと高いところにあるので、さらなる進歩を遂げていきたい。
今われわれは、2009年にはさらに前進できるという自信をもって、冬に向かうことができる」

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「1コーナーですべて終わった」

2008年シーズン最後のレースを18台の完走中、17位という成績で終えたウィリアムズ・チームの中嶋一貴は言葉少なく次のようにレースを振り返った。

「実質オープニングラップの1コーナーで終わってしまったのだから、実に失望させられるレースになった。
マシンはボディワークに大きなダメージを負った上にサスペンションもおかしくなってその後のペースを著しく落とすことになったんだ。
まあ、それがこのハミルトンとマッサとの間で繰り広げられたグレートなチャンピオンシップへのハミルトンに対するお祝いのように思えるよ」と、中嶋は自嘲した。
Williams Duo (C)Williams F1
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またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「われわれにとっては不本意なレースだったが、初のチャンピオンシップを獲得したハミルトンにはおめでとうと言いたい。
ロズベルグは1コーナーでいくつか順位を上げたものの、カズキのほうは他車にヒットされマシンにダメージを負ったことが悔やまれる」と、語っている。

しかし中嶋のマシンにヒットしたのはクルサードのマシンで、クルサードをスピンに追い込んだのはロズベルグが追突したことに原因があるとみられている。

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優勝マッサ、10秒だけの世界チャンピオン

フェラーリのフェリッペ・マッサがトップでチェッカーフラッグをかいくぐった時、世界タイトルを争うライバルのルイス・ハミルトン(マクラーレン)は6番手、この瞬間はマッサが初のチャンピオンに輝いた筈だった。

しかし最後のわずか二つのコーナーでハミルトンはトヨタのグロックをパス、結局マッサから13秒遅れる5位でフィニッシュ、この瞬間にタイトルはわずか1ポイントの差でハミルトンに手に移ってしまったのだ。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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レース後マッサは「僕のレースは完璧なものだったと思う。
めまぐるしく変わる困難なすべてのコンディションにおいて、僕はチームと共になすべき仕事をすべてこなした筈。
ドライバーにとってレースとはチェッカーフラッグを受けた時点で終了するもの。
僕はそれを真っ先に受けたのだから、それを誇りに思っているよ。
ハミルトンがグロックをパスしたのは僕にはどうすることもできないことじゃないか。
それは感傷的にもなるけれど、でもこれがレースというものだから。
いまや僕はレースに勝つことも、そして敗れることも十分に学んで知っている。
僕は今シーズンの自分の戦いに満足していると胸を張って言えるよ」と、語った。

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ロン・デニス代表、「ハミルトンの成長に感慨」

ついに愛息ともいうべきルイス・ハミルトンを世界チャンピオンの座につけたマクラーレン・チームのロン・デニス代表は、「ハミルトンの成長ぶりに感慨を覚える」と、その感動を表した。
L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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「ウチではこれまで幾多の若いドライバーを輩出してきたが、しかしハミルトンは特別な存在だ。
彼の才能を子供の頃から見出し、われわれは未来のチャンピオンに育てるべく力を注いできた。
しかし彼がこれほど若いうちにその夢を叶えてくれるとは……
なにしろ彼は史上最年少のチャンピオンになったんだ。
素晴らしいことじゃないか。
去年F1デビューしたハミルトンは、この2年間、誰よりも多くの勝利を記録している。
だから彼こそがチャンピオンにふさわしいと、私は確信しているよ」

多くのドライバーと同じくレーシングカートでそのキャリアをスタートさせたハミルトンは少年の段階からデニス氏の目に止まり、1998年まだ13歳の時にマクラーレン・チームと長期契約を結んで注目された。
以来、ロン・デニスの秘蔵っ子として慎重に育成され、GP2チャンピオンを経て2007年F1デビュー、いきなりチャンピオン争いを繰り広げてその才能ぶりを発揮している。

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マッサ優勝も劇的展開でハミルトンがチャンピオンに

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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ウェットで始まりドライで戦われ、最後にまたウェットで終えた2008年最終戦ブラジルGPは、フェラーリのフェリッペ・マッサがポールTOウィン。
しかし最終ラップに一つ順位を上げたマクラーレンのルイス・ハミルトンが5位に入り、わずか1ポイントの差で史上最年少チャンピオンに輝いた。
マッサはこれが通算11勝目、今季6勝目となる。

2位にルノーのアロンソ、3位フェラーリのライコネン、4位トロ・ロッソのベッテル、5位ハミルトン、6位最終周にポジションダウンしたトヨタのグロック、7位マクラーレンのハミルトン、8位トヨタのトゥルーリ、9位レッドブルのウェバー、10位BMWザウバーのハイドフェルドとここまでがトップ10。

