マクラーレンの抗議、実は『方策なし』?
マクラーレン・チームはベルギーGPで優勝した同チームのルイス・ハミルトンに対するペナルティ処分に正式抗議を提出しているが、関係者の見方によれば事実上『方策なし』という状況のようだ。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
拡大します
ドイツの通信社『スポーツ・インフォメーション・サービス』が伝えるところによれば、今回のハミルトンに対するペナルティは、実質「ドライブスルー・ペナルティー」に値するというもの。
確かに、他の同質の違反のケースをみるとこれが妥当なものと考えられそうだ。
しかし今回は、違反行為が起きたのがレース終了直前だったため、この代わりとして「レース結果に25秒加算」というペナルティが科せられたということだ。
その場合、「ドライブスルー・ペナルティーに抗議はできない」という慣例から、同チームの抗議が認められる可能性はほとんどないことになる。
ただその一方で、FIAないしF1の姿勢が伝統的にフェラーリに甘く、マクラーレンに対して厳しいという周囲の指摘は勢いを増すばかりのようだ。
| 固定リンク
最近のコメント