マクラーレン、F.インディアとの提携ほぼ合意か
マクラーレン・チームのロン・デニス代表は、かねて報じられている『フォース・インディア』チームとの技術協力提携について、ほぼ合意に達しているという見方をスペイン『AS』紙で明らかにした。
Ron Dennis (C)McLaren Group
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「まだ最終契約にこそ至っていないものの、われわれはすでに大筋で合意、調印する寸前であるのは間違いないところだ。
最後に残されたハードルといえば、例えばエンジン供給というレベルを越え、カスタマーシャシーの供給が将来的に許されるのかどうかなど、まだ不確定な要素があるから正式発表に至らないためだ」と、デニス代表。
F1用エンジンは言うに及ばず、多額な開発コストが掛かる「KERS」(運動エネルギー回収システム)の導入など、プライベート・チームのレベルでは解決できない課題が多くなっていることも混乱を招いていると言えそうだ。
なお合意に至れば、来季フォース・インディアのマシンは現在のフェラーリからメルセデスにエンジンが変更されることになる。
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