ブリヂストン、今週『200戦』の節目に
今週末行われるヨーロッパGPは、現在F1で単独タイヤサプライヤーを務めるブリヂストンタイヤにとって通算『200戦』の節目にあたる。
Tyre Balancer (C)Panasonic Toyota Racing
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同社がF1に参戦したのは1997年の開幕戦オーストラリアGPからで、以来1戦も欠かさずF1グランプリの現場で同社の『ポテンザF1』が戦いを繰り広げてきたことになる。
今回のヨーロッパGPに、ウェット&エクストリームウェットタイヤとソフトドライ&スーパーソフトドライタイヤ併せて総計2,000本にも及ぶタイヤを持ち込むというが、まだF1マシンが走ったことのないバレンシア市内ウォーターフロントに設営された市街地特設コースということで、同社の技術水準がまた試されることになりそうだ。
同モータースポーツの浜島裕英/開発本部長は「バレンシアは新しいF1サーキットなので、チームに多くの課題を呈することだろう。
コーナーの多い公道コースではあるが、1周全体ではかなりの高速になるだろう。
他の公道コースと同じように、週末を通じてサーキットのグリップレベルの改善が大きく進むと予想している。
また8月のバレンシアはかなり温度も上がるとみられるので、チームは絶えず注意しながらタイヤ管理に取り組む必要がある。
とにかくこれまでレースをしたことのないサーキットなので、今回は参加する全員がコースについて学ぶことになり、レースウィークエンド全体の戦略決定が見所になるだろう」と語っている。
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