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2008年7月

2008/07/31

A.ジョーンズ氏、「ピケの活躍まだ不十分」

元F1チャンピオンの子息として今シーズン鳴り物入りでデビューしながらも前半は大苦戦、シート喪失の噂までささやかれたルノー・チームのネルソン・アンジェロ・ピケ(22歳:ブラジル)だが、先のドイツGPでは2位表彰台を獲得するという起死回生の入賞劇をみせた。
A.Jones & F.Williams/1980 (C)Williams F1
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しかしこれについて、それでもまだ「活躍は不十分」と、やはり元F1チャンピオンであるアラン・ジョーンズ氏(61歳:オーストラリア)が独紙で指摘している。

「結果は確かに素晴らしいものを手にしたが、しかしそれはまだ彼の能力を納得させるには不十分なものだよ。
例えばそれはイギリスGPでのバリチェッロ(ホンダ:3位)と同様なもので、極めて特異な条件で成し遂げられたものだからだ。
ドイツで2位になったからといって、それを再び次のレースで再現できる保証はまったくないからね。
優秀な遺伝子を持った彼には才能があると思っているが、しかし残念ながらまだそれは証明されていないんだよ」

ジョーズ氏は1980年のチャンピオン(ウィリアムズ)、翌1981年はピケの父親ネルソン氏がチャンピオンになっている。

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モズレーFIA会長、イタリアGP公式出席の構え

いわゆる『セックス・スキャンダル問題』騒動以後、F1グランプリ現場への公式出席が途絶えているFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長だが、このほど同事件に関わる裁判で勝訴したこともあり、どうやら9月にも復帰を目論んでいるようだ。
Max Mosley (C)RedBull Racing
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伝えられるところでは、復活の舞台に予定されているのは9月14日(日)にモンツァで決勝レースが行われる第14戦伝統のイタリアGP。

モズレー会長は第3戦のバーレーンGPへの出席をキャンセルしているので実現すれば実に12戦ぶりということになり、これまでに例のない『中座』ということになる。
(第6戦のモナコGP時にはお忍びでモンテカルロを訪問しているが、いくつかの会合に出ただけで公式には欠席となっている)

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ライコネン、ブリヂストンの品質に疑惑の目

ドイツGPの結果、ライバル・マクラーレンのハミルトンに選考を許したばかりかチームメイトのマッサにも現在後れを取っているフェラーリのキミ・ライコネンが、ブリヂストンのタイヤ品質にクレームを付け始めている。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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「以前は2つのタイヤメーカーが競合していて、互いにその性能について競い合っていた。
ところが現在はブリヂストンによるワンメイクになってしまっていて、このことがタイヤの品質レベルを維持する上でマイナスになってしまっていると感じるね。
ブリヂストンのタイヤは、ある時はとてもいい状態で走れたのに、タイヤセットを交換した途端にまったく状態が変わってしまうんだ。
マシンのセットアップはどこも全然変えていないのに、だよ。
こんな状況はまったく期待外れだよ」

確かにドライバーのコメントとしてタイヤセットによる違いが指摘されることは多々あるが、名指しでブリヂストンタイヤが非難されるのは例のないことだ。

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F・インディア、シームレス・シフト投入は見合わせ?

大手自動車メーカーの支援がなく苦戦が強いられるプライベート・チームである『フォース・インディア』チームにとって、先のヘレス合同テストで投入したシームレス・シフト・ギヤボックスは大きな武器になる筈だった。
Mike Gascoyne (C)Ex.Spyker F1
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実際、同テストではしばしば戦闘力あるタイムをマークして周囲の期待を集めたが、同チームのマイク・ガスコイン/チーフ・テクニカル・オフィサーは「ギヤボックスの熟成には時間が必要で、まだ実戦投入には時期尚早」と、今週行われるハンガリーGPでの投入は見送る姿勢のようだ。

今年のレギュレーションでは、ギヤボックス交換の場合にはペナルティ(5グリッド降格)が科せられることもあって、チームとしても慎重な判断にならざるを得ない模様だ。

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モズレー会長、再選には応じず

6月に行われたFIA(国際自動車連盟)臨時総会での信任投票により、さらなる任期延長が確実とみられるマックス・モズレー会長だが、本人は英誌に対しそうした噂を否定している。
Max Mosley (C)Renault F1 UK
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「2009年も私がこの仕事を継続しているべきだ、という人たちがたくさんいることは承知している。
しかしこんな仕事はいつまでも続けられるものではないよ。
毎日どれだけの量の仕事が待ち受けているのかを考えると、私は朝、仕事場に行くのが憂欝になるほどなんだ。
それにこの仕事は外から見るよりそんな簡単なものではないんだよ」

モズレー会長の現在の任期は来年の10月。
後任にはフェラーリのジャン・トッド氏らの名前が挙げられているが、同会長は「トッドならF1の他の分野でいくらでも高額な報酬を手にすることができるだろう」と皮肉っている。

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2008/07/30

トヨタ KERS(エネルギー回生システム)に関するルカ・マルモリーニ Q&A

Toyota_new_logo2_3

KERS(エネルギー回生システム)に関するルカ・マルモリーニ Q&A

2008年7月29日(火)

トヨタのKERS開発はどれぐらい進んでいますか?
我々はKERSシステムの開発と改良に全力で取り組んでいる。様々なオプションに関しては詳しく調べたので、次のチャレンジは、クルマに初めてKERSを搭載して走らせる前にシステムを改良することだ。KERSシミュレーションダイナモでKERS開発の95%が行えるため、現段階で、我々の開発作業はレースコースよりも、むしろ完全にファクトリーがベースになっている。2009年のレギュレーションにより、TF109はTF108とは全く異なるものになるので、現段階において、KERSをコース上でテストする際にはほとんど利点は分からないだろう。

トヨタはKERSをいつクルマに搭載して走行させるのですか?
ファクトリーでの開発の進展度合いによるので、走行の日付を決めてはいない。
システムの性能と安全性が我々の厳しい要件を満たした時に、初めてクルマにKERSを搭載して走らせるつもりだ。

パフォーマンスの点において、KERSはどれぐらい重要ですか?
FIAは、非常に優れたKERSをもつチームと、劣るKERSをもつチームとの間に巨大な差が生まれるのを避けるために規則を定めた。KERSの生み出すパワーは1周当たり約6.5秒しか利用可能ではない。そのため重量配分とパッケージの内容を考慮に入れなくても、現実的に見てタイム利益は1周あたり0.1秒から0.3秒しかないので、ラップタイムに大きな違いは生まない。しかしながら、KERSが提供する付加的な恩恵は、オーバーテイクのチャンスだ。1周のみのパフォーマンスでは、重量配分の問題を考慮に入れたとしても、KERSを搭載していないクルマと比べて
アドバンテージがあるかどうかは疑問があるが、トラクションを与えることで、オーバーテイクの良いチャンスができる。

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ベルガー氏、「起用ドライバーに国籍無関係」

ベッテルの本家(レッドブル)移籍により、来季ドライバー・ラインナップが変更になることが必至のトロ・ロッソだが、共同オーナーであるゲルハルト・ベルガー氏は押し寄せる『雑音』の排除に躍起のようだ。
Gerhard Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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最近聞かれるのはレッドブル・グループを率いるマテシス/オーナーによるサルバドール・デュラン(メキシコ)やカルン・チャンドク(インド)といった、国籍重視と思われるドライバー名の浮上。

これについて、この日本でも人気の元F1ドライバーは「ドライバー起用に国籍は関係ない。
どの国のドライバーであれ、真の実力があればそれだけが条件になる。
それが中国人であれば中国人ドライバーということになるし、オーストリア人であればオーストリア人ドライバーだよ」と、オーストリアの『モーターライン.cc』に語った。

とはいえ巷で噂に上がっているのはブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)、セバスチャン・ブエミ(19歳:スイス)、そしてロマン・グロージャン(21歳:フランス)(21歳:フランス)らで、母国ドライバーのアンディ・ツバーに対しては「まずGP2で優勝しなくては」と、慎重な姿勢だ。

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ルノー・チーム代表、アロンソ残留に自信

今シーズン末には移籍も噂されるルノー・チームのフェルナンド・アロンソ(27歳:スペイン)だが、同チームのフラビオ・ブリアトーレ代表はイタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙で残留に自信をみせている。
2008 Renault Team (C)Renault F1 UK
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「現実として多くのポイントを逃がしているのは事実だが、しかし彼は示された結果以上に素晴らしい仕事をしているよ。
共にいい結果を求めようとする姿勢はわれわれもアロンソもまったく変わらない。
だから私は彼が来シーズンもわれわれと一緒であると信じているね」

アロンソは現在13ポイントでランキング9位。
(昨季の同じ時期には68ポイントでランキング2位)
またコンストラクターズでも昨季の4位に対し現在は6位に留まっている。

アロンソのルノー・チームとの契約には『成績条項』があって、一定以上のポイントが挙げられない場合、2009年の契約を自ら白紙に戻す権利を持っているとされるが、意中とみられる紅いチームには現在空きシートなし。
唯一のカギは、ライコネンが今季限りで引退した場合に動きがあるとみられている。

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スーパー・アグリの資産、フォームテックが獲得

2008年シーズン序盤、資金難からF1撤退を余儀なくされた元『スーパー・アグリ・F1』の資産を、ドイツのツール会社である『フォームテック GmbH』が獲得したことがわかった。
Ex.Super Aguri Factory (C)Super Aguri F1
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同チームが所有する資産は、かつてアロウズ・チームやプロスト・チームが破綻した際にも整理を手掛けたイキリスのビジネス・アドバイザー会社『PKF』が管財人となっていて、今回の清算が行われたもの。

フォームテックでは「モータースポーツへの参画は魅力的」とは語るものの、具体的な計画はとりあえずないようだ。

なお、スーパー・アグリはホンダに対してエンジン供給代金など100億円以上の負債がある上に、リーフィールドのファクトリーは元々借り物であるなど資産そのものは多くないとみられている。

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フェラーリ、今週末『シャークフィン』投入へ

フェラーリ・チームは、今週行われるハンガリーGPでいま話題の大型エンジンカバーいわゆる『シャークフィン』を実戦投入することになるようだ。
Ferrari/Jerez Test (C)Ferrari S.p.A
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同チームでは先に行われたヘレス合同テストでこれにトライしたものの、実際に走行したのはわずか1日足らずであったため今週の実戦投入はないものとみられていた。

ただ、ハンガリーGPが行われるハンガロリンクは低速コーナーが多く、このタイプのカウルのデメリット(高速時の横風対応)が表れる場面は少なそうだ。

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フェラーリ、今週末大型エンジンカバー投入へ

フェラーリ・チームは、今週行われるハンガリーGPでいま話題の大型エンジンカバーいわゆる『シャークフィン』を実戦投入することになるようだ。
Ferrari/Jerez Test (C)Ferrari S.p.A
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同チームでは先に行われたヘレス合同テストでこれにトライしたものの、実際に走行したのはわずか1日足らずであったため今週の実戦投入はないものとみられていた。

ただ、ハンガリーGPが行われるハンガロリンクは低速コーナーが多く、このタイプのカウルのデメリット(高速時の横風対応)が表れる場面は少なそうだ。

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F1チームがマラネロで会合、新団体設立へ

29日(火)、フェラーリの本拠地として知られるイタリア・マラネロにF1各チームの代表が集結、新たなF1コンコルド協定の策定などに向け、F1チームとしての新団体「FOTA:フォーミュラワン・チーム・アソシエーション」を設立することで合意した。
Image (C)Ferrari S.p.A
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これは、F1の運営団体であるFIA(国際自動車連盟:マックス・モズレー会長)、商業権を束ねるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント:バーニー・エクレストン代表)に対し、参加者の立場からF1に参画するもので、昔存在したFOCA(フォーミュラワン・コンストラクターズ・アソシエーション)に近いものとなるようだ。

今回の会議には、バーニー・エクレストン氏、そして商業部門での実質的な支配者である「CVCキャピタル」からドナルド・マッケンジー氏も参加していて、今後F1レギュレーションなどでFIA側と対決する場面もありそうだ。

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2008/07/29

クルサード、3戦目も同じエンジンで

ルノー・スポールでレッドブル・レーシングへのエンジン供給を担当するファブリス・ロム氏は、今週迎えるハンガリーGPでデビッド・クルサード(レッドブル)のマシンが前戦・前々戦と同じエンジンを継続使用する方針であることを明らかにした。
Renault F1 Engine (C)Renault F1 UK
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クルサードはドイツGPでこそ完走しているものの、イギリスGPではオープニングラップでのアクシデントにより0周リタイヤになっていて、エンジンのライフはまだ大丈夫と判断されたようだ。

とはいえロム氏、表向きは「ウェバーがドイツGPでのエンジントラブルにより今回交換を余儀なくされるので、チームとして同じ作戦を採りたくない」としているものの、「3戦連続で同じエンジンを使うというのはわれわれにとっても初めてのこと」とも語っていて、あるいは高額なエンジン使用料がルノー・チームの判断に影響を与えたというのが実状なのかも知れない。

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ウェバー、2008レース・オブ・チャンピオンズに

Baylissandwebber_2 トロイ・ベイリス & マーク・ウェバー (C)ROC

南半球オーストラリア出身のマーク・ウェバー(31歳)が、今年の『ROC(レース・オブ・チャンピオンズ)』に出場することが決まった。

ウェバーの同イベント出場はこれが初めて。
オーストラリアがチームを組むのもこれが初めてで、ウェバーはスーパーバイク・チャンピオンであるトロイ・ベイリスとコンビを組む。

12月14日に行われる今年のイベント、F1ドライバー関連としてはすでにミハエル・シューマッハとセバスチャン・ベッテルがドイツ・チームで、ジェンソン・バトンがブリオールと組んでGBチームから出場することが決まっている。

ウェバーROC出場のニュースはこちら

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全チームFIAに反旗! 来季エントリー皆無

2009年F1世界選手権のエントリーは来たる7月31日(木)に締め切られるが、驚いたことにまだいずれのチームからもエントリー表明がなされていないことがわかった。
これはFIA(国際自動車連盟)がF1エンジンに関するレギュレーションを勝手に変更することに対し、チーム側が強く反発しているためだ。
Image (C)Ferrari S.p.A
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FIAはすでに2012年までエンジンに関しては開発凍結としていて、各チームともこの方針で参戦体制を築いてきたのが現状だ。
しかしFIAのマックス・モズレー会長は突然「2011年から燃費を現行エンジンよりも20%向上させる」という新たな方針を示したもの。

これに対しチーム側は「新たなる規定変更はチーム予算の減少というこれまでの方針に反する」と抵抗。
さらに現実の問題として、開発が凍結されたためどのチームもエンジン開発要員がいないという実状があるためだ。

