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2008/08/30

トヨタ モンツァ合同テストの模様(8/29)

F1モンツァ合同テスト最終日
最終日はティモ・グロックが担当

ドライバー:ティモ・グロック

ティモ・グロックは、F1の伝統的なイタリアのサーキットをTF108で初めて経験するために、パナソニック・トヨタ・レーシングがモンツァで行っているテスト3日目に合流した。
ティモは、速い速度と低いダウンフォースの、モンツァ仕様の空力パッケージに適応するために一日を費やした。
彼は、よく知られたモンツァの高い縁石に対処するために車を調整する一方で、より良いターンインと、満足のいくブレーキバランスを探すことに専念した。
テスト終了30分前に、レスモの二つ目のコーナーでタイヤバリアに接触する前まで、彼は多くの異なるセットアップを試した。
パナソニック・トヨタ・レーシングは、来週開催されるベルギーGPの金曜日の公式練習で再び活動する。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ティモ・グロック:TF108-04
ベストラップタイム::1分23秒897
順位:7位
周回数:79周
走行距離:457.647km(コース長:5.793km)

「何が問題だったのか、われわれは詳細に分析しなければならない。
アクシデントが起きるまでは、正午頃にいくつかの問題が生じたものの、テストは問題なく進んでいた。
そして午後になると、コースのコンディションが少し遅くなる方向に変わり、大きな進展を遂げることができなかった。
クラッシュは良いことではなかったし、何が起こったかよくわからない。
少しアンダーステアがあって、縁石の上を走るのはあまり心地良くはなかったのだけれど、ミスをしたとは思っていない。
われわれはデータをよく見なければならない」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー

「テスト終了間際にティモがコースオフしたのは不運だったが、起きるべきアクシデントだったならば、1日の始めに起きるよりは良かった。
今回のテストは、他のサーキットとは全く異なるモンツァ特有の要求にティモを慣れさせることを目的としており、われわれは組んでいたスケジュールの大部分を既にやり終えた。
ブレーキの感触、車高、そして通常の空力セットアップなどに関して多くの実験を行った。
安定したコンディションで、天候に邪魔されることもなく、実り多い3日間となった。
スタッフ全員の努力について感謝をしたい。
われわれは多くのデータを集めることができた。
来月ここで行われるイタリアGPの前に、それらのデータのすべてを考慮に入れるつもりだ」

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