以下、11位BMWザウバーのクビサ、12位ウィリアムズのロズベルグ、13位ホンダのバトン、14位トロ・ロッソねボーデ、15位ホンダのバリチェッロ、16位フォース・インディアのスーティル、17位ウィリアムズの中嶋一貴、そして18位フォース・インディアのフィジケーラまで完走。

ルノーの地元ピケとレッドブルのクルサードは0周リタイヤ。
クルサードは、残念ながらオープニングラップでのアクシデントで1周もできずに人生最後のF1レースを終えることとなった。

ブラジルGP決勝レースの結果はこちら

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2008/11/02

PP獲得のマッサ(フェラーリ)、「優勝目指すだけ」

地元ブラジルGP公式予選でポールポジションを獲得、自身初のタイトルに向けわずかな望みをつないだフェラーリ・チームのフェリッペ・マッサは、予選後次のように語っている。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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「1度目のアタックで最高のラップタイムがマークできたから、それで止めても良かったんだけど、時間があるのに抜かれてしまったらお馬鹿になっちゃうからね。
だからもう一度行くことにしたんだよ。
自分を応援してくれる観客がたくさんいるホームグランプリでのポールというのは格別なものだし、ましてやこれで3年連続だもの、うれしくない筈がないよ。
ほんとうに素晴らしい結果だと思っている。
明日はチームの戦略にまかせ、全力で走りきるだけ。
もう優勝するしか考えていないのだから、僕自身はすっきりしているよ。
すべてのエネルギーを足地の奇跡のため、傾注するつもりさ」

計算上、マッサは優勝してもハミルトンが7位以下でないとポイントを上回れない。
6位であれば両者共に97ポイントで並ぶが、マッサ6勝-ハミルトン5勝でマッサに今季チャンピオンは転がり込むことになる。

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ブリヂストン ブラジルGP公式予選の模様

Tyre Work (C)Redbull Racing
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2008年F1世界選手権 ブラジルGP 予選

インテルラゴスでブリヂストンのソフト・コンパウンド・タイヤを装着して1分12秒368のタイムを記録したフィリペ・マッサが、ブラジルGPのポールポジションを獲得した。
フロントローの隣に並ぶのは、マッサに約0.3秒遅れて2位を獲得したヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)。

3位はキミ・ライコネン。
2列目の彼の隣に並ぶのは、チャンピオンシップ・リーダーのルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)。ヘイッキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が5位、フェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)が6位。
セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)が7位、ニック・ハイドフェルドが8位。セバスチャン・ボーデ(スクーデリア・トロロッソ)とティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)までが予選トップ10。

午前中のフリー走行の最速ラップタイムはソフト・コンパウンドでフェルナンド・アロンソが記録した1分12秒141。
アロンソのタイムは2位のハミルトンのタイムを0.07秒以上上回った。
コヴァライネンが3位。
タイムは僅差で、上位17台が1秒以内に入った。

今日は午前中のフリー走行と午後の予選セッションの天気が大きく異なり、午後は午前中よりも気温が高かった。
今日の最速ラップタイムはQ2でコヴァライネンがソフト・タイヤを装着して記録した1分11秒768。
昨年のポールポジションのタイムはスーパーソフト・コンパウンドでマッサが記録した1分11秒931だった。
2007年の土曜日の最速ラップタイムは、3回目のフリー走行でマッサがスーパーソフトで記録した1分11秒810。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「大勢のブラジルのファンの目前で驚異的なラップタイムを記録してポールポジションを獲得したフィリペ・マッサにお祝いを申し上げます。
ブラジルGP3年連続のポールポジションでした。明日もマッサは力強いレースを戦ってくれることと思います。
また、2005年以来のフロントローを獲得したヤルノ・トゥルーリにもお祝いを申し上げます。
マッサがポールポジションからのスタート、またコヴァライネンがQ2で最速ラップタイムを記録しているように、ハミルトンのクルマはとても速いマクラーレン・メルセデスですので、明日は興味深いチャンピオンシップ・バトルになるでしょう。
路面コンディションは昨日よりも良いですが、まだグレーニングが見られるようです。
明日のレースのキーポイントは、タイヤのグレーニングが発生した時、誰が一番うまくコントロールして力強いリザルトを達成するかという点です」

参考データ(フリー走行/予選)
合計走行周回数: 690周
1台あたりの平均周回数: 35周
最多走行周回数: 46周 グロック
最速ラップタイム: 1分11秒768 コヴァライネン(予選第2セッション)
コンパウンド: ミディアム/ソフト

