ベッテル、「シューマッハ2世」評価に辟易
前世界チャンピオン、フェルナンド・アロンソが持っていたこれまでの最年少優勝記録を打ち破ったセバスチャン・ベッテルに対し、周囲から揃って与えられているのが『ミハエル・シューマッハ2世現る』との評価だが、本人は「そんな評価は聞きたくない」と、これを拒否している。
Sebastian Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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「僕がシューマッハ2世だなんて言われているけれど、そんなの全然当たっていない。
だって僕はまだF1でたった一度勝っただけの駆け出しなんだ。
そんなこと言う前に、まずシューマッハが成し遂げた偉大な記録の数々を思い出してみてよ。
比較するならアロンソのほうがよほど偉大で適している。
彼は現役ドライバーの中でも最高、2度の世界チャンピオンなんだからね。
名前を出してくれるのは光栄なことだけど、僕はまだそんなレベルじゃないさ」
それでもモンツァの表彰台で流れたドイツ国歌(ベッテル)&イタリア国歌(トロ・ロッソ)の組み合わせには、誰もがシューマッハ&フェラーリ時代を思い出したことだろう。
なお、この若きドイツ人ドライバーに、早くもシューマッハ兄弟のマネージャーだったウィリ・ウェバー氏がマネージメントの名乗りを挙げているという。
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