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2008/11/02

ブリヂストン ブラジルGP公式予選の模様

Tyre Work (C)Redbull Racing
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2008年F1世界選手権 ブラジルGP 予選

インテルラゴスでブリヂストンのソフト・コンパウンド・タイヤを装着して1分12秒368のタイムを記録したフィリペ・マッサが、ブラジルGPのポールポジションを獲得した。
フロントローの隣に並ぶのは、マッサに約0.3秒遅れて2位を獲得したヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)。

3位はキミ・ライコネン。
2列目の彼の隣に並ぶのは、チャンピオンシップ・リーダーのルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)。ヘイッキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が5位、フェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)が6位。
セバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)が7位、ニック・ハイドフェルドが8位。セバスチャン・ボーデ(スクーデリア・トロロッソ)とティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)までが予選トップ10。

午前中のフリー走行の最速ラップタイムはソフト・コンパウンドでフェルナンド・アロンソが記録した1分12秒141。
アロンソのタイムは2位のハミルトンのタイムを0.07秒以上上回った。
コヴァライネンが3位。
タイムは僅差で、上位17台が1秒以内に入った。

今日は午前中のフリー走行と午後の予選セッションの天気が大きく異なり、午後は午前中よりも気温が高かった。
今日の最速ラップタイムはQ2でコヴァライネンがソフト・タイヤを装着して記録した1分11秒768。
昨年のポールポジションのタイムはスーパーソフト・コンパウンドでマッサが記録した1分11秒931だった。
2007年の土曜日の最速ラップタイムは、3回目のフリー走行でマッサがスーパーソフトで記録した1分11秒810。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「大勢のブラジルのファンの目前で驚異的なラップタイムを記録してポールポジションを獲得したフィリペ・マッサにお祝いを申し上げます。
ブラジルGP3年連続のポールポジションでした。明日もマッサは力強いレースを戦ってくれることと思います。
また、2005年以来のフロントローを獲得したヤルノ・トゥルーリにもお祝いを申し上げます。
マッサがポールポジションからのスタート、またコヴァライネンがQ2で最速ラップタイムを記録しているように、ハミルトンのクルマはとても速いマクラーレン・メルセデスですので、明日は興味深いチャンピオンシップ・バトルになるでしょう。
路面コンディションは昨日よりも良いですが、まだグレーニングが見られるようです。
明日のレースのキーポイントは、タイヤのグレーニングが発生した時、誰が一番うまくコントロールして力強いリザルトを達成するかという点です」

参考データ(フリー走行/予選)
合計走行周回数: 690周
1台あたりの平均周回数: 35周
最多走行周回数: 46周 グロック
最速ラップタイム: 1分11秒768 コヴァライネン(予選第2セッション)
コンパウンド: ミディアム/ソフト

2007年ブラジルGP
スクーデリア・フェラーリ・マルボロのキミ・ライコネンが昨年度のブラジルGPに優勝。
ソフト・ソフト・スーパーソフトのタイヤ戦略で戦ったライコネンはチームメイトのフィリペ・マッサに1.4秒の差をつけてドライバーズ・チャンピオンシップ優勝を果たした。
フェルナンド・アロンソ(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が3位だった。

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» '08F1ブラジルGP 予選。 [◆ 桃尻開発研究所 ◆]
この時間に予選はキツイ。 いやぁ~、眠かった。 正直、あまり内容は覚えていない。 ワタクシとしては、眠剤なしでこんなに眠いのはうれしい事なのだが。 [続きを読む]

受信: 2008/11/03 00:39

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