世界金融危機、F1チームにも多大な影響
アメリカ・サブプライムローン問題に端を発した世界規模の金融危機が、F1チームにも直接的な影響を及ぼし始めている。
『ING』/Renault R27(C)Renault F1 UK
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ルノー・チームのタイトル・スポンサーで、各地のグランプリでも積極的なスポンサー活動を繰り広げてきたオランダの金融グループである『ING』は、政府から巨額資本の注入を受けることが発表された。
またウィリアムズ・チームの主要スポンサーの一つであるRBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)もまたイギリス政府から救済措置を受けることがわかっている。
そしてスーパー・アグリなきあと、最も資金的に規模が小さいと目されるプライベート・チームであるフォース・インディアも、共同オーナーでこれまで最大の資金援助を行ってきたインドの大富豪であるヴィジャイ・マルヤ氏が、株価の暴落で自身の資産価値が激減したと言われている。
最悪の場合、チームの存続にも関わるということで、もはや今季のようなフェラーリ・エンジンの支払い継続は不可能というのが大方の見方だ。
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