FIA、ベルギーGPマクラーレンの抗議却下
23日(火)FIA(国際自動車連盟)は、同日行なった国際控訴審の裁定により、ベルギーGPレース結果に対するマクラーレン・チームの抗議を退けたことを正式発表した。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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これはベルギーGP決勝レース中、同チームのルイス・ハミルトンがシケインをショートカットした際に不当に順位を上げた行為に対し、本来はドライブスルー・ペナルティーを科すところ、レース終了間際だったためにレース後の審査対象事案とし、最終的にハミルトンのレース結果に25秒を加算する処分としたレーススチュワードによるペナルティについて、マクラーレン・チームから「ハミルトンは直後に順位を戻していて処分は不当」と抗議が出されていたもの。
しかしハミルトンは順位を戻した直後、1コーナーまでに再びライコネンを抜いていて、これが「不当にアドバンテージを得た」と判断されたようだ。
これでベルギーGPのレース結果は確定となるが、マクラーレン側によれば、オーバーテイクの直後にチャーリー・ホワイティング/レースディレクターにレギュレーションに触れないかどうかの確認を取ったということで、それが事実であればハミルトンの無念は十分理解できるものだ。
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