2007年ブラジルGP
スクーデリア・フェラーリ・マールボロのキミ・ライコネンが昨年度のブラジルGPに優勝。
ソフト・ソフト・スーパーソフトのタイヤ戦略で戦ったライコネンはチームメイトのフィリペ・マッサに1.4秒の差をつけてドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たした。
フェルナンド・アロンソ(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が3位だった。

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ホンダ ブラジルGP公式予選の模様

honda_f1_logo最終戦(第18戦) ブラジルGP 2日目・予選
「最終戦ブラジルGP予選は、バリチェロ15番手、バトン17番手」
11月1日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:21~22度

最終戦(第18戦)ブラジルGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは15番手、ジェンソン・バトンは17番手だった。

Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
最終戦2日目も、朝からどんよりと曇り空だ。
とはいえフリー走行の始まる午前11時には、薄日が差し始めた。
気温20度、路面温度28度と、初日よりは暖かい。
その後青空が広がり、1時間のセッション中に路面温度は39度まで上昇した。
しかしHonda勢はグリップ不足に悩まされ、後半タイムが伸びない。
このセッション、バリチェロ17番手、バトン18番手だった。

午後にはほぼ快晴となり、気温22度、路面温度38度というコンディションで、予選が始まった。
1回目のアタックから積極的にソフト側のオプションタイヤで出て行き、まずは二人とも1分13秒台前半のタイム。続いて2セット目で、1分12秒台に突入する。
この時点でバリチェロは8番手。チームメイトからコンマ4秒落ちのバトンは、14番手だ。
第1セッション終了間際。
バリチェロは途中で最後のアタックを切り上げたが、14番手で第2セッションへと進む。
しかしバトンは、第1セッション通過となる15番手のタイムに0.12秒及ばず、17番手に終わった。
第2セッションでのバリチェロは、ライバルたちがタイムを大きく縮める中、第1セッションで自身が出したタイムを更新できず、15番手に終わった。

Jenson Button (C)Honda Racing
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■ジェンソン・バトン
3回目フリー走行 18番手 1分13秒278
予選17番手 1分12秒810

Q.予選ではどのような問題が起こったのか?
A.午前のプラクティスから、マシンは確実に進歩していて、フロントのグリップが増していた。
しかし、2回目のアタック中に4コーナーでミスをしてしまい、タイムに響いたのが残念だ。
最後のアタックの前に、フロントエンドのグリップを良くするためにタイヤ圧の調整をし、スピードが上がったものの、それでも十分ではなかった。
それから、僕のクルマはインラップ中にトラックサイドで止まってしまった。

■ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 17番手 1分13秒135
予選15番手 1分13秒139

Q.今日のすばらしいラップにより、2戦連続Q2進出となったが?
A.ここインテルラゴスで予選Q2に進めて、とてもうれしい。
Q1の2回目のアタックは完ぺきで、オプションタイヤ(ソフト側)もとてもよく機能していた。
Q2では残念ながら同じくらいのグリップを得ることができず、アンダーステアに苦しんだ。
改善させようとタイヤ圧を微調整したが、これ以上良くすることはできなかった。
アンダーステアがなければ、14番手か、もしくは13番手にも入ることができたと思うが、僕らはマシンのパフォーマンスを限界まで引き出していた。

■スティーブ・クラーク Honda Racing F1 Team  レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア

Q.予選の感想は?
A.もちろん、2戦連続でルーベンスがQ2に進んだことには、われわれは非常に満足している。
実際、彼は今現在のマシンパフォーマンスを最大限に引き出していて、彼自身の言葉を借りれば、ファンタスティックなラップだった。
ジェンソンについては、今回は非常にタイム差の小さいセッションであり、それを乗り切るだけのバランスが欠けていた。
Q2に進んだとき、トラックコンディションも改善していたが、ルーベンスにはオプションタイヤが1セットしか残っていない中で、バランスを回復させることができなかった。

Q.明日のレースの展望は?
A.明日のレースでは、天候が極めて重要なカギを握るだろう。
予報はさまざまだが、雨が降るのは確実のようだ。
われわれのグリッドポジションから言えば、雨やそれが引き起こす混乱も歓迎だ。
そういった状況ではドライバーの腕に委ねられる部分が多いが、われわれのドライバーは2人ともウエットが得意だ。

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トヨタ ブラジルGP公式予選の模様

F1第18戦ブラジルGP公式予選
J.トゥルーリ2番手グリッド、T.グロック10番手グリッド獲得

天候:晴れで温暖、気温:21-22℃、路面温度:38-41℃
2008年最高グリッド:2位 ヤルノ・トゥルーリ(ブラジル)
2008年最高順位:2位 ティモ・グロック(ハンガリー)