こうしたことから、2009年のエントリーは「現行ルールを継続させる」ことを条件とし、全チーム足並みを揃えて一斉エントリーすることになるとみられる。

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トヨタ ハンガリーGP事前ニュース

F1第11戦ハンガリーGPプレビュー

パナソニック・トヨタ・レーシングはF1恒例の夏休みに入る前に、最後のレースとなるハンガリーGPのため、今週末は東方に焦点を向ける。
ハンガリーGPはブダペストにある曲がりくねったハンガロリンク・サーキットで1986年から開催されているが、ここでは、モナコで使用されたのと同様の、高ダウンフォースの空力パッケージに回帰する。
4.381kmのコースが14のコーナー(その大部分がタイトコーナー)で構成されているハンガロリンクは、平均速度がモンツァより時速で50km遅い約195kmとなっており、カレンダー上で最も遅いコースの一つである。
この為コース上の短いストレートでのドラッグを犠牲にしてダウンフォースを最大にする特有の空力パッケージを必要とする。
そのため、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは空力の調整などを行うほか、今週末に高ダウンフォースのフロントウィングとリアウィングを使用することになる。
難しいレースとなってしまったドイツGPの後で、明確な目標はハンガリーでポイントを再度獲得することだ。

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トヨタ ハンガリーGP事前ニュース

F1第11戦ハンガリーGPプレビュー
F1第11戦ハンガリーGPプレビュー

パナソニック・トヨタ・レーシングはF1恒例の夏休みに入る前に、最後のレースとなるハンガリーGPのため、今週末は東方に焦点を向ける。
ハンガリーGPはブダペストにある曲がりくねったハンガロリンク・サーキットで1986年から開催されているが、ここでは、モナコで使用されたのと同様の、高ダウンフォースの空力パッケージに回帰する。
4.381kmのコースが14のコーナー(その大部分がタイトコーナー)で構成されているハンガロリンクは、平均速度がモンツァより時速で50km遅い約195kmとなっており、カレンダー上で最も遅いコースの一つである。
この為コース上の短いストレートでのドラッグを犠牲にしてダウンフォースを最大にする特有の空力パッケージを必要とする。
そのため、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは空力の調整などを行うほか、今週末に高ダウンフォースのフロントウィングとリアウィングを使用することになる。
難しいレースとなってしまったドイツGPの後で、明確な目標はハンガリーでポイントを再度獲得することだ。

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グロックの事故遠因はイギリスGPでの事故

ドイツGP決勝レースで起きたティモ・グロックのアクシデントについて原因究明を続けていたトヨタ・チームは、サスペンション破損の遠因が前戦イギリスGPでの事故にあるとの調査結果を明らかにした。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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それによれば、イギリスGPでグロックは何回かの接触事故に遭遇していて、その際に直接の事故原因とされるトラックロッドが損傷を受けていたと推定している。

イギリスGPのレース後、当然チェックを受けてドイツGPへと臨んだマシンだが、残念ながらこの段階で損傷を発見することができなかったようだ。

チームでは今後こうしたケースも想定し、再び同じような事故が繰り返されないよう検査工程を改善するとしている。

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ベルガー氏、「ベッテルは2年契約」

現トロ・ロッソで、来シーズンからは本家レッドブル・レーシングで走ることが決まっているセバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)について、その契約期間は2010年までの2年であるとゲルハルト・ベルガー氏が語っている。

これはドイツの『TZ』紙で明らかにしたもの。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は期間について明言していなかった。
S.Vettel & M.Theissen (C)BMW Sauber F1
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これについて、元所属していたBMWザウバーなどとの関連があるのでは、とも推測されている。

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2008/07/28

アロンソ、「シューマッハの年まで続ける」

1981年7月29日生まれ、明日で満27歳になるルノー・チームのフェルナンド・アロンソだが、「目標はミハエル・シューマッハの年まで続けること。まだまだ引退なんて頭にない」と、英『デイリー・テレグラフ』紙で長期戦略であることを宣言している。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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「人間、いい想い出というのはなかなか忘れることができないものさ。
そして僕は、その感激を他のスポーツや人生で得られるとは思っていない。
だからまだまだF1ドライバーとしての仕事をこれからも続けたいと思っているんだ。
そしてもっともっと多くの成功をこの手にしたいと考えているよ」

2005年・2006年とまだ2回のチャンピオン経験に留まるアロンソだが、通算7回の王者に輝くミハエル・シューマッハが37歳まで現役を続けたことを考えれば、今後まだまだ記録更新のチャンスはあることになる。
その戦略ために必須なのが、跳ね馬チームへの移籍ということになるのかも知れない。

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デニス氏、「ハミルトン タイトル獲得に助け無用」

イギリスGP終了時には3人が同ポイントで並んだ2008年のドライバーズ・チャンピオンシップだったが、ドイツGPでの連勝でマクラーレンのルイス・ハミルトンが一歩抜け出した形。

そのハミルトンの初タイトル獲得について、同チームのロン・デニス代表は一部に噂されるチームオーダー発令を否定、「ハミルトンのタイトル獲得にコバライネンの助けは無用」と、言明した。

これは、同国の元チャンピオン、ジャッキー・スチュワート氏が「ハミルトンのタイトル獲得のため、コバライネンにはするべき仕事がある」と、暗にサポートを考える必要を示唆したことに対するもの。
L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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「われわれマクラーレンでは、ドライバーに対して平等でない待遇を与えた歴史はない。
これはメルセデスもまったく同様に考えであって、今シーズンにおいてももちろん変わらないこと。
ハミルトンは自分自身の手によりそのタイトルを獲得することだろう」

マクラーレン・チームでは、かつてアラン・プロストと故アイルトン・セナとの間で壮絶なバトルが繰り広げられた経緯を持つ。

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S.ワトキンス博士、安全への貢献に栄誉

FIA(国際自動車連盟)のモータースポーツ安全研究所長を務めるシド・ワトキンス博士に対し、その長年に渡る安全への貢献を讃えるMIA表彰が英国上院議会で行われた。
F1 Safetycar Image (C)Redbull Racing
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もともと脳神経外科医であるワトキンス博士は26年間に渡りF1のレース・ドクターを務め、様々なアクシデント現場では真っ先にセーフティカーで駆けつけるなどドライバーたちからの信頼も厚かった。

元F1ドライバー、マーティン・ブランドル氏から彰を授与されたワトキンス博士は「博士が初めて関わった1961年当時と比べ、F1はシートベルト、ヘルメット、HANSなどあらゆる面で安全性の向上が図られたが、そのほとんどが博士の功績だ」と、讃えられた。

2002年にはエリザベス女王から大英帝国OBE(オフィサー)を与えられたワトキンス博士は、2004年に現場から離れ、現在のポジションに就いた。
同博士には、さらに英国で最も栄誉ある『ナイト』の称号授与も期待されている。

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クビサ(BMW)、「自分にはホームグランプリ」

今週迎えるハンガロリンクでのハンガリーGPについて、ポーランド出身のロバート・クビサ(BMWザウバー)が「自分にはホームグランプリ」と、意欲を示している。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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「ハンガリーGPはポーランドから最も近い所で行われるグランプリだから、きっと母国の応援団がたくさん来てくれると思うよ。
僕にとっては、まさにホームグランプリとも言える所だね。
それに加えて、ここは僕のF1デビューの地でもあるんだ。
だから余計特別な想い入れが湧いてくるというものだよ」

2006年のハンガリーGP、クビサは突然欠場を申し出たジャック・ビルニューブの代役として緊急参戦。
みごと初レースを7位でフィニッシュしたものの、レース後の車検でマシン重量が規定より2キロ軽かったことから失格となっている。

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大丈夫かマクラーレン、ボーダフォンに危機?

かつては跳ね馬フェラーリの、そして現在はマクラーレン・チームの主要スポンサーとして知られる世界最大の多国籍携帯電話事業会社である『ボーダフォン』(イギリス)に、経営危機が報じられて大きな話題となっている。
McLaren MP4-22 Nose (C)McLaren Group
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同社では株価が急落したことからCEO(最高経営責任者)が交代する状況になっていて、これに伴い現在行っている各スポーツ分野でのスポンサー活動を縮小するのではないか、との憶測が流れたためだ。

しかし同社ではこうした噂を全面否定し、スポンサー活動に変化はないと言明している。
同社はモータースポーツの他にも、サッカーのUEFAチャンピオンズリーグや競馬など多岐に渡る大規模な支援を行っている。

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大丈夫かマクラーレン、ボーダフォンに危機

かつては跳ね馬フェラーリの、そして現在はマクラーレン・チームの主要スポンサーとして知られる世界最大の多国籍携帯電話事業会社である『ボーダフォン』(イギリス)に、経営危機が報じられて大きな話題となっている。
McLaren MP4-22 Nose (C)McLaren Group
拡大します
同社では株価が急落したことからCEO(最高経営責任者)が交代する状況になっていて、これに伴い現在行っている各スポーツ分野でのスポンサー活動を縮小するのではないか、との憶測が流れたためだ。

しかし同社ではこうした噂を全面否定し、スポンサー活動に変化はないと言明している。
同社はモータースポーツの他にも、サッカーのUEFAチャンピオンズリーグや競馬など多岐に渡る大規模な支援を行っている。

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2008/07/27

「KERS」、ベテランからも導入に懐疑の声

ここに来てその導入に遅れが見え始める「KERS」(運動エネルギー回収システム)だが、今度はF1随一のベテラン・ドライバーであるデビッド・クルサードからも懐疑的な声が聞かれている。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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「F1レーシングというのはいつだって壮大なテクニカル・チャレンジングだよ。
でも、そうしたものに伴うリスクというのは通常ドライバーに限られるもの。
ところが今回のKERSというのは、明らかにその(危険な)エリアを拡大したように思われるね。
今はまだ正確な情報がすべて明らかにされている訳ではないからこれについて政治的な論評をするのは正しいことではないけれど、でも現在の状況は来シーズンから導入というタイムスケジュールから考えるとどうなんだろうか」と、英『ITV』のコラムで指摘した。

KERSの事故では、これまでレッドブルがファクトリーで、またBMWザウバーでは合同テスト時にメカニックがそれぞれ事故に遭っている。

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ライコネン、またメディアの非難対象に

先にイギリスGPグリッド上でカメラマンとの間に騒動を起こして話題になったばかりのフェラーリ・チームのキミ・ライコネン(28歳:フィンランド)が、今度はパドックでの騒動でまたメディアから非難の対象にされてしまった。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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スイスの『ブリック』紙によれば、今回のはドイツGPが行われたホッケンハイムのパドックで、小さな娘を連れたファンの女性がサインを求めてライコネンに近寄った際、子供がライコネンにぶつかって転倒してしまったもの。
同紙は「ライコネンはサインに応じなかったばかりか、転倒した女児に謝りさえしなかった」と、これを非難している。

事故の状況から判断すると母親にも責任があり、ライコネンにそれほど非難される要素はないように思われるが、24時間、常にカメラマンの標的となるF1ドライバーとは、つらい職業であるようだ。

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シューマッハ、ロードカーの開発にも貢献

昨シーズン限りで現役を引退した元チャンピオン、ミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)は、現在もフェラーリ・チームのスーパー・アシスタントとして戦闘力のアップに尽力しているが、さらに市販ロードカーの開発にも貢献しているということだ。
Michael Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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同社のリリースによれば、シューマッハは最新の『フェラーリ・カリフォルニア』の開発テストを担当、フィオラノなどでのサーキット走行だけでなく、一般公道でのテストも行っているとのこと。

フェラーリはF1での同選手の活躍もあって世界販売でのシェアを伸ばしているが、今度は直接市販車開発に関わることにより、さらにこれを後押しすることになりそうだ。

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F・インディア代表、「インドにサーキット造る」

『フォース・インディア』のオーナーでチーム代表も務めるヴィジャイ・マルヤ氏は、2010年のインドGP初開催に向け、サーキット新規建設の計画があることを明らかにした。
Vijay Mallya (C)Force India F1
拡大します
それによれば、場所は人口百万人以上を擁する首都デリー郊外。
すでに土地と建設資金の手当てもついていて10月にも工事が始まると豪語するが、マルヤ氏自身がこの計画に関わっているかどうかは不明。

インドではチャンピオンシップをリードするマクラーレンのルイス・ハミルトンが今週プロモーションを行なったばかりで、さらにF1グランプリの気運が高まってきている。

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モズレー会長、今度は独紙を提訴

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、先に騒動となった自身を巡るいわゆる『セックス・スキャンダル』に関する報道について、誤った報道内容であるとしてドイツの大手紙『ビルト』を相手に損害賠償訴訟を起こしたことを明らかにした。
Max Mosley (C)RedBull Racing
拡大します
請求金額は『ビルト』紙に対し100万ユーロ(約1億7千万円)、また同紙の電子版に対し50万ヨーロ(約8500万円)という巨額のもの。

同会長は別途、英『ニューズ・オブ・ザ・ワールド』を相手に訴え、賠償金6万ポンド(約1,278万円)を勝ち取ったばかりだが、今回は金額を飛躍的に上昇させた形となった。

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2008/07/26

トヨタ ヘレステストの模様(7/25)

F1ヘレス合同テスト最終日
最終日はサードドライバーの小林可夢偉が担当

スペインの暑い日差しの中で、パナソニック・トヨタ・レーシングは今日も引き続き安定した作業を行い、4日間に渡って行われたヘレスでのテストを締めくくった。
サードドライバーの小林可夢偉がコックピットに座り、今週始めにヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックによって始められた仕事を引き続き行った。
可夢偉は、ハンガロリンクで開催されるレースの準備に午前中を費やした。
午後になって、路面温度が再び50度に達する中、彼は更なる空力比較を行い、後半には2009年のブリヂストンのスリックタイヤで走行した。
トヨタは、チームが再びポイント争いを目指す来週のハンガリーGPに焦点を切り替えることになる。

小林 可夢偉 (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
小林可夢偉:TF108/04
ベストラップタイム:1分20秒878
順位:10位
周回数:90周
走行距離:398.1km(コース長:4.423km)

「今日はわれわれにとって忙しい一日となり、テストは順調に進んだ。
われわれは、来週ブダペストで開催されるレースに向けた作業に一日の大部分を費やし、好ましい進歩を遂げた。
午後遅くには、2009年のブリヂストンのスリックタイヤに焦点を切り替えた。
コースは一日の間に明らかにかなり変化し、午後の暑さの中でテストを行うのはどんどん難しくなっていったのだけれど、われわれはラップタイムを追求していたわけでなかった。
われわれには試すべき多くの異なる空力パーツがあり、予定していたプログラムをやり遂げて、役立つデータを集めることができた」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「ここでもまた順調なテストを行えた週となった。
たとえ極端な暑さにより、午前中のセッションで走行時間を最大限に活用するために作業を推し進めなければならなかったにしても、安定した天候はもちろん助けになっている。
今日、可夢偉はハンガリーGPのための空力作業と、来年のスリックタイヤでの走行を行った。
大きな問題もなく、とても多くの有益な作業をやり抜いた。
われわれは、来週のブダペストで強い結果を得るためにプッシュしていくつもりだ」

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ハミルトン、「ナイトレースは危険がいっぱい」

目下、今シーズンのチャンピオンシップをリードするマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)は、9月に予定されるシンガポールGPについてその危険性を危惧していることを英『ロイター』に語った。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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「初めてのサーキットというのは、それだけでエキサイティングなものだけど、ここはさらにパーマネントコースではなく一般公道が使われるんだよね。
ということは、縁石もあれば道路のペイントもあるだろう。
そうしたものをすべてチェックしないといけないのに、その上ナイトレースだなんて、危険すぎるんじゃないのかな。
照明の影と壁との関係とか、不確実な危険要素が多過ぎるよ」と、指摘した。

