中嶋一貴(ウィリアムズ)、「1コーナーですべて終わった」
2008年シーズン最後のレースを18台の完走中、17位という成績で終えたウィリアムズ・チームの中嶋一貴は言葉少なく次のようにレースを振り返った。
「実質オープニングラップの1コーナーで終わってしまったのだから、実に失望させられるレースになった。
マシンはボディワークに大きなダメージを負った上にサスペンションもおかしくなってその後のペースを著しく落とすことになったんだ。
まあ、それがこのハミルトンとマッサとの間で繰り広げられたグレートなチャンピオンシップへのハミルトンに対するお祝いのように思えるよ」と、中嶋は自嘲した。
Williams Duo (C)Williams F1
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またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「われわれにとっては不本意なレースだったが、初のチャンピオンシップを獲得したハミルトンにはおめでとうと言いたい。
ロズベルグは1コーナーでいくつか順位を上げたものの、カズキのほうは他車にヒットされマシンにダメージを負ったことが悔やまれる」と、語っている。
しかし中嶋のマシンにヒットしたのはクルサードのマシンで、クルサードをスピンに追い込んだのはロズベルグが追突したことに原因があるとみられている。
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