ブリヂストン シンガポールGP公式予選の模様
中嶋 一貴 (C)Williams F1
拡大します
2008 FIA Formula One World Championship 第15戦 シンガポールGP [予選]
開催場所: シンガポール 開催日: 9月26日 ~ 9月28日
F1世界選手権 シンガポールGP 予選
F1 初のナイトレースとなるシンガポールGPはブリヂストンのソフト・コンパウンドのポテンザタイヤで2位と0.6秒以上の差をつけたフェリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マルボロ)が全長5.07kmのマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットのポールポジションからスタートする。
1分44秒801で余裕のポールポジションを獲得したフロントローのマッサの隣に並ぶのは、チャンピオンシップ争いのライバルであるルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)だ。
昨年度チャンピオンのキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マルボロ)は3位で予選通過、2列目の彼の隣に並ぶのは、BMWザウバーのロバート・クビサ。
ヘイッキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が5番手、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)が隣の6番手グリッドから日曜日の決勝レースをスタートする。
モンツァ優勝者のセバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)は7番手グリッドからのスタート、ティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)が8番手。
ニコ・ロズベルグと中嶋一貴が9位と10位で予選通過し、初めてAT&Tウィリアムズのドライバーが二人揃ってトップ10からスタートすることになった。
夜のフリー走行では、フェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)がスーパーソフト・コンパウンドでこのセッションの最速ラップタイムである1分44秒506を記録、2位のハミルトンとの差は0.6秒を上回った。
マッサがこのセッション3位のタイムを記録した。
今日の最速ラップタイムは、Q2でソフト・コンパウンドを装着してマッサが記録した1分44秒014。
浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「今日は非常に興味深くエキサイティングで予測のつかない予選セッションでしたが、最終的にはチャンピオンシップのトップを争うライバルふたりがフロントローに並び、チャンピオンシップ・バトルの激しさを物語る結果となりました。
コースのコンディションが良くなるにつれて、燃料が重い状態でも、非常に大きくラップライムが伸びていきました。
燃料が重い時はソフト・タイヤの方が高いパフォーマンスを発揮しました。
コースのグリップが良くなってきたということは、特にリヤタイヤの性能の落ちが早くなりますので、3ストップ戦略を選ぶチームが多くなるのではないかと思います。
明日は、どんな燃料搭載量でドライバーたちがスタートするのかが興味深い点です」
参考データ(フリー走行/予選)
合計走行周回数:606周
1台あたりの平均周回数:30周
最多走行周回数:44周 グロック
最速ラップタイム:1分44秒014 マッサ(予選第2セッション)
コンパウンド:ソフト/スーパーソフト
| 固定リンク
最近のコメント