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フェラーリも大型エンジンカバーをテスト

フェリッペ・マッサの手によりヘレス合同テスト最終日に臨んだフェラーリ・チームは、最近他チームで導入が進む大型タイプのエンジンカバー、いわゆる『シャークフィン』を初めてテストした。
Ferrari/Jerez Test (C)Ferrari S.p.A
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レッドブルのマシンから始まった同じタイプのものは、すでにルノーが採用。
テストではさらにマクラーレンやトヨタ、ホンダなども試してきたが、王者フェラーリが走らせたのは今回が初めてのこと。

ただ、跳ね馬チームもまだ実戦投入までには時間が掛かるものとみられる。

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「トロ・ロッソ 本家を凌ぐ」と、スペイン紙

スペインの有力紙『ディアリオAS』が、「トロ・ロッソのマシンが本家レッドブルを凌ぐようになる」と報じて注目されている。
Mark Webber (C)Redbull Racing
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同じレッドブル・グループ傘下であるトロ・ロッソのマシンは、事実上レッドブル・レーシングのものを流用する形となっていて、今年でいえばレッドブルなら『RB4』と呼ばれるものがトロ・ロッソでは『STR3』ということになるが、もちろん本家はエイドリアン・ニューイ氏擁するレッドブル・レーシングのほうだ。

しかし最近は、とりわけベッテルのトロ・ロッソがレッドブル勢を凌駕する場面が多くみられる始末。
さらに今回のヘレス合同テストでも最終的にボーデのトロ・ロッソがクルサードのレッドブルを上回って終えた。

関係者の中では、マシンが基本的に同じとするならば、この差は搭載するエンジンの差ではないか、と指摘する向きが多い。
ちなみにレッドブルのほうはルノー・エンジン、そしてトロ・ロッソのほうはフェラーリ・エンジンということになる。

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ヘレス合同テスト最終日はコバライネン!(7/25)

Heikki Kovalainen (C)McLaren Group
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25日(金)最終日を迎えたヘレス合同テストは、マクラーレンのヘイキ・コバライネンが最速タイムを記録して終了した。
1'18.385は今回の全セッションを通じてのベストタイムとなるものだ。
マクラーレンはこの日も新型フロントノーズをテストしていたが、ベストタイムを記録した時は通常タイプでの走行だった。

2番手にはスリックタイヤをトライしたトロ・ロッソのボーデが、本家レッドブルのクルサードを凌いでつけた。
4番手はルノーのグロージャン、5番手こちらも大型エンジンカバーをテストしたフェラーリのマッサ、6番手ウィリアムズの中嶋一貴。
7番手はこの日の赤旗中断の原因の一人、BMWザウバーのハイドフェルド、これにフォース・インディアのスーティル、ホンダのバトンと続き、最後尾がこの日2回赤旗中断を引き起こしたトヨタの小林可夢偉だった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 H. FIN McLaren Mercedes 1'18.385 116
2 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'18.746 113
3 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'19.494 93
4 R.グロージャン FRA Renault 1'19.561 90
5 F.マッサ BRA Ferrari 1'19.611 92
6 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'19.724 100
7 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'19.915 99
8 A.スーティル GER Force India Ferrari 1'19.565 72
9 J.バトン GBR Honda 1'20.532 98
10 小林 可夢偉 JPN Toyota 1'20.878 90

   * 2008 TestTime : 1'17.974 H./McLaren Mercedes (2/14)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2008/07/25

スチュワート氏、それでも「モズレー辞任すべき」

英紙を相手取った裁判で勝訴したことにより、今後もFIA(国際自動車連盟)会長職に留まることが確実となったマックス・モズレー氏だが、そのイギリスのレジェンド・ジャッキー・スチュワート氏があらためて辞任を要求している。
Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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「彼がどのような理由を挙げたとしても、留任を正当化することなど理解できないことだ。
信任投票で勝ったと言うが、たいした得票差ではなかった。
そこには多くの反対する人々がいたということではないか。
FIAはもっと透明で、正しいコーポレート・ガバナンスで再構築される必要があるよ。
もしもこれがオリンピック委員会の代表だとしたら、到底居座り続けることなど不可能だったろうに」

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トヨタ ヘレステストの模様(7/24)

F1ヘレス合同テスト3日目
ティモ・グロックがコックピットに戻る

ドライバー:ティモ・グロック

日曜日のドイツGPでの激しいクラッシュ以後初めて、ティモ・グロックがパナソニック・トヨタ・レーシングのためにコースに戻ってきた。
スペインのヘレスサーキットでトヨタが4日間行うプログラムの3日目は、ティモがコックピットに座った。
非常に暑い一日となったサーキットで、チームは来週のハンガリーGPのための準備を引き続き行った。
午後に空力の比較作業を行う前に、ティモは午前中セットアップ作業に取り組み、忙しい一日を過ごした。

日曜日の事故による悪影響は報告されず、燃料システムに関する問題のためにストップした時には、彼はちょうどプログラムをやり終えたところだった。
明日は、サードドライバーの小林可夢偉がドライビングを引き継ぎ、テストを締めくくる予定だ。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック:TF108/04
ベストラップタイム:1分20秒421
順位:8位
周回数:78周 走行距離:345.0km (コース長:4.423km)

「クルマに戻って来られて良かった。
そして、今日のテストはわれわれにとって順調なものとなった。
われわれは午前中のうちに一生懸命作業を頑張ったから、ランチ前には一日の予定の大部分を終えることができた。
午後になるとここは暑くなり過ぎて、クルマから細かい状況を把握できないくらい遅くなってしまうから、午前中に作業の大部分を行えたのは良かったよ。
午後遅くには、燃料システムの問題が起きたけれど、その時には既に欲しかったデータは集めてあったんだ。
重要なのは、私が日曜日の事故から完全に回復をし、調子が良いということだ」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「今日われわれは、昨日ヤルノと共にやり終えたプログラムと同様の作業をティモと共に行った。
空力テストの作業に切り替える前に、午前中はハンガリーGPのためのセットアップ作業に専念した。
今日は実り多い一日となり、ティモは週末の事故による悪影響は一切受けずに、多くの走行を重ねた。
燃料システムの問題により今日の走行を終えた時には、われわれが予定していたプログラムはほぼ完了していた。
明日われわれは、ハンドルを握る可夢偉と共に今週の作業を締めくくる予定だ」

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テスト復帰のグロック、「完全復活うれしい」

24日(木)、ヘレス合同テストで現場復帰を果たしたトヨタ・チームのティモ・グロック(26歳:ドイツ)は、「完全復活できてうれしい」と、その喜びを語った。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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「まる一日テストをしたけれど、僕の体調には何の問題もなかったよ。
唯一、トラブルといえば、それは僕でなくマシンのほう。
燃料系の問題でストップしてしまったんだけれど、でもプログラムは予定通り消化することができた。
ドライバーだもの、やっぱりコクピットの中で働くのは楽しいよ。
とにかく、これで日曜日の事故から完全に復活したと思うと、とてもうれしく感じる」

明日の最終日はテストドライバーである小林可夢偉の参加が予定されているが、どうやらこの日本人の緊急参戦という目はなくなったようだ。

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モズレー会長、スキャンダル裁判で勝訴

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長のいわゆる『スキャンダル問題』を巡る裁判で、ロンドン高等裁判所はモズレー会長側勝訴の判決を言い渡した。
Max Mosley (C)RedBull Racing
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これは、モズレー会長がスキャンダルを報じたイギリスのタブロイド紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』に対し、報道はプライバシーの侵害だとして訴えていたもの。

モズレー会長はこの勝訴で賠償金6万ポンド(約1,278万円)を勝ち取ることになるが、同会長はこれを「FIAの安全・環境事業に寄付する」と語った。

さらに同氏は「今後イギリスのメディアがこのような正当性を欠いた報道を自制することを望む」と勝ち誇ったが、肝心の報道された事実そのものについては白日にさらされないまま幕引きされることになりそうだ。

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ヘレス合同テスト3日目はウェバー最速(7/24)

Mark Webber (C)Redbull Racing
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24日(木)ヘレス合同テストは第3日目。
この日トップタイムを記録したのはレッドブルのマーク・ウェバーだったが、そのタイムは前日のベッテルのものには及ばないものだった。

2番手には先のドイツGP表彰台獲得で意気上がるルノーのピケがつけたが、その走りはコースアウト・クラッシュして赤旗中断の原因を作るなど平穏なものではなかった。
3番手はフェラーリのライコネンだが、上位二人がスリックタイヤをトライしていたのに対し、この北欧人はこの日も溝付きタイヤでの走りに終始したようだ。
4番手はフォース・インディアのリウッツィ。
このマシンには新開発のシームレス・シフト・ギヤボックスが装着されているとみられ、その効果が発揮されたのかも知れない。
新デザインのノーズをテストしたマクラーレンのデ・ラ・ロサは5番手、ウィリアムズの中嶋一貴7番手、アクシデントから生還したトヨタのグロックは8番手だった。

流行の大型エンジンカバーをテストしたホンダのバリチェッロは、しかしエンジントラブルに見舞われている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'19.176 85
2 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'19.334 95
3 K.ライコネン FIN Ferrari 1'19.434 84
4 V.リウッツィ ITA Force India Ferrari 1'19.544 86
5 P.デ・ラ・ロサ ESP McLaren Mercedes 1'19.850 39
6 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'20.029 77
7 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'20.097 88
8 T.グロック GER Toyota 1'20.421 78
9 R.バリチェッロ BRA Honda 1'20.614 68
10 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'20.896 97

   * 2008 TestTime : 1'17.974 H.コバライネン/McLaren Mercedes (2/14)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2008/07/24

トヨタ ヘレステストの模様(7/23)

F1ヘレス合同テスト2日目
初日に引き続きヤルノ・トゥルーリがドライビングを担当

ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ
コース長:4.423km

パナソニック・トヨタ・レーシングは、今週ヘレスで4日間行われる合同テストの2日目の作業を引き続き行った。
アンダルシアの太陽の下、昨日に続く蒸し暑さの中で、ヤルノ・トゥルーリはTF108のコックピットに戻った。
昨日行った2009年用のタイヤ作業の後、彼は今年のクルマに焦点を戻し、来週ブダペストで開催されるハンガリーGPの準備に専念した。
午後になって空力の比較作業に切り替える前に、彼は午前中をハンガロリンクのセットアップ作業に費やした。
全体的に見て、彼は問題のない走行を行い、81周を記録してテストを終えた。
ドイツGPでの激しい事故の後で、コックピットに戻る許可が下りたティモ・グロックが、明日のテストを引き継ぐ予定だ。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:TF108/04
ベストラップタイム::1分20秒534
順位:7位
周回数:81周
走行距離:358.3km

「昨日行った2009年の準備の後で、今日は今年の作業に戻った。
今日のわれわれの焦点はハンガリーGPに向けた作業だった。
午後は風が強過ぎる上に、暑過ぎるので、午前中にセットアップに関する作業を行った。
ランチの後は、サーキットと風洞との空力上の相関関係について学び、ハンガリーGP用の空力パッケージをいくつかテストした。
今週後半には、より多くの空力パッケージをテストすることになっている。
今日は多くの周回数を重ね、われわれは進展を遂げた。
今日の目的はラップタイムを追求することではなく、クルマの改良に関する作業を行うことだった。
われわれは、コンストラクターズ・チャンピオンシップで接近して4位を争っており、
それを守り通したい」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「昨日に続いてここの気温は非常に高く、われわれは今日のプログラムを変えたほどだ。
コースコンディションが最も良い午前中に、われわれはハンガリーGPのためのセットアップ作業を行った。
ランチの後は、同じくハンガリーGP用の空力の比較作業に専念した。
ハンガロリンクはカレンダー上で最も高いダウンフォースを要するコースの一つなので、われわれはそこで導入する予定であるパッケージの作業に取り組んだ。
今日は目立った問題もなく、実り多い一日となった」

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トヨタ、「KERS」の2009年完全導入に疑問符

トヨタ・チームは2009年シーズンからの導入が予定されているF1の「KERS」(運動エネルギー回収システム)について、「開幕から遅れることなくシステムを投入できるかは疑問」との見方を示した。
Toyota Factory Image (C)Panasonic Toyota Racing
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これは同チームのジョン・ハウェット社長が英誌に語ったもので、「このシステムへの挑戦はどのチームにとっても巨大で困難なものになるだろう。
すでにトライを始めている所があることも承知しているが、いずれも苦心しているようだ。
われわれとしても、いまの時点で言及するのは早過ぎることだが、全体としては導入に持ち込めると思っているものの、それが十分安全で、満足のいくレベルに達しているかどうかは正直不明だ」と説明している。

同システムの開発では、すでにレッドブルがファクトリーで火災騒動。
またヘレス合同テストではBMWザウバーが感電事故を起こすなど混乱が続いている。

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ベルガー氏、来季ボーデの残留を示唆

今シーズン、ベッテル&ボーデというドライバー・ラインナップで臨んだ『スクーデリア・トロ・ロッソ』だが、来季はすでにベッテルがレッドブルへと移籍する事が決まっている。
Gerhard Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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一方、ボーデのほうの来季はまだ確定していないものの、チームの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガー氏は「二人のドライバーを一度に変更するのはチームの継続性からいって望ましくない」との考えであると、地元オーストリアの『スポーツネット』が伝えていることから残留の可能性が高いとみられている。

その場合のベッテルの後任について、現レッドブルのテストドライバーであるセバスチャン・ブエミの昇格か、現GP2で活躍するブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)の起用が有力視されている。
セナの叔父にあたる故アイルトン・セナは、かつてベルガー氏のチームメイトだった。
またブエミ起用の場合、来季もまたユニークな『セバスチャン・コンビ』ということになるのだが。

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ブエミ、「シート獲得に向けいいテスト」

ヘレス合同テスト初日、レッドブル・レーシングのドライバーに起用されたセバスチャン・ブエミ(19歳:スイス)は、「来季のシート獲得に向けていいテストができた」と、若者らしい自信をみせた。
Sebastien Buemi (C)RedBull Racing
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「テストは主にサスペンションを開発に取り組んだ。
ショートラン、ロングランを含めすべてのプログラムを予定通りこなすこととができたよ。
タイムを狙った訳ではないけれど、今の僕にはそうした能力をみせることも大事。
有力ドライバーの中で5番手というのは悪くないよね」

レッドブル・グループの中では来季ベッテルが昇格することが決まっていて、空いたトロ・ロッソのシートをブエミは狙う立場にある。

一方、ベッテルは「今の僕はトロ・ロッソのために全力を尽くすことだけを考えている。
来季のことはまったく頭の中にないよ」と、自らを抜擢してくれたチームへの恩返しに集中していることを示している。

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ヘレス合同テスト2日目もベッテル最速(7/23)

S.Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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23日(水)、ヘレス合同テストは第2日目を迎え、この日から初日欠席したフォース・インディアもリウッツィの手により合流を果たした。

