ブリヂストン、ライコネンの指摘を否定
フェラーリ・チームのキミ・ライコネンが、先に「競争相手がなくなったことでブリヂストンF1タイヤの質が低下した」と指摘したことに対し、ブリヂストン・モータースポーツの安川ひろし/推進室長はアメリカ『CNN』でこれを強く否定した。
Tyre Warmer Image (C)Redbull Racing
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われわれが最初にF1に参入した当時、ブランドを世界に衆知させることが目的の一つだったが、現在はF1タイヤの開発から得られる技術的メリットの価値が大きい。
「F1でのタイヤは、ライバルがあるかどうかに関わらず、常に技術革新の頂点にある。
それは絶え間なく進化を続けているし、そしてそれが間違いなく市販タイヤの技術にも活かされているものだ」
単独サプライヤーとなった現在もブリヂストンがF1タイヤの供給に掛かる費用は総額1億ドル(約110億円)にも及ぶと推定されるが、いまのところ2010年の契約満了後もF1から撤退する動きはないようだ。
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