FIA、フランス連盟の行動にご立腹
FIA(国際自動車連盟)は、先に突然2009年フランスGPの開催をキャンセルする姿勢をみせた主催者のFFSA(フランス・モータースポーツ連盟)に対し、緊急に事情説明するよう求めたことを明らかにした。
FranceGP Image (C)Renault F1 UK
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これだけの大きな事態の変化について、FFSA側がFIAに何も説明していないというのも驚きだが、10月7日に2009年のF1カレンダーを正式発表したばかりのFIAにとって、フランスGP突然のキャンセルはまさに顔に泥を塗られた形だ。
しかしバーニー・エクレストン氏によるF1開催国決定主導により、アジアや中東などモータースポーツ実績のない国に比重が高まる一方で、1950年からの開催実績を持つ国のうち、スイスやアメリカは消滅、ベルギーも中断を余儀なくされ、フランスとイギリスに対しては共に開催に圧力が掛けられるなど、F1開催伝統国に容赦ない軋轢が生じているのが事実だ。
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