中嶋一貴(ウィリアムズ)、「1ストップは良かったけど」
中嶋一貴を1ストップ、ロズベルグのほうを2ストップと戦略を変えて臨んだウィリアムズ・チームだったが、結果的に中嶋のほうが先着、こちらの作戦が当たったこととなった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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中嶋一貴は「17番手というスタート順を考えれば12位フィニッシュできたのだから良いレースだったと思う。
レース序盤、(1ストップのため)燃料を積んで重い状態のクルマをドライブするのはとても難しく、ラインを外れてタイムロスする場面もあったけれどね。
でも最初のスティント中にペースをつかむことができて良かった。
後半のスティントでは逆に他のクルマに背後につかれたのでポジションをキープするのに専心しなければならなかったんだけれど、最後まで頑張れて良かった」と、振り返った。
またパトリック・ヘッド/エンジニアリング・ディレクターは「結果的にこのコースではわれわれのクルマはストロングではなかったが、そうした中でカズキがポジションを守る上でとても良い仕事をしたと思っている。
見たようにわれわれは2台のクルマで戦略を変えて臨んだのだが、ロズベルグのほうはこれは功を奏さなかったことになった。
結論として、信頼性こそ高いもののウチのマシンには依然スピードが足りないということだ」と、語っている。
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