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2008/08/28

トヨタ モンツァ合同テストの模様(8/27)

F1モンツァ合同テスト初日
初日はヤルノ・トゥルーリが担当

2008年8月27日(水)イタリア・モンツァ

ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ

ヤルノ・トゥルーリは、9月14日に開催されるF1第14戦イタリアGPの準備のため、パナソニック・トヨタ・レーシングの3日間のテストをモンツァでスタートした。
朝のコンディションは暑く、晴れ渡っていたが、詳細な調査を必要とするいくつかの機械的な問題により、テストチームは難しいスタートを切った。
その後、ヤルノは、モンツァ仕様に改良され、イタリアGP特有の低いダウンフォースに合わせた空力パッケージを導入した“TF108”のベースラインのセットアップを行うことに専念した。
また、70%のフルスロットル走行を特徴とし、1周が3箇所のシケインで分かれているこのコースでは、ブレーキングの性能と安全性が重要となる。
そのためヤルノはTF108の反応に関してできるだけ多くのデータを集めるため、特にブレーキとサスペンションに焦点を合わせて多くの走行を行った。
明日も、引き続きヤルノがドライビングを担当する。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ヤルノ・トゥルーリ:TF108/04

ベストラップタイム::1分24秒510
順位:9位
周回数:92周
走行距離:532.956km (コース長:5.793km)

「モンツァでは、できる限り少ない空気抵抗で走行しようとするため、他のサーキットほどダウンフォースを持たないから、クルマに対する感覚が非常に重要なんだ。
スタートで遅れが出てしまったけれど、その後、われわれは異なるレベルのダウンフォースでクルマを試して、イタリアGPで使用する予定のブリヂストン・タイヤのコンパウンドを評価すると共に、ブレーキ作業に専念した。
最終的に、90周以上の走行を行い、明日のテストを続けるための多くのデータを集めることができた」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「少し遅れが生じたため、朝のスタートは理想的にはいかなかったが、走行を始めた時にはすべてが順調に運んだ。
ケルンで分析しなければならない、いくつかの機械的な修正を行わなくてはならなかった。
午後には、サスペンション・データの収集と他のテスト項目に重点を置いて、組んであったプログラムをこなすことができた。
速いラップタイムを計測することが目的ではなかったが、ティモが金曜日のテスト最終日を引き継ぐ前に、われわれは、明日ヤルノと共にさらなる進歩を遂げられるであろう」

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