ほとんどすべてのドライバーがブリヂストンのスリックタイヤを試したとみられるが、唯一フェラーリのライコネンだけは現行タイヤでの走行を通した模様だ。
この日唯一の赤旗中断は、ホンダのブルツがエンジントラブルによりストップしたことによって発生した。
なお前日思わぬ「事件」でほとんど走行できなかったBMWザウバーのクリエンも、この日は順調に周回を重ねた。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ベッテル GER Toro Rosso Ferrari 1'18.843 100
2 P.デ・ラ・ロサ ESP McLaren Mercedes 1'19.081 122
3 K.ライコネン FIN Ferrari 1'19.446 76
4 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'19.861 112
5 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'20.021 105
6 A.ブルツ AUT Honda 1'20.416 77
7 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'20.534 81
8 V.リウッツィ ITA Force India Ferrari 1'20.577 102
9 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'20.827 99
10 C.クリエン AUT BMW Sauber 1'20.866 89

   * 2008 TestTime : 1'17.974 H.コバライネン/McLaren Mercedes (2/14)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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BMWザウバー、今週の「KERS」テストを断念

BMWザウバー・チームは、ヘレス合同テストで始められた「KERS」(運動エネルギー回収システム)の開発テストを断念することを明らかにした。
F1.08 Steering Wheel (C)BMW Motorsports
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同チームではテスト初日の22日(火)、ピットインしたマシンに触れたメカニックが感電する事故に遭い、医療スタッフによる検査と治療(腕の擦過傷)を受けたあといったんは仕事に戻ったものの、その後めまいを訴えて結局地元の病院に入院することとなった。

チームではこれを受け、事故原因に関わるシステムの解明が完全に行われるまでテストを中止することとし、今回の合同テストでは実験を行わないことを決めたもの。

他チームに先駈けて実車実験に至ったメーカー系チームがトラブルに遭ったことで、システム全体の開発が予定より遅れることになりそうだ。

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2008/07/23

グロック、木曜日からテストに参加へ

トヨタ・チームは、先のドイツGP決勝レースでアクシデントに見舞われ、一時入院を余儀なくされていた同チームのティモ・グロックが、24日(木)から現在行われているヘレス合同テストに参加する予定であることを明らかにした。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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4日間予定されているテストは、1-2日目がトゥルーリ、3日目グロック、そして4日目にテストドライバーである小林可夢偉の参加ということになる。

事故についてグロックは、「35周目の最終コーナー、他のドライバー同様いつものように少し膨らんだんだけど、そしたら突然マシン後部が離れていったような気がした。
とてもコントロールできるようなレベルじゃなかったんだ。
あとでそのシーンを確認したけれど、どこか右後部のサスペンションが破損したようだね」と、語っている。

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トヨタ ヘレステストの模様(7/22)

F1ヘレス合同テスト初日
1日目はヤルノ・トゥルーリが担当

ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ
コース長:4.423km

日曜日のドイツGPが終わって48時間も経たないうちに、パナソニック・トヨタ・レーシングは、ヘレスのサーキットに戻った。
南スペインの酷暑の中、今週4日間行われるテストの初日は、ヤルノ・トゥルーリが運転席に座った。
2009年に向けた早めの準備の一環として、彼はブリヂストンの新しいスリックタイヤで一日を過ごした。
低いダウンフォースパッケージで走行を行い、彼は一日中何の問題もないまま、およそ100周を完走した。

8月3日のハンガリーGPに向けた作業の開始に伴い、明日もヤルノが引き続きテストを担当する。
ティモ・グロックは、ホッケンハイムでの激しい衝突事故の後、ドライビングの許可が下りたので、木曜日にテストを引き継ぐ予定だ。
サードライバーの小林可夢偉が、金曜日に予定されているテスト最終日を締めくくることになっている。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:TF108/04
ベストラップタイム::1分21秒459
順位:7位
周回数:96周
走行距離:424.6km
「不安定な天気の中行われた一連のレースとテストの後だから、ここヘレスは本当に暑く感じるよ。
今日は2009年に向けて、ブリヂストンの新しいスリックタイヤのテストに専念した。
このため、われわれは来シーズン導入予定の空力パッケージをシミュレートするために、低いダウンフォースで走行した。
われわれは、来年のクルマの開発に向けて好調なスタートを切り、いくつかの興味深いデータを集めた。
明日、われわれはハンガリーのための作業を始めるつもりだ」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「2度のインストレーション・ラップは別として、われわれは2009年用の新しいタイヤに関する作業に一日を費やした。
この作業を試みたのは3回目だが、以前のテストでは2回とも少しの距離しか走行しなかった。
そのため、新しいタイヤで一日中走行し、異なったセットアップを調べるのに時間を費やしたのは、今回が初めてとなる。
極端な暑さにもかかわらず、クルマは何の問題もなく走行し、来年に向けた計画に役立つデータを数多く集めることができた」

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ウェバー、今のセーフティカー規則を冷笑

先のドイツGPではF1ルーキーであるネルソン・アンジェロ・ピケ(ルノー)が2位表彰台をゲットするという「快挙」を成し遂げたが、これにF1界のご意見番と化したレッドブルのマーク・ウェバーが英『BBC』の自身のコラムで噛みついている。
Mark Webber (C)Redbull Racing
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「20人中17番手スタートなんていうほとんど『アマチュア』のようなドライバーがレースの優勝を争うなんて、まるで今のセーフティカー・ルールはジョークじゃないか。
僕はピケ自身の才能は疑っていないし、プロフェッショナルな良いドライバーであることは認めているよ。
ただそれでもこのレース結果は奇異としか言えないだろう。
明らかにこのレギュレーションはおかしいんだよ」

ウェバーはGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の代表としてかねてセーフティカー規則の改定に尽力しているが、しかし一向に実現しないまま奇妙なレースは繰り返されているのが現実だ。

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F1チーム、今月中にもマラネロで会議

F1各チームは、来たる7月29日(火)フェラーリ・チームの本拠地であるイタリアのマラネロに集い、2011年以降のF1新レギュレーションについて検討会議を行うことで合意した。
Image (C)Redbull Racing
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会議がこれまでのパリでなく、F1に対し自他共にその影響力があることを認めるフェラーリが会議の場を提供したことは、技術面で特に真剣な討議が行われることを期待させる。

FIA(国際自動車連盟)がすでに示している基本方針は、F1も今後地球環境問題と無関係ではいられないということだ。

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BMWザウバーの事故原因は「KERS」?

テストドライバーのクリスチャン・クリエンにステアリングを託してヘレス合同テストに臨んだBMWザウバー・チームだったが、わずか3周してラップしただけでこの日のテストは終了。
Christian Klien (C)BMW Sauber F1
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原因はピットの戻ったマシンに触れたメカニックが、なんと感電したためということで、この究明のためにその後のテストを打ち切ったというもの。

関係者の説明によれば、この日同チームは来シーズンから導入される「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)装置をマシンに装備していたということで、これが事故の原因だったと伝えられている。

とりわけメーカー系チームにとって大きな関心を持たれている新システムだが、原因究明までしばらくこの装置の投入は見送られることになりそうだ。

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ヘレス合同テスト開始 ベッテル最速(7/22)

S.Vettel & G.Berger (C)Scuderia Toro Rosso
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ドイツGPが終わったばかりのF1だが、今週さっそくスペインのヘレス・サーキットを舞台に合同テストが始められた。

参加したのはフォース・インディアを除く9チームで、BMWザウバー、トヨタ、トロ・ロッソの3チームはレースドライバーの参加、気温も路面温度も高い中、その一人ベッテルが最速タイムを記録した。

BMWザウバーはテストドライバーであるクリスチャン・クリエンがステアリングを握ったが、インストレーションラップを終えピットに戻った際にメカニックが感電、この日のテストは打ち切られた。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ベッテル GER Toro Rosso Ferrari 1'19.844 94
2 G.パフェット GBR McLaren Mercedes 1'20.179 80
3 L.バドエル ITA Ferrari 1'20.697 69
4 N.ヒュルケンバーグ GER Williams Toyota 1'20.953 58
5 S.ブエミ SUI RedBull Renault 1'20.997 110
6 R.グロージャン FRA Renault 1'21.223 71
7 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'21.459 96
8 A.ブルツ AUT Honda 1'21.596 84
9 C.クリエン AUT BMW Sauber -------- 3

   * 2008 TestTime : 1'17.974 H.コバライネン/McLaren Mercedes (2/14)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2008/07/22

アロンソ(ルノー)、「不運、使い果たす!!」

ドイツGPでルノー・チームはネルソン・アンジェロ・ピケが2位入賞を果たし大いに湧いたが、チームメイトでエースであるフェルナンド・アロンソの顔色は冴えなかった。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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「とにかくマシンにはトラクション(駆動力)が不足していて、例えば大事なヘアピンなんかの立ち上がりでライバルに置いて行かれてしまうんだ。
もちろんチームは対策に努力しているけれど、どうやら根本の問題のようで今シーズン中にこれが解決できそうもないね。
来シーズンを待つしかないようだよ。
それならそれで、僕は今シーズンのうちに不運を使い果たしてしまいたいと思っているんだ。
だから次のハンガリーでも僕が苦戦していたら、『まただね』と笑ってくれよ」と、地元紙の取材に苦笑いで答えたアロンソ。

いくらピケの入賞が幸運に恵まれたものとはいえ、元チャンピオンが大きくポイント圏外の11位フィニッシュ。
ファステストラップにおいてもこの新人に差を付けられたとあってはプライドが傷つくというものだろう。

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シモンズ氏(ルノー)、「女神が舞い降りた」

今シーズン前半、ネルソン・アンジェロ・ピケが厳しい戦いを強いられていた時期にも擁護派とみられていたルノー・チームのパット・シモンズが、今回の快挙に喜びを表した。

「まさに女神が舞い降りた感じだね。
もちろん今回のわれわれはラッキーだった。
しかし、それだってわれわれ自身がその幸運を呼び寄せた結果なんだ。
ピケに長いスティントを続けさせるというわれわれの戦略が、セーフティカーのタイミングともののみごとに合致したことは言うまでもない。
しかし、それを別にしてもピケが演じたドライビングは完璧なものだったからね。
私は彼のためにこの幸運を心から祝福すると共に、これが彼にとって良い時期の始まりになることを願っているよ」
Team Garage (C)Renault F1 UK
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レース終盤、ガレージの中では全員がチェッカーフラッグまで祈り続けていた。

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グロック、無事退院も救出に問題点露呈?

ドイツの通信社『SID』によれば、ドイツGPでのクラッシュから入院を余儀なくされていたトヨタ・チームのティモ・グロックは、21日(月)身体に問題がないことが確認され無事退院したということだ。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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トヨタ・チームのスポークスマンはこれを確認すると共に、次戦ハンガリーGPへの出場にも問題はないとしているが、その一方で同チーム首脳が救出に問題があったのでは、との見解を示していることが報じられている。

それによれば、こうした大きなアクシデントの場合、ドライバーはシートに収まったままコクピットから救出されるようなシステムになっているが、今回はドライバーの身体だけが外に出されその上、かなりの時間簡易チェアに座らされたままの状態であったことがテレビで映されている。

今回は結果的に問題なかったにしても、救出の実態は確認されるべき、とFIA(国際自動車連盟)に対して申し入れることになりそうだ。

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フィジケーラ、ペナルティで降格

ドイツGPのレーススチュワードは決勝レース後、フォース・インディアのジャンカルロ・フィジケーラに対してレース結果に25秒を加算するペナルティを科すことを決めた。
Image (C)Redbull Racing
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これは、トヨタのティモ・グロックのアクシデントでセーフティカーが導入された際、フィジケーラが「周回遅れのマシンはセーフティカーを追い抜いても良い」という表示が出る前にレギュレーションに反してピットレーンに入ったことによるもの。

この結果、14位でフィニッシュしたフィジケーラは16位に後退。
ウィリアムズの中嶋一貴が15位から14位へ、チームメイトのスーティルが16位から15位へと繰り上がった。
なおこれによるチャンピオンシップ・ポイントに変更はない。

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2008/07/21

ブリヂストン ドイツGP決勝レースニュース

Image (C)Redbull Racing
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2008 FIA Formula One World Championship 第10戦 ドイツGP
開催場所: ホッケンハイム 開催日: 7月18日 ~ 7月20日

FIA F1世界選手権第10戦ドイツGP決勝は、ポールポジションからスタートし、ハード・ハード・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が優勝を果たした。
ホッケンハイムで開催された今日のドイツGPはエキサイティングで緊張感に満ちたレースだった。

ハミルトンは、2006年にブリヂストン・ポテンザタイヤが100回目の優勝を果たした同じホッケンハイムで優勝を祝った。
彼は2位のINGルノーのネルソン・ピケに5.5秒差をつけてフィニッシュした。
ピケはハード・ミディアムの1ストップ戦略で初のF1表彰台を達成。
今回のレースでは彼が唯一の1ストップ戦略のドライバーだった。

フェリペ・マッサ(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)はハード・ミディアム・ハードのタイヤ戦略で3位に入り、今回のレースではさまざまなタイヤ戦略が可能だったことが分かる。
ニック・ハイドフェルド(BMWザウバーF1チーム)が4位、5位はヘイッキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)。
6位はキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)、7位はロバート・クビサ(BMWザウバーF1チーム)、そしてセバスチャン・ベッテル(スクーデリア・トロロッソ)が8位でポイントを獲得した。

今日のレースは、悠々と誰よりも速いペースでリードを築いていたハミルトンにとって楽勝に思われた。
しかし、高速走行時のティモ・グロック(パナソニック・トヨタ・レーシング)のコースアウトでセイフティカーが導入、コースは団子状態となりハミルトンのアドバンテージも帳消しになってしまった。
最終ピットストップの後、ハミルトンはミディアムコンパウンドのポテンザタイヤを有利に使い、猛烈な勢いでライバルを追い抜いた。
2位で完走したピケは、セイフティカーを最大限に利用して1ストップ戦略に活かした。
今日のレースの最速ラップタイムは、ミディアムコンパウンドで52周目にハイドフェルドが記録した1分15秒987。

現在、ドライバーチャンピオンシップは、58ポイントのハミルトンが54ポイントのマッサをリードしている。
51ポイントのライコネンが3位。
コンストラクターズ・チャンピオンシップはスクーデリア・フェラーリ・マールボロが105ポイントでリード、2位は89ポイントのBMWザウバーF1チーム、86ポイントのボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが3位に続く。

来週の7月22日-25日に開催されるヘレス合同テストでは、ミディアムコンパウンドのドライ用グルーブ・ポテンザタイヤと2009年仕様のスリックタイヤの2種類のコンパウンドが使われる予定だ。
次のレースは8月1日-3日にブダペストで開催されるハンガリーGP。
ブリヂストンのソフト及びスーパーソフトのポテンザタイヤが使われる予定だ。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「予想通り、今回はタイヤ戦略という意味でもとてもエキサイティングなレースでした。
特にセイフティカー導入後がエキサイティングでした。
ルイス・ハミルトンのマクラーレン・メルセデスのペースが良く、彼はこのアドバンテージを活かして8回目のグランプリ優勝を果たしました。
一皮むけた素晴らしいパフォーマンスを見せたネルソン・ピケにもお祝いを申し上げます。
1ストップ戦略で2位完走を果たし、タイヤの耐久性と安定したパフォーマンスも実証してくれました。
今日のレースでは数多くの異なる戦略が見られ、これがスリリングなレースのひとつの重要な材料となりました」