F1第18戦ブラジルGPの公式練習第3回目と予選が行われた。
日本時間午後10時から始まった公式練習第3回目では、ヤルノ・トゥルーリが10番手、ティモ・グロックが13番手のタイムを出した。

日本時間午前1時から始まった予選第1セッションでは、ヤルノ・トゥルーリが6番手、ティモ・グロックが5番手で、2台揃って第2セッションへと進出した。
続く予選第2セッションでは、ヤルノ・トゥルーリが10番手、ティモ・グロックが5番手となり、最終第3セッション進出を決めた。
予選第3セッションで、ヤルノ・トゥルーリは2番手のタイムを出し、明日の決勝で1列目からのスタートを獲得した。
ティモ・グロックは5列目10番グリッドからのスタートとなる。
チームは、明日の決勝で表彰台を目指して戦う。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ : カー・ナンバー11 シャシー:TF108/05
公式練習3回目:10番手 1分12秒457(トップと0.316秒差) 19周
予選第1セッション:6番手 1分12秒226(トップと0.396秒差) 3周
予選第2セッション:10番手 1分12秒107(トップと0.339秒差) 6周
予選第3セッション:2番手 1分12秒737(トップと0.369秒差) 6周
グリッド:2番手(暫定)
「ここに来る前から、ここのサーキットが難しく、テクニカルなコースなのは知っていたし、私のクルマはここで競争力があり、力強い走行ができることは分かっていた。
だから、このグランプリのために準備をしてきたんだ。
そして今、私はここにいる。われわれは、週末を通して強さを見せており、タイヤを温存し、第3セッションに向けて準備をして、予選で決めた。最終的に、とても良いタイムを出すことができたよ。
金曜日の時点では、風邪で本当に体調が悪かったため、自分のキャリアの中で初めて、今回は良いレースができないかもしれないと思っていたんだ。
だから、こんな良い結果を出せたのは本当にうれしい。
今日の結果は、メカニック、エンジニア、そしてドクターなどチーム全員のおかげだから、彼らに感謝を述べたい。
とてもハッピーだし、この結果は今シーズンのわれわれの進歩を表している。
明日は、上位でレースを終えたいね」

ティモ・グロック:カー・ナンバー12 シャシー:TF108/07
公式練習3回目:13番手 1分12秒712(トップと0.571秒差) 22周
予選第1セッション:5番手 1分12秒223(トップと0.393秒差) 9周
予選第2セッション:5番手 1分11秒909(トップと0.141秒差) 9周
予選第3セッション:10番手 1分14秒230(トップと1.862秒差) 6周
グリッド:10番手(暫定)
「昨日は問題を抱えていたから、今日はセットアップを改善するために一生懸命作業をしたよ。
最終的に、午後には適切なバランスを見つけることができた。
予選第2セッションでは良いリズムを見つけられたし、クルマは調子が良かったんだ。
第2セッションの最後から2本目の走行では、1分12秒以下のタイムを叩き出すことができた。
けれど、第2セッションの最後の走行で、オプションタイヤを使用した時には良い走行ができなかった。
後から考えると、第3セッションまでこのタイヤを残しておいた方が良かったかもしれない。
トップ10は悪くないけど、もう少し良い結果を出すことは可能だったかもしれないね」

パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネジャー
「予選の結果には喜んでいる。
ヤルノに関しては、期待通りに物事が運んだ。
週末を通して、良い兆候が現れており、彼は安定していたし速かった。
そして、今日は力強いパフォーマンスを見せてくれたので、彼を称えたい。
彼は、予選第2セッションの2走目で突風にあおられてしまったが、1走目のタイムで十分だった。
ティモに関しては、予想していたよりもはるかに良かった。
昨日は、クルマのバランスに手こずっていたが、今日は必要なタイミングですべてをまとめ上げることができた。
言うまでもなく、2台は異なる戦略を持つことになる。
明日予想されている不安定な天候を考慮に入れると、その戦略はチームにとって有利なものになるはずだ。
タイヤについては、ここのサーキットは厳しいのでチャレンジングだが、われわれは両方のコンパウンドをうまく扱える自信がある。
エキサイティングなレースで、シーズンを終えたい」

