ベッテル(トロ・ロッソ)のトラブルは油圧系
来シーズン、本家レッドブル・レーシングへのステップアップも決まり、調子を上げていたドイツのセバスチャン・ベッテル(21歳:トロ・ロッソ)だが、1日(金)行われたフリー走行では1回目・2回目セッション共に最下位という屈辱を晴らす。
その原因は、いずれもマシンのハイドロリック系だったとのことだ。
S.Vettel & G.Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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「とにかくどちらのセッションもたった1回だけのセットしか走れなかったんだもの、話にならないよ。
日曜日の決勝レースに向けて、金曜日は様々な情報を収集する、とても大事な一日なんだ。
だから今日ほとんど走れなかったことのデメリットはほんとに大きいよ。
仕方ないからチームメイト(ボーデ)のデータを見せてもらい、それを基準にするつもりだけれど、いくら同じマシンとはいっても自分自身のものと比較すると倍ほども違ってしまうんだ。
明日はなんとかこの遅れを取り戻せたらいいんだけど……」
ここ2戦はいずれも予選でトップ10入り、本家を凌ぐスピードを見せていただけに悔やむベッテルだった。
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