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ブリアトーレ氏、ピケのドライビング絶賛

ドライバーに対し厳しい姿勢を崩さないことで知られるルノー・チームのフラビオ・ブリアトーレ代表だが、今回ドイツGP決勝レースでみせたネルソン・アンジェロ・ピケのパフォーマンスにはご満悦の表情をみせた。
Renault Trio (C)Renault F1 UK
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「確かにセーフティカーという不確定な要素が味方したことは否めないが、しかし彼は間違いなく素晴らしいドライビングをみせたよ。
マクラーレン(ハミルトン)のスピードは止むを得ないとして、終盤マッサ(フェラーリ)からのプレッシャーに屈することなくチェッカーフラッグまでそのポジションを守りきったのはたいしたものだと思わないかい。
前半はかなり苦しんだが、彼はまだ十分に若い。
それを考えたら彼の将来はとても有望ということさ」

一時はシート喪失も噂されたピケだったが、今回の入賞でアロンソ(13ポイント)にわずか3ポイント差へと一気に挽回したことになる。

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「難しいレースだった」

ドイツGP決勝レースで、最後まで苦戦を強いられ14位に留まったウィリアムズ・チームの中嶋一貴は次のようにレースを振り返った。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「難しいレースだった。
とにかく今日は最初から最後まで、すべてのスティントで何かが起こるんだもの。
レース序盤はずっとひどいトラフィックに引っ掛かって思うように走れずタイムロスを強いられた。
セーフティカーが入った時にはベストのタイミングでピットインができず、結局遅すぎてこれを活かすことができなかったんだ。
最後はマシンの下に何かデブリ(屑)を拾ってしまい、ひどいアンダーステアに悩まされたんだ。
やがてこれが外れるとマシンのバランスは良くなったけれど、でもその時にはもう挽回するには遅すぎたよ」

このレースでは今年共にGP2からF1にステップアップしたルノーのピケが、同じようなグリッドからスタートしなんと2位表彰台獲得という快挙を成し遂げている。

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ホンダ ドイツGP:決勝レースの模様

honda_f1_logo第10戦 ドイツGP 決勝レース
「バトン17位完走、バリチェロは終盤リタイア」
7月20日・日曜日(決勝レース) 天候:晴れ 気温:22~23度

第10戦ドイツGPの決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは、17位完走。ルーベンス・バリチェロは終盤50周でリタイアした。

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
決勝当日は、ほぼ晴れ。午後2時の時点で気温22度、路面温度33度。風も2日目ほどは強くない。
スタート直後の混乱もなく、全20台がコース上を走っている。
Honda勢は1周目でそろってひとつポジションを上げ、バトンが13番手、バリチェロは17番手につけている。しかしバトンは13周目にはD・クルサード(レッドブル)にかわされ、14番手に後退する。

12番手まで上がっていたバトンは最初のピットインで、オプションタイヤ(ソフト側)からプライムタイヤ(ハード側)に切り替え、28周目には18番手を走行する。
その後、12番手を走っていたバリチェロもピットへ向かう。
折り返し点の34周目で、バリチェロ、バトンは16、17番手だ。

35周目。T・グロック(トヨタ)が、コンクリートウォールに激突。
コース上に破片が散乱し、セイフティカーが導入された。
グリップ不足に悩まされていたバトンは、その直後に2度目のピットを行い、プライムタイヤからオプションタイヤに切り替えた。
そして、最後尾に後退し、一方のバリチェロは15番手を走行する。
しかし49周目、バリチェロはD・クルサード(レッドブル)と接触し、フロントウィングを破損。
ノーズを交換してコースに復帰するが、すぐにピットに戻り、そのままリタイアとなった。
バトンは、17位完走だった。

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トヨタ ドイツGP決勝レースの模様

F1第10戦ドイツGP決勝
J.トゥルーリ9位
T.グロックはアクシデントで無念のリタイア

天候:晴れ、気温22-23℃、路面温度28-34℃
コンストラクターズポイント:25ポイント(4位)
ドライバーズタイトルポイント:ヤルノ・トゥルーリ 20ポイント(7位)、ティモ・グロック 5ポイント(16位)

F1世界選手権第10戦ドイツGPの決勝レースがホッケンハイムで行われた。
午後2時、ドライコンディションでレースがスタート。
2列目4番手からスタートを切ったパナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリは、スタートで順位をキープしたものの、その後順位を一つ下げ、序盤は5番手で走行。
一方11番手スタートのティモ・グロックは一つ順位をあげ10番手となった。
ティモは、長い第1スティントにおいて順位を上げたが、36周目で、クルマがコントロールを失いウォールに激突。
怪我は無かったものの、マシンは大破して無念のリタイアとなった。
一方、ヤルノは第2スティントまでトップ6の中で走行したが、2度目のピットストップの後、車のバランスに苦しみ、最終的に9位でチェッカーを受けた。
チームは22日(火)から25日(金)までスペインのヘレス・サーキットで合同テストを行う。

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「正直、勝利は無理かと思った」とハミルトン

結果的には自身通算6度目の快挙となるポールTOウィンを飾ったマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)だが、その舞台裏はハラハラドキドキのものだったようだ。

「最後は、わずか7ラップの周回でリードを23秒築けという指令だったんだ。
いくらマシンの調子が良かったとはいえ、それは限界を超えたレベルだと正直思ったよ。
でも僕の勝利のため、コバライネンを始めチームの全員が協力してくれた。
教科書通りの走りでマッサを抜き、そしてピケを抜いて、ついにトップに立つことができたんだ。
チームが立てた戦略はベストなものじゃなかったとしても、今日の勝利はチームが一丸になってつかんだものだから価値があるよ」
Norbert Haug (C)Mercedes Motorsport
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そしてチームでこの勝利を最も喜んだのは、地元メルセデスの責任者であるノルベルト・ハウグ/ディレクターだったろう。

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グロック(トヨタ)、検査入院も容態に問題なし

ドイツGP決勝レース中、大きなアクシデントに見舞われマシンを大破させたトヨタ・チームのティモ・グロック(26歳:ドイツ)は、メディカルスタッフの手により直ちに病院に収容され、結局一晩をベッドの上で過ごすこととなった。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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事故後、自身でコクピットから脱出しなかったため心配されたが、チームによれば別に脳しんとうも起こしておらず検査の結果も特に問題はないということで、次戦ハンガリーGPにも現在のところ予定通り出場する見通しということだ。

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2008/07/20

ハミルトン優勝、ルノーのピケが2位表彰台

ドイツGP決勝レースは終始ドライ・コンディションで行われた。

35周目、トヨタのグロックが最終コーナーで激しくクラッシュ。
右後輪あたりにマシントラブルがあった模様だ。
レースはイエローコーションとなりセーフティカーが導入された。
またこの際にピットインしたウェバーのレッドブルが白煙を上げてストップ。
49周目、ホンダのバリチェッロとレッドブルのクルサードが接触。
共にマシンを損傷させてピットインを余儀なくされるが、バリチェッロはリタイヤに。

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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優勝はポールポジションからスタートしたマクラーレン・チームのハミルトン。
ピットインのタイミングから一時苦戦を強いられたものの、コース上で堂々と前車をオーバーテイクしての圧勝だった。
ハミルトンのこれで通算8回目の勝利。

2位には絶妙なタイミングでのピットインが功を奏し、ただ1台1ストップ作戦で自身初となる2位表彰台を得た。
今季F1デビューしたもののこれまではフランスでの7位入賞1回だけだったピケはまさに快挙。
ちなみに今回の予選グリッドは中嶋一貴より後ろの17番手スタートだった。

3位にはフェラーリのマッサがBMWザウバーのハイドフェルドを抑えきって入ったが、終盤ピケのルノーにはまったく追いつけないスピードだった。
5位マクラーレンのコバライネン、6位フェラーリのライコネン、7位BMWザウバーのクビサ、8位トロ・ロッソのベッテルでここまでが入賞。

4番スタートで期待されたトヨタのトゥルーリは9位、10位ウィリアムズのロズベルグ。
スピンして順位を落とすなど精彩を欠いた中嶋一貴のほうは15位フィニッシュだった。

ドイツGP決勝レースの結果はこちら

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ホンダ ドイツGP公式予選の模様

honda_f1_logo第10戦 ドイツGP 2日目・予選
「ドイツGP予選は、バトン14番手、バリチェロ18番手」
7月19日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:24~25度

第10戦ドイツGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは14番手、ルーベンス・バリチェロは18番手だった。

Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
午前中のフリー走行は完全なドライ路面でスタートしたが、上空には黒雲も見え、午後の予選に向けて微妙な空模様だ。
このセッションでは1分16秒台が13台ひしめく中、バトンは11番手、バリチェロは18番手だった。

午後2時の時点で、気温24度、路面温度は29度。
強い南西の風が、たえず雲を運んでいる。
開始20分前に雨がパラついたりしたものの、予選セッションはドライコンディションで始まった。
第1セッションの1回目のアタックでは、バトン9番手、バリチェロ13番手。
ソフト側のオプションタイヤで走行した2回目アタックでは、コンマ8秒近く大きくタイムを縮めたものの、順位は10番手、14番手とほぼ変わらず。

そして最後のアタック。バトンは接戦の中、15番手で第2セッションに進んだが、バリチェロはセクター2で伸び悩み、18番手に終わった。
第2セッションの2回目のアタックで、バトンはコンマ2秒以上タイムを縮めたものの、トップ10に残るにはコンマ2秒ほど足りず、14番手に終わった。

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トヨタ ドイツGP公式予選の模様

F1第10戦ドイツGP予選
J.トゥルーリ4番グリッド獲得
T.グロックは11番手グリッドスタート

天候:晴れ、気温:24-25℃、路面温度29-35℃
2008年最高グリッド:3位 ヤルノ・トゥルーリ(マレーシア)
2008年最高順位:3位 ヤルノ・トゥルーリ(フランス)

F1世界選手権第10戦ドイツGPの公式練習第3回目と公式予選がホッケンハイム・サーキットで行われた。
雨が心配されていたが、公式練習第3回目はドライコンディションで行われ、パナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリは6番手、ティモ・グロックは14番手でセッションを終えた。

午後2時から開始された公式予選では、直前に軽い雨が降ったが、スタート時はドライコンディションとなった。
予選第1セッションではヤルノ・トゥルーリが6番手、ティモ・グロックが7番手に入り、2台揃って第2セッションへと進出。
予選第2セッションでは、ヤルノ・トゥルーリが7番手で第3セッション進出を決めたが、ティモ・グロックは11番手となり、惜しくも第3セッション進出を逃した。
予選第3セッションでは、ヤルノ・トゥルーリがセッション終了間際に4番手の好タイムを出し、明日の決勝で2列目からのスタートを獲得した。
チームは、ホームGPでの表彰台を目指して、明日の決勝レースに挑む。

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「明日のレースに期待」

僚友ロズベルグが今季7回目のQ1突破を果たしたのに対し、今回再びQ1での脱落となったウィリアムズの中嶋一貴は、「明日のレースに期待する」と予選後語っている。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「残念だけど、共同オーナーの僕の最後のアタックではマシンが持つ能力のすべてを引き出すことはできなかったと思っている。
それは、とりわけ第3セクターにおいてね。
ラップタイムは周回ごとに良くなってはいたんだけど、Q1の最後がとてもきつかったのでその影響が出てしまったようだ。
でもクルマが良くなっているのは感じられているので、明日のレースに期待したいと思
っている」

サム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「グリッドは驚くほど各車接近したものとなっているので、その中でこの位置になってしまったのはレースを考えるとかなりきつい。
ただ、マシンには今週何も問題は出ていないので、なんとか決勝レースで挽回したいと思う」と、語っている。

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トヨタ『キムジー』とパートナーシップ契約

Toyota Team/Chiemsee (C)Panasonic Toyota Racing
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トヨタ・チームは、ドイツのスポーツアパレル・ブランドである『キムジー』とパートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。

これにより、2009年シーズン、トヨタ・チームはドライバーを含めすべてのチームスタツフがキムジー・デザインのウェア等を着用することになる。
またチームガレージにも同社のロゴが配されるということだ。

同社のステファン・ビエルガンズCEOは、「キムジーはビジネスの分野を広げており、今回のトヨタとの関係はわれわれにとってもたいへん重要なステップにあるし、これを誇りに思っている。
両者は共に自分たちのビジネスに関して信じられないほど情熱的であり、私はこの関係がわれわれにとって将来素晴らしい時を享受できるだろうと確信している」と、語った。

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ベッテル、ドイツ人唯一の最終ピリオド進出者に

今回のドイツGPでは、実に5人ものドイツ人ドライバーがホームグランプリとして参加、その活躍が期待されたが、予選で最終ピリオドに進出する10人に残ったのはなんと最年少トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)だけだった。
Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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「僕がQ3に進出したただ一人のドイツ人だっていうのは後で聞いて知ったんだ。
そりゃあ気持ちいいよ。
どうりでアウトラップ(コースインした周)の時、たくさんの声援が僕に寄せられた訳だ。
いいグリッドが得られたから、明日はこれを活かして地元でいいレースがしたいね」と、ベッテル。

他のドイツ人ドライバーの中にはハイドフェルド(BMWザウバー)、グロック(トヨタ)、ロズベルグ(ウィリアムズ)らQ3進出の常連者も多かったが、いずれも重圧からかQ2までで討ち死にしている。
(もう一人はフォース・インディアのスーティル)

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2008/07/19

ドイツGP公式予選、トヨタのトゥルーリが2列目ゲット

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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ドイツGP公式予選はQ3を終え、初日から好調だったマクラーレンのハミルトンがポールポジション獲得を決めた。
ハミルトンのポールポジション獲得は自身通算9回目。
今季は開幕のオーストラリア、そしてカナダGPに続いての3回目ということになる。

2番手はフェラーリのマッサ、3番手マクラーレンのコバライネン。
そして4番手にはトヨタのトゥルーリがみごとな走りで2列目に食い込んでみせた。
ルノーのアロンソも5番手タイムで入り、フェラーリのライコネンは6番手に沈んだ。

7番手BMWザウバーのクビサ、8番手レッドブルのウェバー、9番手トロ・ロッソのベッテル、そして10番手はレッドブルのクルサードというトップ10となった。

ドイツGP公式予選の結果はこちら

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予選Q2、アロンソが2強4台の一角崩す

予選Q2は再びマクラーレンのハミルトンがトップ。
2番手にフェラーリのマッサ、3番手マクラーレンのコバライネン、そして4番手にはルノーのアロンソがフェラーリのライコネンを0.006上回って食い込んでみせた。

6番手BMWザウバーのクビサ、7番手トヨタのトゥルーリ、8番手レッドブルのクルサード、9番手トロ・ロッソのベッテル、そして10番手がレッドブルのウェバーでここまでが最終ピリオド進出を決めた。