新居章年:技術コーディネーション担当ディレクター
「最終戦でヤルノが予選2番手、フロントローを獲得してくれ、本当にうれしい。
体調が心配されたヤルノだったが、最後のアタックは本当にすばらしい走りだった。
ティモはプラクティスではセットアップに苦しんでいたが、予選に入ってからは本来の力を示してくれ、予選第1、第2セッションを順調に勝ちあがってくれた。
朝のプラクティスでは雨の可能性もある明日のレースを考え、エアロ、そしてメカニカルなセッティングを詰めたが、それも功を奏したといえ、プラクティス、予選とを通してトラブルもなく、エンジニア、メカニックもしっかりいい仕事をしてくれた。
ドライバーポイント争いはまだ続いているので、チーム全員で二人のドライバーをしっかりサポートし、入賞、そして表彰台を目指し、今年最後のレースをいい結果で締めくくれるように頑張りたい」

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「マシンにはスピードが足りない」

Nico Rosberg (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームのブラジルGP公式予選は、中嶋一貴が16番手ロズベルグも18番手といきなりQ1での敗退、今シーズンを象徴するかのような苦しいものとなり、チームのこれまでのポジティブな説明とは裏腹にロズベルグが漏らした悲観的な見通しのほうが当たっていたことになった。

中嶋一貴
「クルマのバランスは決して悪かったとは思わない。
マシンが持っているパフォーマンスは十分に引き出せたと思うし、ドライビングでミスしたわけでもない。
ただ、マシンには予選を上位通過するだけのスピードがないということなんだ」

サム・マイケル/テクニカル・ディレクター
「2008年シーズン締め括りの予選がこの結果というのには失望させられた。
マシンにトラブルはなかったし、ドライバーは十分にやってくれたのだから。
明日のレースに向けて、われわれはハードな仕事を強いられることだろう」

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ブラジルGPポールポジションは地元マッサの手に

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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ブラジルGPの公式予選最終ピリオドが終了、激しいタイム争いの末、地元大観衆の後押しを得たフェラーリのフェリッペ・マッサ(27歳)がホームグランプリのポールポジションを獲得、明日の決勝レースで奇跡の逆転を賭け、一番前からレースをスタートすることとなった。
マッサのポールポジションはこれで通算15回目、今季6回目、ブラジルGPではなんと3年連続の快挙ということになる。

2番手フロントロウを獲得したのはトヨタのトゥルーリ。
ポールのマッサとは0.369秒の差。
最後にフェラーリの1-2体制を崩してみせた。
今週末、体調不良に悩んでいたことを考えれば最高の予選結果となったことは間違いない。
トヨタのフロントロウ獲得は2005年の日本GP以来。

3番手フェラーリのライコネン。
ドライビングに苦しんだマクラーレンのハミルトンは結局4番手。
それでも5位以内でフィニッシュすればいいハミルトンにとって2列目スタートは上出来だ。

5番手マクラーレンのコバライネン、6番手ルノーのアロンソ、7番手トロ・ロッソのベッテル、8番手BMWザウバーのハイドフェルド、9番手トロ・ロッソのボーデ、そして10番手がトヨタのグロックという予選結果になった。

ブラジルGP公式予選の結果はこちら

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予選Q2はマクラーレンのコバライネンが意地みせる

ブラジルGP予選Q2は、この前のQ1で8番手と出遅れたマクラーレンのコバライネンが最後のアタックでトップに躍り出てその存在感をアピールした。
セクタータイムや計測速度から、タイトルを狙う僚友ハミルトンとはセットアップが異なることも考えられそうだ。

2番手にはトロ・ロッソのベッテルがマクラーレンのハミルトンやフェラーリのマッサを押しのけて飛び込み、驚かせた。
そして5番手には好調トヨタのグロック。
6番手に依然セットアップに苦しんでいる感のあるフェラーリのライコネン、7番手BMWザウバーのハイドフェルド、8番手もトロ・ロッソのボーデで、トロ・ロッソはここでも完全に本家レッドブル勢を凌駕した。
9番手ルノーのアロンソ、10番手トヨタのトゥルーリでここまでが最終予選に進出ということになる。

地元で期待が掛かったルノーのピケとホンダのバリチェッロだったが、残念ながらここで両者とも力尽きた。
他に、レッドブルのウェバー&クルサード、そしてランオフエリア3位を死守したいBMWザウバーのクビサがQ2で脱落している。

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ウィリアムズ勢、予選Q1で姿消す

今季最終戦ブラジルGPの予選Q1がスタート。
トップタイムを記録したのは地元大観衆の声援を浴びるフェラーリのマッサ。
1'11.830というタイムでみごとタイミングモニターの最上位に位置してみせた。
2番手にも僚友ライコネンが入り、この時点ではマクラーレンを上回った。

