マクラーレン首脳、「セーフティカー規則はギャンブル」
マクラーレン・チームのマーティン・ウィットマーシュCEOはシンガポールGP結果を振り返り、「現在のセーフティカー・ルールはまるでギャンブルのような結果をドライバーに与える」と語っている。
今回マクラーレンでは最初に予定したピットストップ直前にピケのクラッシュによるセーフティカー導入でピットがクローズドになり、ハミルトンは1周ピットインが遅れ、コバライネンに至ってはその影響でさらにピットストップのタイミングが遅れることに。
Nico Rosberg (C)Williams F1
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一方ウィリアムズのロズベルグはペナルティを覚悟で強行ピットイン、
後にドライブスルー・ペナルティーを科せられたものの、裁定が出るまで時間が掛かったためその間に大きなアドバンテージを得て、結果的にペナルティを受けたにもかかわらず2位入賞という望外の好結果を得ている。
ウィットマーシュ氏は「皮肉なことじゃないか。
レギュレーション通り正直に戦っているドライバーが、そのドライビング以外のことでこんな有利不利が生じるのことには耐えられない。
これではまるでギャンブルのようなものじゃないか」と、現状問題点を指摘した。
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