ここで脱落したのはトヨタのグロック、BMWザウバーのハイドフェルド、ウィリアムズのロズベルグ、ホンダのバトン、そしてトロ・ロッソのボーデという5人だった。

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ドイツGP予選Q1、フェラーリ勢が制す

予選Q1はフェラーリのマッサ&ライコネンが1-2位を占めた。
3-4番手はマクラーレンのハミルトン&コバライネン。
これに好調トロ・ロッソのベッテル、トヨタのトゥルーリ&グロック、BMWザウバーのハイドフェルド、ウィリアムズのロズベルグ、レッドブルのウェバーでここまでがトップ10。

ウィリアムズの中嶋一貴は16番手でノックダウン。
ホンダはバトンが15番手で突破したものの、バリチェッロは18番手で進出ならず。
他にここでノックアウトされたのは17番手ピケ(ルノー)、とフォース・インディアのスーティル&フィジケーラの計5台となった。

ピケは他車に邪魔されたと、抗議も辞さない勢い。

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フリー走行3回目はコバライネンがトップ

公式予選を前にしたドイツGPフリー走行3回目セッションは、再びマクラーレン、今度はヘイキ・コバライネンがトップタイムを記録して終えた。

2番手はフェラーリのマッサ、3番手マクラーレンのハミルトン、4番手にはルノーのアロンソが入った。
来季レッドブル昇格決定のベッテルが5番手、トヨタのトゥルーリ、ルノーのピケ、レッドブルのウェバー、フェラーリのライコネン、そしてウィリアムズのロズベルグが10番手。
ライコネンは最初のアタックの際にイエローコーションとなっている。

ホンダはバトンが11番手、バリチェッロは18番手。
トヨタのグロックは14番手、ウィリアムズの中嶋一貴は13番手だった。

タイムが伸びなかったのは共にグリップ不足を訴えた地元のBMWザウバーで、ハイドフェルドが16番手、クビサは最後マシントラブルか早めに走行中止、順位も20番手と全体の最下位に留まっていて、この後の公式予選が注目される。

このセッションで最も大きな出来事はスーティル(フォース・インディア)のコースアウトで、派手に砂利を巻き上げたのが印象的だった。

フリー走行3回目の結果はこちら

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ブラウン代表(ホンダ)、「誰とも契約していない」

ホンダ・チームのロス・ブラウン代表は、2009年の同チームのドライバーについて、「まだ誰とも契約していない」とラインナップが白紙の状態であることを明らかにした。
Honda Team Duo (C)Honda Racing
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ただホンダについては一部に現ルノーのフェルナンド・アロンソ獲得を狙っているのでは、という噂もあるが、ブラウン代表は「それが1年契約というのであれば話にならない。
誰がドライバーであれ、われわれはもっと長期的視野に立って物事を考えている」と、否定的な見方を示している。

また一方、ニック・フライ/CEOのほうも、われわれの「成績が不振なのはドライバーに責がある訳ではないことを理解している。
それだけのマシンを用意できていないのだから、ね」と語り、2009年も同じドライバー・ラインナップである可能性が有力であることも示唆している。

メディアの予測ではバトンについては残留が確定的だが、バリチェッロについては微妙とみる向きも多いようだ。

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ホンダ ドイツGPフリー走行の模様

honda_f1_logo「ドイツGP初日、バトン13番手、バリチェロ14番手」
7月18日・金曜日(初日フリー走行) 天候:曇り 気温:16~23度

第10戦ドイツGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは13番手、ルーベンス・バリチェロは14番手だった。

Honda Racing F1 Team 初日の展開:
2年ぶりの開催となる、ホッケンハイムでのドイツGP。
初日は朝から断続的に雨の降る、あいにくの天候となった。
それでも午前中のフリー走行開始頃には雨も止み、約1時間後にはドライタイヤでの走行が可能になった。
このセッション、バトンが12番手、バリチェロは16番手だった。

午後は薄日の射す天気となり、路面は完全にドライとなった。
気温も22度まで上がったが、路面温度は25度と、依然低いままだ。
Hondaの2台は午後、タイヤ比較を中心に走行する。

序盤、周回を重ねるものの、なかなかタイムが伸びない。
それでも残り30分を切り、バリチェロ、バトンは、12番手、13番手のタイムをマーク。
最終的にはバトン13番手、バリチェロ14番手だった。

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トヨタ ドイツGPフリー走行の模様

F1第10戦ドイツGP公式練習初日
2008年7月18日(金)ドイツ・ホッケンハイム

天候:午前中は雨、午後は晴れ、気温21-23℃、路面温度24-36℃

ドイツGP予選最高位:2003年7位 オリビエ・パニス
ドイツGP決勝最高位:2003年5位 オリビエ・パニス

F1世界選手権第10戦ドイツGPの公式練習第1回目と第2回目が、ホッケンハイムサーキットで行われた。
午前10時からの公式練習1回目は、ウェットコンディションで開始された。
地元ドイツ出身のティモ・グロックは13番手、ヤルノ・トゥルーリは17番手で1回目のセッションを終えた。

2時間半のインターバルを経て午後2時から開始された公式練習2回目は、ドライコンディションで行われ、ヤルノ・トゥルーリは12番手、ティモ・グロックは16番手でセッションを終えた。
明日の予選、日曜日の決勝へ向けてトラブル無く順調にデータ収集とセットアップ作業を行った。

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中嶋一貴、マシントラブルでプログラム遅れる

中嶋一貴(ウィリアムズ)のドイツGP1日目は、残念ながら予定通りにはいかないものとなった。

ウェットで始まった午前のセッションでは状況の変化に伴い僚友ロズベルグと共にそれぞれで好タイムをマーク。
最終的にもロズベルグが6番手、中嶋も9番手と順調な滑り出しをみせた。

しかし完全ドライとなった午後のセッションでは、わずか3周しただけでマシンにトラブルが発生。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「修復のため多くの時間を費やしてしまい、コースに復帰した時には他のクルマはすでにロングランを終えているという状況だったので自分のスペースを見つけるのに苦労させられた。
そうしたこともあって、今の段階では他のチームとの比較も難しいね。
明日、この遅れを取り戻さなくては」と、明日の挽回を期す一貴。

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2008/07/18

フリー走行2回目もハミルトン最速

午前の1回目とは異なりドライ・コンディションではじめられた午後のフリー走行2回目セッションは、再びマクラーレンのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークして終えた。

2-3番手にはライバル・フェラーリのマッサとラインナップ。
マッサとの差は0.697秒というものだった。

ハミルトンの僚友コバライネンは4番手、レッドブルのウェバーが5番手、ルノーのアロンソが6番手に続いた。
以下、ウィリアムズのロズベルグ、BMWザウバーのクビサ&ハイドフェルド、レッドブルのクルサードが10番手。

トヨタはトゥルーリ12番手、グロック16番手。
ホンダもバトン13番手バリチェッロ14番手といずれもトップ10には入れなかった。
またウィリアムズの中嶋一貴も途中マシントラブルに見舞われたため17番手と出遅れた。

このセッションでもグロックやバリチェッロらのコースアウトはあったものの、特にマシンを損傷するようなアクシデントはみられなかった。

フリー走行2回目の結果はこちら

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ドイツGPフリー走行1回目、マクラーレン勢が最速

ウェットコンディションでスタートしたドイツGPのフリー走行1回目は、メルセデスのホームで意気上がるマクラーレンの二人が最速タイムを記録して幸先良いスタートを切った。
セッション前半はずっとウェット、ドライで走れるようになったのは後半になってからだった。

実に13回もトップが入れ替わるという混戦の中、最終的にトップに立ったのはハミルトンで1'15.537をマーク。
これに僚友コバライネンが0.129秒差で続いた。
ライバル・フェラーリ勢は3番手マッサ、5番手ライコネンの順で、その間にルノーのアロンソが割って入る形となった。

これに続いたのはウィリアムズのロズベルグ、そして来季のレッドブル昇格が発表されたばかりのベッテル。
ベッテルはセッション中しばしば最速タイムをマークするなどその存在感をみせつけた。
8番手はBMWザウバーのハイドフェルド、9番手にウィリアムズの中嶋一貴、10番手はルノーのピケだった。

トヨタはグロック13番手、トゥルーリ17番手。
またホンダはバトンが12番手、バリチェッロ16番手。
多くのマシンがスピンを繰り返したが、中でもBMWザウバーのクビサはスタジアム・セクションでコースアウトしてウォールにヒット、タイムを伸ばせず19番手に終わった。

フリー走行1回目の結果はこちら

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ラルフ、「フェラーリはNo.1決定すべき時期」

2007年限りでF1を引退したラルフ・シューマッハが、目下両ドライバー共にチャンピオンシップ首位を走るフェラーリ・チームに対し、「いずれがナンバーワンかを決定すべき」との『アドバイス』を行っている。
Ralf Schumacher (C)Mercedes Motorsport
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これは独『ビルト』紙に語ったもので、その中でこのドイツ人は「フェラーリが本気でタイトル獲得に向かうつもりなら、すでにどちらのドライバーにそれを任せるのか決定すべき時期にきているよ。
なぜなら、(ライバルである)マクラーレンはドライバーズ・チャンピオンシップでハミルトンに力を入れていて、コバライネンのほうはコンストラクターズのタイトル獲得に向かっているからね。
そうした状況は、フェラーリにとって決してイージーなものじゃない筈だ」と、指摘している。

ラルフはまたフェラーリがかつて黄金時代を築いた時期、明らかに兄ミハエルを優先していた事実を挙げている。

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マクラーレン、ロズベルグ獲得話を否定

ウィリ・ウェバー氏が先に明らかにした「ニコ・ロズベルグ、マクラーレン移籍話」は、各方面に驚きを与えたが、当のマクラーレン・チームはさっそくこれを全面否定している。

コメントしたのは同チームのマーティン・ウィットマーシュCEOで、「われわれがニコ・ロズベルグ自身、または彼のマネージャー等と2009年の契約について合意したことは何もない」と、全面否定。
また「われわれはハミルトンはもちろん、コバライネンのパフォーマンスにも満足していて、現在のドライバー・ラインナップを再考する要素は何もない」とも付け加えた。
F.Williams & N.Rosberg (C)Williams F1
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一方、フランク・ウィリアムズ代表も「2009年、ロズベルグとは完全な契約を有している」と言明、噂を意に介していない様子だ。

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アロンソ、一つの可能性が消える?

レッドブル・レーシングがクルサードの後任にベッテルを指名したことは、多くの関係者が予想していたこととはいえ、一部に多少の衝撃を与えたことは事実のようだ。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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それは、今季ルノー・チームに復帰しながらも戦闘力不足に苦しむフェルナンド・アロンソ(26歳:スペイン)。
一部に2009年はレッドブルで、そして2010年には念願のフェラーリ入りという設計図を描いていたとも伝えられていたが、今回の決定でその可能性は失われたことになる。
レッドブル首脳は、あくまでも複数年契約を望んでいたと推定されている。

相当額の契約金が不可欠となるアロンソ獲得には他にホンダなどの名前も挙げられているが単年契約ではやはり厳しく、結局「成績条項」があるとはいうもののルノーでもう1年走ることになるのではとの見方が強くなっているようだ。

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レッドブル、「2009年ベッテル起用」正式発表

17日(木)、レッドブル・レーシングはすでに今季限りでのF1引退を表明したデビッド・クルサードの後任として、現トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)を起用することを正式発表した。
S.Vettel & C.Horner (C)Redbull Racing
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もう一人のマーク・ウェバーについてはすでにシルバーストーンで契約延長が発表されていて、これにより2009年の同チームのドライバー・ラインナップはウェバー&ベッテルという体制になることが確定したことになる。

これを受けベッテルは「ドライバーは誰でもより戦闘力のあるチームで走りたいと思うもの。
その意味でここ数年急速に力を増しているレッドブル・レーシングに加入がこの早い時期に決まったことはとてもうれしく思う。
またこうした機会を作ってくれたトロ・ロッソ、とりわけフランツ・トスト(代表)とゲルハルト・ベルガー(共同オーナー)には心から感謝している。
残りのシーズン、僕を育ててくれたトロ・ロッソのために全力を尽くしたい」と、語った。

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2008/07/17

グロック、「2010年にチャンピオン」が現目標

今週母国グランプリを迎える一人、トヨタ・チームのティモ・グロック(26歳:ドイツ)は、自身の現在の目標が「2010年にチャンピオンになること」と、独『スポーツ・ビルト』誌で宣言している。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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「シーズン当初は、トゥルーリのペースについていくのは正直難しいことに感じられたよ。
でも、多くの時間が経過するにしたがって、彼を打ち負かすことが可能になってきたんだ。
今後もこのペースで進化し続け、やがてはすべてのドライバーに勝てるようになりたいと考えている。
そして、みんなは笑うかも知れないけれど、僕の今の目標は2010年にこのトヨタで世界チャンピオンになることなんだ。
こうして自分でゴールを決めて、そしてそれに向けて自分自身に努力を課すのさ」

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レッドブル・ファクトリーで避難騒ぎ

ドイツGPを控えた今週水曜日、イギリス・ミルトンキーンズにあるレッドブル・レーシングのファクトリーで小火(ぼや)騒ぎがあった。
Redbull Factory (C)RedBull Racing
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当日はたまたまドライバーのマーク・ウェバーも工場内にいたということだが、昼休み時間に突然けたたましく火災警報がとどろき渡り、これにより直ちに全従業員が避難するという大騒ぎに。

チームのスポークスマンによれば、火災の原因は「エレクトロニクス関連のパーツ開発中の失火」ということで、これにより大量の煙が発生し報知器が作動したという。
なお、この火災によるドイツGPへの影響はまったくないと説明されている。

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W.ウェバー氏、「来季ロズベルグはマクラーレン」

ミハエル・シューマッハのパーソナル・マネージャーとしてその栄光を共にしたウィリ・ウェバー氏が、「来季ニコ・ロズベルグがマクラーレンに移籍」との大胆予想をして関係者の注目を集めている。
Nico Rosberg (C)Williams F1
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これは独『スポーツ・ビルト』誌が報じたもので、それによればウェバー氏は「ロズベルグには2009年もウィリアムズ・チームとの契約があるのは事実だが、そこにはパフォーマンス条項があって、今季の成績次第では移籍も可能な筈だ。
また、もしもどこかの裕福なチームが彼を契約ごと買い取りたいと申し出たとしたら、フランク(ウィリアムズ代表)がこれを断り切れるのか、疑問だね」と、語っている。

そしてロズベルグがマクラーレンに加入した場合、コバライネンが再びルノーに戻るだろうと予測している。
(それならアロンソは噂のフェラーリなのか? そこまでの言及はなかった)

なお、ウィリアムズ・チームとのパフォーマンス条項について「2008年コンストラクターズ・ランキングで4位以内」との見方もされているが、現在同チームは6位。
4位のトヨタとは9ポイント差がある。(5位はレッドブル)