3番手にマクラーレンのハミルトン。
ただしハミルトンは3ラップの1アタックしかしておらず、もちろんその時点では最速だった。
4番手フリー走行でスピードをみせ続けたルノーのアロンソ。
5-6番手にはトヨタのグロックとトゥルーリが続いた。
グロックはコース上でスピン、ストップ、後続が迫っていて、一瞬ヒヤリとさせる場面を演じていた。
7番手地元のピケ(ルノー)、8番手マクラーレンのコバライネン、9-10番手にBMWザウバーのハイドフェルドとクビサというトップ10。

Q1で脱落したのはウィリアムズの中嶋一貴、ホンダのバトン、ウィリアムズのロズベルグ、そしてフォース・インディアのフィジケーラ&スーティルの5台。
バトンは予選後マシントラブルかマシンをコースサイドに止めている。

バトンのチームメイト・バリチェッロは、地元グランプリということでみごと14番手でQ2進出を果たしている。

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ブラジルGP最終プラクティスもアロンソが最速

Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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公式予選を午後に控えたブラジルGPフリー走行3回目セッションは、前日に続きルノー・チームのフェルナンド・アロンソが1'12.141のトップタイムを記録して終えた。

2-3番手にはマクラーレン勢が続き、ハミルトンが0.071秒の僅差で2番手、僚友コバライネンも0.084秒差で続いた。
一方のマッサ(フェラーリ)は4番手、こちらはアロンソと0.171秒の差だった。
以下5番手にトロ・ロッソのベッテル、6番手BMWザウバーのハイドフェルド、7番手トロ・ロッソのボーデ、8番手レッドブルのウェバー、9番手ルノーのピケ、そしてトヨタのトゥルーリというトップ10。

フェラーリのライコネンはソフトタイヤでのクイックラップでタイムを短縮することができず、12番手に留まっている。
またトヨタのグロックは13番手、ウィリアムズはロズベルグ11番手、中嶋一貴15番手、ホンダはバリチェッロ&バトンが17-18番手となっている。

ブラジルGPフリー走行3回目の結果はこちら

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2008/11/01

ホンダ ブラジルGPフリー走行の模様

honda_f1_logo「最終戦ブラジルGP初日は、バリチェロ16番手、バトン18番手」 10月31日・金曜日(初日フリー走行) 天候:曇り時々雨 気温:16~17度

2008年シーズン最終戦となる第18戦ブラジルGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは16番手、ジェンソン・バトンは18番手だった。

Honda Racing F1 Team 初日の展開:
今年のブラジルGPは、昨年よりほぼ2週間遅い時期に開催された。
南半球のサンパウロの季節は春だが、天候不順の日々が続き、肌寒い。
初日午前のフリー走行も、気温17度、路面温度21度という涼しいコンディションで始まった。

さらに開始後1時間ほどして小雨が降り、滑りやすいコンディション。
このセッション、バリチェロ14番手、電気系のトラブルに見舞われたバトンは15番手だった。

午後になっても気温は17度と、いっこうに上がらない。
さらにメインストレートでは、かなり強い向かい風が吹いている。
開始後40分頃には雨が降り出す。
ブリヂストンは昨年に比べ、1段階ずつ固いコンパウンドのタイヤを2種類持ち込んだ。
低い路面温度とラバーが載っていない舗装が相まって、グリップレベルは依然として低く、ペースが上がらない。
バリチェロは39周を走って16番手、バトンは49周をこなして18番手だった。

Jenson Button (C)Honda Racing
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■ジェンソン・バトン
1回目フリー走行 15番手 1分13秒766
2回目フリー走行 18番手 1分13秒341

Q.今日はどのような進展があったか?
A.忙しい一日で、両セッションで降った弱い雨により、難しいコンディションだった。
オプションタイヤ(ソフト側)をうまく働かせることに、主な焦点を置いていた。
誰もがオプションタイヤのグレイニングに悩んでいる様子で、僕らは1周でも、ロングランでも、オプションタイヤのパフォーマンスを発揮するために、さまざまなことを試した。
午前は電気系の問題が発生し、作業時間が少しなくなってセットアップも十分ではなかったが、午後に集めた情報は、明日に向けて前進するための十分なデータといえる。

■ルーベンス・バリチェロ
1回目フリー走行 14番手 1分13秒676
2回目フリー走行 16番手 1分13秒221

Q.ホームレースでの初日はどうだったか?
A.僕にとって、この週末インテルラゴスでレースができるのは本当にうれしい。
特に、ブラジルのファンと家族の前でだ。
今日は2回のフリー走行が何の問題もなく進んだが、予想通り、マシンのパフォーマンスは不足していた。
今日得たデータを最大限活用し、ベストを尽くすが、明日の予選でQ2に進むのは難しいかもしれない。

