中嶋一貴、「難しい予選セッションだった」
僚友ニコ・ロズベルグが予選Q1で脱落した一方で、なんとか15番手でQ2に進出を果たしたウィリアムズの中嶋一貴だったが、Q2進出組の中でのタイム差は大きいものだった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「明らかに僕たちチームにとってはとても厳しい予選だったね。
Q2に進出は果たしたものの、グリップがなくて苦労させられたし、ここでは他のクルマとのタイム差は明らかなものだった。
われわれはマシンから、また自分自身からも何かを引き出さなくてはならないし、明日の決勝レースに向けての良い戦略を見出すために今夜は多くの仕事をしなくてはならないね」
一方のロズベルグは「今週はとにかく至る所で跳ねる始末で、明らかにサスペンションに問題がある」とし、レースが難しいものになることを示唆した。
またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「ロズベルグのマシンにはサスペンション・システムに問題点があった。
明日はパーツを交換するのでラップタイムは改善されるだろう。
カズキのほうのマシンに同じ障害はなかったが、明らかにここシルバーストーンではわれわれのクルマはうまく機能していない。
それがこのグリッド結果を表している」と、説明した。
なお中嶋一貴がロズベルグに予選で勝ったのはスペインに続き今季2回目。
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