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ホンダ代表、「現実的になる必要」を強調

前戦イギリスGPで、ルーベンス・バリチェッロがチーム加入後初となる3位表彰台を得たホンダ・チームだが、ロス・ブラウン代表はドイツGPを前に「われわれは現実的になる必要がある」と、訴えた。
Ros Brawn (C)Honda Racing
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「イギリスGPでの結果は確かにチームにとって好ましいものとなったが、しかしめまぐるしく変わった天候など、特異なケースであったことを理解しなければならない。
通常のドライ・コンディションで、われわれが同じようなパフォーマンスを繰り返すことができるという妄想は捨てなければ、ね。
ただ、先ののホッケンハイムテストでもわれわれはさらに新たなグレードアップを各面で投入している。
これらにより、われわれはさらにより良いグリッド、そしてより良いレース・パフォーマンスを目指すことだろう」

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アブダビGP、コンセプト大幅変更へ

英『オートスポーツ』が伝えるところによれば、2009年初開催されるアブダビGPのコースが大幅に変更されるということだ。
Abu Dhabi Circuit (C)Etihad Airways Abu Dhabi GP Org.
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これは今月、長く務めたポールリカールから同グランプリのオーガナイザーに加わったフィリッペ・グルジャン氏が明らかにしたもので、建設場所は同じであるもののコンセプトそのものを変更、大幅にエキサイティングなものになるとしている。

アブダビGPのコースはパーマネント・サーキットではないものの、開催前年のこの時期にレイアウトが変更されるというのはこれまであまり例がないことだ。
同コースはアブダビ東部ヤス島を舞台に、マナマ市内の海沿いの公道を使うとされている。

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2008/07/16

シューマッハ、「引退原因はライコネンじゃない」

スイスの『ブリック』紙が、2006年一杯で引退したミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)が、その理由について「キミ・ライコネンが原因ではない」と語ったと報じている。
Michael Schumacher & Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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当時フェラーリ・チームはシューマッハ&フェリッペ・マッサというコンビネーションだったが、2007年シーズンからのキミ・ライコネンの加入が決まったことにより、シューマッハはこれを避けたと噂されていた。

しかしシューマッハは、「引退を決めたのは、ライコネンの加入によりマッサのシートがなくなることを憂慮したためであって、ライコネンと自分がチームメイトとなることにはまったく問題がなかった」と語っているという。

なお、マッサのマネージメントをジャン・トッド氏(当時チーム監督)の子息ニコラス氏が行っているというのは良く知られたことだ。

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山本左近、今週末ドイツ戦からGP2復帰へ

元スーパー・アグリやスパイカーF1からF1参戦した山本左近(26歳)が、今週末ドイツGPのサポートレースとして行われるホッケンハイム戦でGP2に復帰することがわかった。
山本 左近 (C)Spyker F1
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チームはARTで、ルカ・フィリッピ(イタリア)の後任ということになる。
山本は現在ルノー・チームのテストドライバーということになっているが、実際には走行機会はほとんど与えられていなかった。

山本左近、GP2復帰のニュースはこちら

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『モズレー裁判』、来週にも結着へ

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長のいわゆる『スキャンダル問題』を巡る裁判で、ロンドン高等裁判所のデビッド・イーディ判事は来週にもその結論を出す方針を明らかにした。
Max Mosley (C)RedBull Racing
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結果については予断を許さない状況だが、もしこれでモズレー会長側が勝利することになれば一気に『復権』と言うことになるかも知れない。

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トヨタ ドイツGP事前ニュース

F1第10戦ドイツGPプレビュー
チームとティモ・グロックのホームレースで好結果を目指す

パナソニック・トヨタ・レーシングは、今週末、2006年以来初めてホッケンハイム・サーキットで開催されるホームレース、ドイツGPに挑む。
コースはチームのテクニカルセンターがあるケルンから南へ車でちょうど2時間の場所に位置し、ティモ・グロックの実家のあるオーデンヴァルト地方からはさらに近い。

今週末のレースは26歳のティモにとって初のドイツGPになるが、ドイツ国内のレースランキングで昇格してきたドライバーにとっては、ホッケンハイムはおなじみのコースだ。
ティモは、彼がホッケンハイムで最後に戦った2006年のGP2において勝利を手にしている。

今週末、ティモとチームメイトのヤルノ・トゥルーリの2人は、ポイント獲得に向けレースに挑む。先週ホッケンハイムで行われたテストは順調に運び、チームはドイツGPのためのベースラインのセットアップを構築し、また様々な空力のアップグレードを試した。
シルバーストーンでヤルノが獲得した7位のおかげで、トヨタはコンストラクターズ・チャンピオンシップで4位に浮上した。
チームはホッケンハイムでそのポジションをしっかり維持することを目指す。

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ベルガー氏、セナのF1抜擢を考慮

独『スポーツ・ビルト』誌らが伝えるところによれば、トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガー氏は、2009年シーズン、現在GP2で活躍するブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)の起用を図っているということだ。
Ayrton Senna & Gerhard Bergar (C)Honda Racing
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同チームでは、引退するデビッド・クルサード(レッドブル)の後任にセバスチャン・ベッテルが最有力候補として挙げられていて、その代役にベルガー氏はかつてチームメイトだった故アイルトン・セナの甥であるセナの起用を推しているというもの。

セナは現在パンターノ(元ジョーダン)に続いてランキング2位。
ただ、同チームではレッドブル・グループを率いるディートリッヒ・マテシス/オーナーの発言力が強く、選考の行方は予断を許さない。
なお、セバスチャン・ボーデのほうは来季も残留が確実視されている。

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シューマッハ、母国GPでおもてなし

フェラーリ・チームのスポークスマンによれば、今週ホッケンハイムで行われるドイツGPに、同チームでスーパー・アシスタントを務めるミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)が3日間を通じ出席することが決まったことが確認された。
M.Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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「せっかくドイツで行われるグランプリだからね。
観客のみんなには満足して帰ってもらいたいと思っているよ」

シューマッハのグランプリ参加は今年これで3戦目。
またこれに先駈け、16日(水)にはドライバー&ライダー・サッカーチームの一員として、得意の足技も披露されるということだ。

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2008/07/15

フェラーリ、マクラーレンの和解金はチャリティに

マクラーレン・チームは、いわゆる『スパイ疑惑事件』に関連してフェラーリ・チームから訴えられていた裁判で和解したことを明らかにしたが、これを受けてフェラーリは次のようなコメントを発表した。
Ferrari『F2007』 (C)Ferrari S.p.A
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「われわれは2007年F1選手権における問題についての、マクラーレンからの謝罪を受け入れる。
そしてこの件について、2つのチーム間にあった問題はすべて解決したことを認める」

またマクラーレン・チームから支払われる和解金については、そのすべてをチャリティに寄贈するとしている。
ただしその金額については両者とも明らかにしていない。

なおこれでこの件についての訴訟は元従業員であるナイジェル・ステップニー氏に対するものだけとなった。

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マクラーレン首脳、「安定性が不可欠」

マクラーレン・チームのマーティン・ウィットマーシュCEOは、パートナーであるメルセデスにとってホームグランプリとなるドイツGPを前に、「ハミルトンのタイトル獲得には安定性が不可欠」と強調した。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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「現在わがルイス・ハミルトンはドライバーズ・チャンピオンシップで同点一位というポジションにある。
当然チームは彼の初タイトル獲得に向けて全力でサポートするつもりだが、長いシーズンを見据え、肝要なのは安定性ということに尽きるだろう。
先のイギリスGPで彼はみごとな勝利を飾ったとはいえ、われわれは全然満足していない。
なぜなら、今年ハミルトンは3つのレースで勝った一方で、同じく3つのレースでノーポイントに終わっているからだ。
昨年はライコネンが王者に輝いたが、彼がノーポイントだったのはシーズンを通してたったの2回だけだったんだ」

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G.パンターノ、依然「F1復帰を熱望」

元ジョーダン・チームのF1ドライバーで、現在『GP2シリーズ』でランキング首位を走るジョルジョ・パンターノ(29歳:イタリア)が、依然「F1復帰を熱望している」と語っている。
Giorgio Pantano (C)Ex.Jordan GP
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「セナ(現在ランキング2位)がF1にステップアップしたいと公言していることは僕も知っているよ。
たしかにこれまでの例ではこのGP2で成功するのがF1への近道だけれど、でもそれが決して容易なことではないこともわかっているんだ。
仮になんとかF1に上がったとしても、中団以下のチームではほんとうの力を発揮できないし、評価もされないよ。
それに、最近僕は自分がイタリア語を話す人種であることにも疑問を感じているんだ。
なぜなら、世の関心を引くマーケットは、イタリアではなく他の地域にあるからね」

2004年、全14戦に参戦したパンターノのベストリザルトは13位が最高。
半数以上は途中リタイヤというものだった。

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2008/07/14

レッドブル&ウィリアムズ、モスクワでデモ

13日(日)、ロシア連邦の首都モスクワでレッドブル・レーシングとウィリアムズ・チームによるF1デモンストレーションランが行われた。
Mikhail Aleshin (C)RedBull Racing
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有名な赤の広場を舞台に繰り広げられたこのイベントには、レッドブルがロシア期待の新鋭ドライバー、ミカエル・アレシン。
またウィリアムズのほうはエースドライバーのニコ・ロズベルグがステアリングを握って行われた。

ロシアでF1マシンが走ったのはこれが初めてということで、地元では「数十万人の観客を集めた」と報じられているが、正確な観客数は不明。
ただし「ブッシュ米大統領より多かった」というのは少なくとも事実のようだ。

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BMWザウバー首脳、「他の独メーカーもF1参戦に関心」

現在ドイツからはメルセデスとBMWがそれぞれマクラーレン、ザウバーを通じてF1参戦しているが、BMWザウバーのマリオ・タイセン代表はさらに「他にもドイツの自動車メーカーがF1への参戦に関心を示している」と語って注目されている。

それによれば、FIA(国際自動車連盟)が示している新しいレギュレーションの中で、とりわけ「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)について技術的に得るものが多いとして、ドイツの他の自動車メーカーが大いなる関心を示しているというもの。
同代表はこれについて具体的なブランド名を挙げていないが、再三噂に挙がるフォルクスワーゲンやポルシェ、そしてアウディなどが該当することになる。
Hans Stuck (C)Audi Motorsport
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しかしこれを受け、現在フォルクスワーゲン・アウディ・グループでモータースポーツ部門を束ねる立場にある元F1ドライバー、ハンス・ストゥック氏は、「少なくとも向こう3年、われわれにF1に参戦するという選択肢はない」と、地元紙で否定している。

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FIA、新設『F2シリーズ』の概要を発表

13日(日)FIA(国際自動車連盟)は先に明らかにしたF1登竜門とされる新設『F2シリーズ』についてその概要を発表した。

イベントは全部で10戦、ヨーロッパを中心にして行われる予定で、統一されたシャシーに搭載されるエンジンは約400馬力、イベントは2日間、1時間のフリー走行と公式予選、決勝レースは約175キロ程度が計画されている。
Image (C)Ferrari S.p.A
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計画を進めるFIAにとって最初の課題はまずこれを引き受けるマニュファクチャラーズ(製造業者)を見い出すことだが、各方面から指摘されていたコスト面についてはマシンに掲出する広告で得られる収入の20%分をマニュファクチャラー(製造者)に移す、という新しいアイデアを示した。

またその他に年間6回程度のテストも計画されているが、資料ではこうしたテストにおいても多くのテクニカル・スタッフを派遣することでマニュファクチャラーを支援するとしている。
さらにシリーズそのものにタイトル・スポンサーを受け入れるという柔軟な姿勢も示している。

2009年から3年間同シリーズにマシンを独占供給するマニュファクチャラーは、今後8月29日まで入札が行われ、9月8日に決定されるとしている。
時間はない。

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2008/07/13

マクラーレン『シャーク・フィン』は投入せず

先週行われたホッケンハイム合同テストでは、マクラーレンやトヨタ・チームなどがレッドブル風の大型リヤカウル(通称:シャーク・フィン)をテストしたが、いずれも今週のドイツGPでの実戦投入はない見通しだ。
McLaren Rear Cowl (C)McLaren Group
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これをテストしたコバライネンは「あるケースにおいては利点があると思うけれど、ホッケンハイムは横風があるので投入にふさわしい場所じゃない」と、語るが、ハミルトンのほうは「ノーマルなものと比べ、何も違いは感じられなかった」と、つれない感想。

一方トヨタのほうのドライバー・コメントは特に伝えられていないが、二人がこれにトライした周回数から考えて、直ちに実戦投入は考えられない状況のようだ。

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ドイツGPの週末はドライコンディション

Hockenheim Stand (C)Mercedes Motorsport
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先週行われた合同テストでは、わずかながらも連日軽い雨に見舞われてしまったホッケンハイムリンクだが、今週2年ぶりに迎えるドイツGPの週末はドライコンディションで行われる見通しだ。

地元気象台の発表によればこの週末3日間はいずれも湿度は高めであるものの「晴れ」もしくは「曇り」の予報となっている。

期 日 種 目 気 候 気 温 湿 度
7月18日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 11-21度 76%
7月19日(土) 公式予選 曇り 13-22度 81%
7月20日(日) 決勝レース 曇り 13-23度 80%

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佐藤琢磨、「F1復帰のため全力挙げている」

今年のスペインGPを最後にF1で走るべきチームを失ってしまった佐藤琢磨(31歳)だが、F1復帰に向け依然として全力を挙げていると英『オートスポーツ』誌とのインタビューで語っている。
佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
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「僕のキャリアにおいて、ホンダの存在は間違いなくその中心にあったものだから、もちろんホンダとは話をしている。
バルセロナのあとには、日本に飛んで本社の人と会議の場を持ったのも確かだよ。
でもいまのところ何も決まっていないし約束されたことはない。
いまは他にもいくつかのチームと話をしているけれど、まだどこも来年の体制を決める時期ではないからね。
目途がつくにももう少し時間が必要だと思うけど、でもトレーニングも欠かさず復帰に向け全力を挙げているよ」

2002年に当時のジョーダン・チームからF1デビューを果たした琢磨は最高位3位。
これは奇しくもチーム代表だった鈴木亜久里氏と並ぶ日本人ドライバーとして最高のものだ。

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ハイドフェルド、母国グランプリに意欲

前戦イギリスGPで、再び自己最高位である2位表彰台を得たBMWザウバーのニック・ハイドフェルド(31歳:ドイツ)にとって、今週迎えるドイツGPに賭ける意気込みはまたひとしおのものだ。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1 Team
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「もちろんどんなドライバーにとっても母国グランプリというのは特別なものだから、僕もこのドイツGPには格別な思いを持っている。
それにホッケンハイムでレースができるのは2年ぶりのことでもあるしね。
このホッケンハイムにはフォーミュラ・フォードに始まり、F3、F3000、そしてF1と様々な想い出があるんだ。
僕らはドイツ系のチームでもあるし、ここで一番の成績が残せたらそれは最高のことだね」