■スティーブ・クラーク Honda Racing F1 Team  レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア

Q.インテルラゴス初日のトラックコンディションはどうだったか?
A.今日は非常に寒く、雨も断続的に降ったことから、天候がプログラムに影響を及ぼした。
グリップレベルがまちまちで、トラックは通常期待できるような改善は見られなかった。
タイヤにはグレイニングが出た。
この問題があることから、今日の2回のセッションで施した変更点の分析を、非常に注意深く行う必要がある。
日曜にはもっと暖かいコンディションになるとの予報が出ていて、タイヤのパフォーマンスは上がりそうだ。

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トヨタ ブラジルGPフリー走行の模様

F1第18戦ブラジルGP 公式練習初日
J.トゥルーリとT.グロックがシーズン最終戦に挑む

天候:曇りおよび両セッションにおいて一時的に小雨
気温:16-17℃、路面温度:20-23℃

ブラジルGP予選最高位:2006年 ヤルノ・トゥルーリ 3位
ブラジルGP決勝最高位:2002年 ミカ・サロ 6位

2008年のF1世界選手権最後のレースとなる第18戦ブラジルGPの公式練習第1回目と第2回目がインテルラゴス(サーキットの正式名はアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)で行われた。
天候は曇りだったが、両セッションで一時的に小雨が降った。
公式練習1回目でヤルノ・トゥルーリは11番手、ティモ・グロックは10番手のタイムを刻んだ。
午後に行われた公式練習2回目では、ヤルノ・トゥルーリが3番手、ティモ・グロックが14番手でセッションを終えた。
明日は、公式練習3回目と予選が行われる。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:カー・ナンバー11 シャシー:TF108/05
公式練習1回目:11番手 1分13秒600(トップと1.295秒差) 24周
公式練習2回目:3番手 1分12秒435(トップと0.139秒差) 44周

「風邪を引いてしまい具合が悪かったから、昨日は身体を回復させるために休んでいたんだ。
おかげで、今日は体調が良くなっていて、何の問題もなくドライブできた。
セットアップ作業とレース用のタイヤ選択などを行い、滑り出しの良い金曜日になったよ。
また、クルマのバランスに関する作業を行い、良い結果を出すことができた。
まだやるべきことは残っているけれど、ここまでのところハッピーだし、車の競争力もいいレベルになっているよ。
まだ金曜日だし、理想をいえば路面温度がもっと高くなってほしいとは思うけど、全体的に見て、今日は良い一日だったね」

ティモ・グロック:カー・ナンバー12 シャシー:TF108/06
公式練習1回目:10番手 1分13秒466(トップと1.161秒差) 33周
公式練習2回目:14番手 1分13秒041(トップと0.745秒差) 39周

「今日は、とても大変な一日だったよ。
ジョーダン時代にブラジルGPでレースをしたことがあるから、ここの路面は経験したことがあるんだ。
その時のレースはやりにくかったけど、今年の路面はそれほどバンピーじゃなくなったね。
クルマの感覚に少し違和感があるから、われわれがどのレベルにいるのかを述べるのは難しい。
データを分析して、明日に向けた解決策を探さなければならない。
良い方向性を見つけられることを願っているよ。
もしくは、雨が降ってくれればいいね!天候がどうであれ、中国GPの時のように、ポイントを獲得するのがわれわれの目標だよ」

ディーター・ガス:レース&テスト チーフエンジニア
「両方のセッションにおいて、技術的な問題は何も起きなかったので、喜んでもいいだろう。
用意してあったプログラムをスムーズに行い、タイヤに関しては今後この週末で何をすればよいか明確に把握することができた。
しかし、クルマのバランスに関する作業がまだ残っている。
特にティモは、ブレーキングにかなり手こずっていたので、明日彼にもっと良いバランスのクルマを用意するために、今夜中に原因を調べなくてはならない。
しかし、全体的に見て、今週末は良いスタートを切ることができた。
今シーズン最後のレースで、強いパフォーマンスを発揮できるようにしたい」

新居章年:技術コーディネーション担当ディレクター
「変わりやすい風に加え、時折雨粒が落ちてくる、不安定で、気温、路面温度も低いコンディションだったが、十分手ごたえを感じられるブラジルグランプリ初日だった。
ティモは満足するセットアップが見出せなかったが、ヤルノの方は順調であり、2台の車の走行データを比較することで、解決策を見出せる。
今日のプラクティスでダウンフォースのチェックとタイヤロングランを済ませ、また昨年より1ステップ硬いタイヤについても特性を掴むことが出来、予選、レースに向けて非常にいい準備が出来た。
明日の予選では好位置を獲得し、今シーズン最後のレースをいい形で迎えられるようにしたい」

