プロスト氏、「GP消滅はフランスにとって危機」
F1フランスGPを主催するFFSA(フランス・モータースポーツ連盟)が2009年のグランプリ開催の辞退を表明したことから大きな騒動を読んでいるが、これについてフランスの伝説的チャンピオン、アラン・プロスト氏が次のようなコメントを『レキップ』紙で明らかにした。
1993 French GP (C)Williams F1
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「F1グランプリの開催は、単にモータースポーツの分野だけでなくフランスの自動車産業全体にとっても重要な役割を果たしているんだ。
もし2009年のフランスGP開催が不可能になったとしても、翌2010年には絶対に復活させなければならない。
もしもこのまま消滅ということになったら、その損失はフランスにとって計り知れないものになってしまう。
これはまさにフランスの危機なんだ」
自動車レース発祥の地ともされるフランスは、もちろん1950年の近代F1初年度からグランプリを行っているが、1955年にも一度だけ開催が途切れたことがある。
なおフランスGP最多優勝はミハエル・シューマッハの8回、プロスト氏は6回でこれに続くもの。
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