中国GP(上海)、2010年限りで消滅も?
上海にF1サーキットを建設、中国GPを誘致した上海だが、当初契約が切れる2010年を前に早くもF1グランプリ開催を見直す動きが出ている。
2008中国GP スタンドは空席ばかり (C)McLaren Group
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これはフランスの『AFP通信』が伝えたもので、それによれば上海スポーツ協会の幹部は「赤字が続くグランプリ契約を延長することでわれわれとエクレストン双方にメリットがあるのかどうか、緊急に検証が成されなければならない」と、F1開催継続に懐疑的な姿勢をみせているという。
上海サーキットは中国初の本格サーキットとして2003年に2億4千万ドル(約240億円)を掛けて建設されたが依然として観客の入りは悪く、決勝当日はかなりの招待チケットによりスタンドを埋めているのが実情と報じられている。
折りからの世界金融不安は好調を続けてきた中国の経済をも襲いつつあり、先行きは不透明になってきたようだ。
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