On The Right Track: Solid Progress for Panasonic Toyota Racing

パナソニック・トヨタ・レーシングがF1に参戦してからの短い歴史の中で、2008年は2番目に結果の良いシーズンとなった。
ここまで17戦で、前2シーズンの結果を合算したよりも好成績となる、2度の表彰台と52ポイントを獲得し、チームは確実な進歩を遂げている。
この進歩は、2006年12月にTF108の最初の設計方針が決まってから、ドイツ・ケルンの技術 センターに所属する650人の頼もしいチームメンバー全員が幾月にも及び重ねてきたハードな作業の成果である。
「トヨタウェイ」を取り入れ、情熱を注ぎ、チームはコンセプトを作り上げ、シーズン前の冬季テスト迄に改良を進めていき、2008年のほぼあらゆるレースにおいてアップグレードを行っていった。
しかし、チームはさらなる高みを目指しており、TMG社長のジョン・ハウエットは以下のように述べている。

「2人のドライバーのおかげで、表彰台に戻ってくることができたのは素晴らしいことだ。
しかし、われわれの目標は表彰台の真ん中に立つこと、つまりナンバーワンになることだ。
将来、われわれがレースに勝利し、世界チャンピオンになることを心から
望んでいる」

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「まだ改善すべき部分ある」

今季最終戦ブラジルGP初日を10番手という好ポジションで終えたウィリアムズ・チームの中嶋一貴だが、チームメイトのロズベルグ共々まだ慎重な姿勢をみせている。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「今日のフリー走行は確かにかなりうまくいったと思う。
マシンには異なったセットアップを試してみたんだけれどプログラムは順調に進んだし、ドライブした手応えもいまのところとてもいい。
でも明日の公式予選に向けては、まだパフォーマンスを改善すべき部分があるのでこれからそれに備えなくてはならないね」

またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「難しいコンディションになったが、予定したタイヤ評価もできたので順調な一日だったと思う。
2台共にトップ10に入ったというのは悪くないが、まだ金曜日だからね。
これから明日の予選に向けての準備に集中することになるだろう」と、語っている。

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アロンソがフリー走行2回目トップに立つ

Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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ブラジルGPフリー走行2回目セッションでトップタイムを記録したのはフェラーリでもマクラーレンでもなく『伏兵』の実力者フェルナンド・アロンソ(ルノー)だった。
午前のセッション同様、時折り雨粒が落ちるという難しいコンディションの中、この元チャンピオンは2強4人をことごとく上廻る快走を演じた。

2番手はフェラーリのマッサ、驚きは体調不良でセッション参加すら危ぶまれたトゥルーリ(トヨタ)の激走で、堂々3番手に食い込んでみせたもの。
4番手フェラーリのライコネン、そして5番手以下もレッドブルのウェバー、トロ・ロッソのベッテル、ルノーのピケ、ウィリアムズのロズベルグらが続き、やっと9番手にマクラーレンのハミルトン、そしてトップ10のしんがりはわれらが日本の中嶋一貴が務めた。

マクラーレンのコバライネンはこのセッション15番手と低迷。
トヨタのグロックは14番手、ホンダ勢はバリチェッロが16番手、バトンが18番手と苦しんでいる。

ブラジルGPフリー走行2回目の結果はこちら

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地元期待のマッサ、フリー走行1回目首位

いよいよ2008年シーズンの最終戦、注目のブラジルGPがスタートした。
ドライでスタートしたものの、中盤から時折りシャワーのような雨に見舞われるという難しいコンディション。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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フリー走行1回目セッション、トップタイムを記録したのは地元で期待の掛かるフェリッペ・マッサ(フェラーリ)で、ライバルであるマクラーレンのルイス・ハミルトンを抑えてみせた。
ハミルトンの最後のアタックラップはブレーキング・ミスでフラットスポットを作ってしまったようだ。

また3番手フェラーリのライコネン、4番手BMWザウバーのクビサと、いずれもチャンピオンシップ上位選手が順当にタイムを刻んだ。

トヨタはトゥルーリが体調不良ということで心配されたが、10番手のグロックに続き11番手となった。
(今回、第3ドライバーの小林可夢偉はGP2テストのためチームに帯同していない)

ウィリアムズはロズベルグが12番手、中嶋一貴は16番手。
ホンダは地元のバリチェッロ14番手、バトン15番手だった。

ブラジルGPフリー走行1回目の結果はこちら

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