ベルギーGPスチュワード、批判に反論
ベルギーGPのレーススチュワードが下したルイス・ハミルトン(マクラーレン)に対するペナルティは予期された通り各方面から厳しい批判を受けているが、これについて当のスチュワードの一人であるサリンダー・ザッシ氏は「公正な判断をしただけ」と、正当なものであることを強調した。
Image (C)BMW Sauber F1
拡大します
「われわれは、マクラーレンに対してどうしようとか、そうした何らかの意図などはまったく持ち合わせていない。
ハミルトンが取った行動について、厳正にF1レギュレーションの立場から判断をしたものだ。
ペナルティの内容については、結論を出すのがすでにレース終了後であったため(ドライブスルー・ペナルティーではなく)レース結果に25秒の加算をすべきか、または次戦グリッド10番降格のペナルティかの選択肢があったが、われわれは前者を選択した。
今回の処分について、とりわけ英国内で評判が悪いことは承知しているが、しかしわれわれには何ら恥ずべきことはない」
なお、グランプリレースのレーススチュワード(審査委員)は3人で構成されていて、通常委員長と一人の委員がFIA(国際自動車連盟)からの派遣、もう一人が開催国のACN(モータースポーツ権能団体)から選出される。
ザッシ氏はケニアに籍を置いていて、今回FIAから送られた委員とみられる。
| 固定リンク
最近のコメント