FOTA、エンジンコスト削減で統一化に抵抗
F1各チームで構成するFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、かねてFIA(国際自動車連盟)が主導するF1エンジンの統一化に難色を示しているが、これに対抗する新たな『エンジンコスト削減案』を示している。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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FOTAの代表に就いたルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)によれば、「われわれは現在2千万ユーロ(約25億円)以上と目されるF1エンジンの費用を、2011年までに1,500万ユーロ以上削減し、わずか5百万ユーロ(6億2千万円)に留めることで合意した。
これにより、モズレー(FIA会長)が杞憂するF1コスト削減は十分に図られる」とのことで、独自案の実現に強い自信をみせている。
さらに同氏は「なんで他所のメーカーが作ったエンジンを搭載して、フェラーリだとトヨタだのと、関わっていないコンストラクターのラベルを貼ることができるのか」と、あらためて統一エンジン案に不快感を顕わにしている。
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