スチュワート氏、「フェラーリ優遇されている」
元F1チャンピオンで、現役時代からとりわけレースの安全性に一家言を持っていたジャッキー・スチュワート氏が、ヨーロッパGPでのマッサの「危険行為」への処分について「フェラーリは特別扱いされている」と英『デイリー・メール』紙で主張している。
Sir Jacie Stewart (C)Ex.Stewart Racing
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「私はかねてフェラーリがF1で特別扱いされていると感じているが、今回のヨーロッパGPでまたさらにそれが裏付けられたと思っている。
マッサがピットアウトの際にピットレーンで犯した行為は、すこぶる危険なもので場合によっては大きな惨事になりかねないものだった。
ところがこれに対する処分は罰金だけ。
そんなもの、裕福なチームにとって何でもないものだ。
もしも他のチームのドライバーが同じことをしたら、おそらくペナルティはレース結果に25秒加算するというものになった筈で、それならフェラーリの優勝はなかったことになるのだがね」
同氏はさらに現在のレーススチュワードが「適正な報酬を受けていないアマチュア」であることもこうした問題の原因と指摘した。
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