中嶋一貴、「スタートの失敗がすべて」
スペイン第2のグランプリで、地元のスーパー・ヒーローであるアロンソを「1周もせずにリタイヤに追い込んだ」ウィリアムズ・チームの中嶋一貴は、次のようにレースを振り返った。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「とにかくスタートでの失敗がすべてだった。
あれさえなければ、順位を下げてアロンソに「追突」することもなかった訳だし。
スタートで遅れた原因はまだわからないけれど、早急に究明する必要があるね。
ピットに戻って修復した後は、とにかく確実に追い上げるようコンスタントな走りを心掛けた。
ところが(ペースの上がらない)バリチェッロの後ろに追いついてしまい、これをオーバーテイクするのにえらく手こずってしまったんだ。
最終的にはこれをかわすことができたけれど、その時にはもう遅すぎた」
同チームのパトリック・ヘッド/エンジニアリング・ディレクターは「ロズベルグが1ポイントを獲得し、カズキがアクシデントに巻き込まれたというのは、予選での9番手と11番手という差がもたらせたもの。
各チーム共に信頼性を増したいま、カズキがQ3に進めなかった0.1秒というタイムをわれわれは見出さなければならない」と、締めくくった。
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