それでもマテシス氏、トロ・ロッソ売却を思慮
いまや本家レッドブル・レーシングを凌ぐ勢いをみせる『スクーデリア・トロ・ロッソ』だが、両チームを率いるレッドブル・グループの総帥ディートリッヒ・マテシス氏はそれでも再びトロ・ロッソの売却を示唆している。
D.Coulthard & D.Mateschitz (C)Redbull Racing
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これは同オーナーが地元オーストリアの『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙に語ったもので、「われわれはまだ来シーズンの新しいレギュレーションについて詳細に示されていないので、それぞれのチームが個々に何をすべきかがわからない。
しかしこれまで伝えられているようになるならば、われわれは二つのチームを所有しようとは思わないだろう。
ただ実際にトロ・ロッソを購入しようとする人が現れるかとうか見極めなければならないし、そういうことにはならないかも知れない、とも言えるがね。
ま、あらゆる可能性が考えられるということだよ」と、説明している。
また今季限りで引退となるデビッド・クルサードについて、「彼には今後もレッドブルの一員として残ってもらい、チームのために貢献さてもらうことになるだろう」とも述べた。
なおトロ・ロッソはゲルハルト・ベルガー氏も共同オーナーとなっている。
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