もちろんハイドフェルドが狙うのは表彰台の一番高い所だが、これまでここでは2002年の6位が最高の成績となる。

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2008/07/12

バトン、『ROC』でシューマッハに雪辱へ

ホンダ・チームのジェンソン・バトンが、今年も英国ウェンブリーで12月に行われる『ROC(レース・オブ・チャンピオンズ)』に出場する方向であることを明らかにした。
Race of Champions Image (C)Citroen Sport
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「去年、僕はまさか自分の国でドイツと戦うことになるとは思わなかったよ。
で、残念ながら結果はシューマッハらに屈辱を味わされてほんとうに悔しかったんだ。
そしたら今年もドイツ・チームはシューマッハ&ベッテルだというじゃないか。
これは絶対に借りを返さなければ、と思ってね」と、雪辱に意欲を燃やすバトン。

昨年、バトンはこのROCに初出場。
ツーリングカー・チャンピオンのアンディ・プリオールとイギリス・チームを組んで戦ったが、準決勝で上記ドイツ・チームに惜敗、涙を呑んだもの。
ちなみにシューマッハはこのROC常連だ。

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ベッテル昇格案に、クルサードもお墨付き

すでに今季限りでのF1引退を表明したレッドブル・レーシングのデビッド・クルサード(37歳:イギリス)だが、その後任と目されている現トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)について「異存ない」と自らもお墨付きを与える姿勢をみせた。
Sebastian Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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「これまでF1で走り続けた僕の立場からみて、ベッテルには将来F1ウィナーになるすべての要素を持ち合わせていると感じられるね。
だから来年レッドブルがウェバー&ベッテルというコンビネーションになるのなら、僕は諸手を挙げてこれを歓迎するよ」と、F1随一のベテラン・ドライバー。

ちなみにクルサードが故アイルトン・セナの後任としてF1デビューを果たした時、ベッテルはまだ小学校に上がったばかりの少年だった。

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マクラーレン、スパイ事件でフェラーリと和解

11日(金)マクラーレン・チームはフェラーリ・チームから起こされていたいわゆる『スパイ疑惑事件』に関連した訴訟について、和解が成立したことを明らかにした。
Ferrari Prancing Horse (C)Ferrari S.p.A
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この事件についてはFIA(国際自動車連盟)からの処分はすでに結着がついたものの、これとは別にフェラーリ側から別途当地の裁判所に訴訟が起こされていたもの。

声明によれば「両チームは自らとF1が前進するためにすべての未解決問題に決着をつけた」とあるが、実際にはマクラーレン側が裁判費用はもちろん相当程度の和解金を支払ったものと推定されている。

なお、これとは別にフェラーリ・チームは当事者とされる元従業員ナイジェル・ステップニー氏に対しても賠償請求訴訟を起こしている。

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2008/07/11

フィジケーラ、「メカニックの努力に感謝」

ホッケンハイム合同テスト最終日、午前のマシントラブルに加え、午後のセッションではアクシデントで赤旗中断の原因を作ったフォース・インディアのジャンカルロ・フィジケーラは、「メカニックの努力に感謝する」とベテランらしい配慮をみせた。
Giancarlo Fisichella (C)Force India F1
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「スタジアム・セクションでマシンは突然リヤのコントロールを失ってしまった。
マシンはラインを横切ってコースアウトしまったところ、ここはランオフエリアが狭かったのでウォールに激しくヒットしてしまったんだ。
身体は問題ない。
ただ予定した走行ができなくなってちょっと失望させられたけれど、それでもあれだけの損傷でまた今日走れるとは思わなかったから、メカニックの献身的な仕事には感謝しているよ。
ウチのメカニックはすごいね」

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トヨタ ホッケンハイムテストの模様(7/10)

F1ホッケンハイム合同テスト最終日
最終日はヤルノ・トゥルーリがテスト担当

ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ
コース長:4.574km

パナソニック・トヨタ・レーシングがホッケンハイムで行っている3日間の合同テストを締めくくるために、ヤルノ・トゥルーリはティモ・グロックからドライビングを引き継いだ。
インストレーション走行の時は、ヤルノは水曜日のティモと同じく、安定性のテストのために“シャークフィン(フカヒレ)”型のエンジンカバーを使用したが、その後は、通常のエンジンカバーに戻してテストを行った。
ヤルノは、来週ホッケンハイムで行われるドイツGPに焦点を合わせ、レースで使用するミディアムとハードのブリヂストン・ポテンザ・タイヤを試すとともに、異なる空力セットアップでのテストを行った。
彼は着実な走行で、129周を記録してテストを終えた。
チームは次に、来週の金曜日に行われるドイツGPのフリー走行で、再びホッケンハイムに戻って来る。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:TF108/04
ベストラップタイム:1分16秒065
順位:9位
周回数:129周

「われわれは、主に空力のテストに集中し、また、いくつかのブレーキとタイヤの比較を行った。
私は、びっしりと詰まったスケジュールを進めて、今日はコース上の誰よりも多くの走行を行った。
今日の走行は、来週のドイツGPでクルマのセットアップを最大限に生かすための多くのデータを、われわれにもたらしてくれるだろう。
メカニカルな問題は一切なく、行うべきことはやり遂げたから、ハッピーだね」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「初日にドライビングした可夢偉から始まり、ティモ、そしてヤルノと続いて、とても忙しく変化に富んだ3日間だった。
われわれは、空力とブレーキの作業を多く行い、また来週のGP時での様々なコンディションに対応するブリヂストン・コンパウンドの評価を行った。
われわれは、ケルンで作業を進めるために多くのデータを手に入れた。
チームの皆の努力に感謝したい」

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ライコネン、「来季もフェラーリ」と明言

契約は2009年まであるものの、それでもしばしば引退説などが飛び出すフェラーリ・チームのキミ・ライコネン(28歳:フィンランド)だが、合同テストが行われたドイツ・ホッケンハイムの現地で「来季もフェラーリで走る」と明言した。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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これはフェラーリの地元『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙が伝えたもので、「僕はこれまで一度だって契約に背いたことはない」と、強調。
またこれまでの戦いについて「確かに不運に見舞われたことも、また自分自身がミスを犯したこともあるけれど、僕はいつだってベストを尽くしていて何も悔いはない。
テストだってウチはウチのプログラムを消化こなしているだけで、他のチームと比べたって意味はない」と、相変わらずのクールさをみせた。

現在ポイント・ランキングで首位にあるもののハミルトン&マッサとはまったくの同ポイント。
新興のクビサもわずか2ポイント差にいるとあって、タイトル争いについては「最終戦まで全然わからないよ」と、こちらも冷静な見方を示した。

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今度はトヨタも新型リヤカウルをトライ

今シーズン、レッドブルが『RB4』で初めてトライした大型エンジンカバータイプのリヤカウルは、その後ルノーやフォース・インディアも導入、さらに今回のホッケンハイム合同テストではマクラーレンでもトライがされているが、今度はトヨタのマシンにもこの試みが図られたことがわかった。
Toyota TF108 (C)Panasonic Toyota Racing
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なおいまのところこれら2チームがドイツGPにこの新型リヤカウルを実戦投入するかどうか不明だが、当初「横風に弱い」など冷笑された大型エンジンカバーは、いまやすっかりF1のトレンドになりつつある。

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ホッケンハイム最終日はマッサ最速(7/10)

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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10日(木)行われたホッケンハイム合同テスト最終日は、フェラーリのフェリッペ・マッサがただ一人1分14秒台のタイムでトップに立った。
ただそのタイムは前日ハミルトンが記録したものからはわずかに遅れるものだった。

2番手にはホンダのバトン、3番手にマクラーレン・チームのコバライネンが位置した。
この日は3人のドライバーが赤旗中断を引き起こしたが、ウィリアムズの中嶋一貴とルノーのアロンソはマシントラブルによるものだったのに対し、フォース・インディアのフィジケーラのそれはさらにアクシデントによるものを加えた。
イタリア人はスタジアム・セクションで突然リヤのコントロールを失いウォールにヒット。
しかしマシンは大きく損傷したものの、優れたスタッフはラスト30分に再びフィジケーラにテストする時間を提供する好仕事をしてみせた。

なおこの日も特別にランチタイムにスタート練習の時間が設けられている。
F1は来週ここホッケンハイムでドイツGPを迎える。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 F.マッサ BRA Ferrari 1'14.989 109
2 J.バトン GBR Honda 1'15.081 121
3 H.コバライネン FIN McLaren Mercedes 1'15.289 123
4 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'15.378 118
5 S.ベッテル GER Toro Rosso Ferrari 1'15.556 106
6 F.アロンソ ESP Renault 1'15.593 115
7 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'15.759 119
8 R.クビサ POL BMW Sauber 1'15.869 107
9 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'16.065 129
10 G.フィジケーラ ITA Force India Ferrari 1'16.113 74

   * 2008 Test Time : 1'14.872 L.ハミルト/McLaren Mercedes (7/09)
   (注:ベストタイム及び周回等数はすべて非公式です)

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2008/07/10

トヨタ ホッケンハイムテストの模様(7/09)

F1ホッケンハイム合同テスト2日目
2日目はティモ・グロックがテスト担当

ドライバー:ティモ・グロック
コース長:4.574km

パナソニック・トヨタ・レーシングは、ホッケンハイムでのテストプログラムを引き続き行い、2日目はティモ・グロックが小林可夢偉からドライビングを引き継いだ。
コースからちょうど45分離れた場所で育ったティモは、彼にとって初めてとなるドイツGPの準備を進め、7月20日に行われるF1世界選手権第10戦に向けて用意された「ホッケンハイム仕様」のテストを実施した。
彼は、テストプログラムの過程で114周もの非常に長い距離を走行し、空力およびメカニカル部分の作業に関する長いプログラムをやり遂げた。
明日は、ヤルノ・トゥルーリがチームプログラムを締めくくる予定だ。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック:TF108/04
ベストラップタイム:1分15秒995
順位:7位
周回数:114周

「今日は、充実した良い一日だった。
われわれは多くの作業を進めた。昨日の可夢偉よりも天候に恵まれ、メカニカルトラブルもなく、100周以上の走行を行った。
午前中はいくつかの空力評価を行うことができ、そして午後には、いくつかのブレーキとタイヤの比較を行った。
われわれは、微調整よりむしろベースのセットアップを行うことに注力した。
来週末は、私のホームサポーターの前で強いレースを行いたい」

ディーター・ガス:レース&テスト チーフエンジニア
「われわれは、とても実りある一日を過ごした。
テストすべき多くのフロントウィング設定があったので、午前の大半はその作業に費やした。
そして、そのテスト結果にはかなり満足している。
午後は通常の作業を行うよりも、ティモのためにホッケンハイム仕様の準備にさらに時間を費やした。
来週末のレースに持って行く2種類のコンパウンドがあったので、われわれはダウンフォースレベルと、タイヤの評価を行った」

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「サンタンデルはフェラーリにスイッチ」、独誌報じる

ドイツの『スポーツ・ビルト』誌が、現在マクラーレン・チームの主要スポンサーであるサンタンデルが2009年フェラーリにスイッチする、と報じて注目を集めている。
Santander (C)McLaren Group
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サンタンデルはスペインの大手銀行で、元々同国のスター、フェルナンド・アロンソ(26歳:スペイン)の加入と共にマクラーレン・チームのスポンサーとなった経緯がある。
アロンソが離れた今季はまだ同チームに留まったものの、同誌によれば来季はアロンソがフェラーリ・チームへと移籍、これに伴いサンタンデルもフェラーリに移行するというものだ。

記事ではそのスポンサー・フィーは年額3千万ユーロ(約50億円!)にも及ぶと推定されていて、その影響はどちらのチームにとっても計り知れないものになるとみられている。

なおサンタンデルはグランプリ支援そのものにも力を入れていて、いくつかのグランプリのタイトル・スポンサーになっているだけでなくテレビ画面では各サーキットでその広告看板を目にすることができる。

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ウィリアムズ、再び今季マシン開発に力

2009年シーズン、F1は大きなレギュレーション変更が行われるため、多くのチームはすでに開発ソースの多くを来季用マシンに移行していると伝えられるが、ウィリアムズ・チームは再び今季マシンの改良に取り組んでいることを明らかにした。
P.Head & N.Rosberg (C)Williams F1
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これは同チームのパトリック・ヘッド/エンジニアリング・ディレクターが英『BBCスポーツ』に語ったもので、その中で「この2戦のような、予選Q1でもがくような戦いは見過ごすことができないからね。
われわれも他チーム同様、来季に向けてエアロダイナミックスの開発を行っていたが、いまもう一度現在のマシンの改良に努めているところだ。
問題を解決し、再び上位での争いに加われるよう全力を挙げている」と、語っている。

その効果あってか、いま行われているホッケンハイム合同テストでは連日ロズベルグが好タイムをマークしている。

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ホッケンハイムは2日目もハミルトン(7/09)

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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9日(水)、第2日目を迎えたホッケンハイム合同テストは、朝がたのみウェット。
前日に続き目下絶好調マクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)がただ一人1'14秒台にベストタイムを入れてトップに立った。
マクラーレンも改良エンジンカバーなどをテストしているが、このタイムはノーマルタイプで走行した時のもの。

2番手にはハミルトンから0.4秒ほど遅れたもののウィリアムズのロズベルグ、そしてフェラーリのライコネンらが続いた。
またこの日は各チームともすべてレースドライバーによる参加となったが、レッドブルとトロ・ロッソ両兄弟チームはいずれもマシンをシェアして複数ドライバーがドライブした。

なおこの日はスタート練習のため、特別に10分間だけテストを延長して行っている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'14.872 101
2 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'15.257 117
3 K.ライコネン FIN Ferrari 1'15.296 90
4 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'15.767 42
5 A.スーティル GER Force India Ferrari 1'15.945 97
6 S.ベッテル GER Toro Rosso Ferrari 1'15.955 62
7 T.グロック GER Toyota 1'15.995 114
8 F.アロンソ ESP Renault 1'16.141 106
9 R.バリチェッロ BRA Honda 1'16.144 90
10 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'16.217 70
11 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'16.235 115
12 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'16.550 36

   * 2008 Test Time : 1'15.483 L.ハミルト/McLaren Mercedes (7/08)
   (注:ベストタイム及び周回等数はすべて非公式です)

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2008/07/09

トヨタ ホッケンハイムテストの模様(7/08)

F1ホッケンハイム合同テスト1日目スタート
初日はサードドライバーの小林可夢偉がテストを担当

ドライバー:小林 可夢偉
コース長:4.574km

先週シルバーストーンで行われたイギリスGPで、2008年F1世界選手権の前半戦は終わり、後半戦に突入する。
現在、パナソニック・トヨタ・レーシングは7月20日にホッケンハイムで開催される、チームにとってはホームレースの一つとなるドイツGPの準備を行っている。

ホッケンハイム・サーキットで3日間行われる合同テストの初日は、サードドライバーの小林可夢偉がTF108のステアリングを握り、午前中に何度か雨による中断があったものの、より多くの経験を積むことができた。
明日は、ティモ・グロックが彼のホームグランプリの準備のためにドライビングを引き継ぎ、ヤルノ・トゥルーリが木曜日のテスト最終日を締めくくる予定だ。

小林 可夢偉 (C)Panasonic Toyota Racing
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小林可夢偉
ベストラップタイム:: 1分16秒570
順位:6位
周回数:65周

「自分がよく知っているサーキットで、F1カーをドライブできるのはうれしいね。
F3ユーロシリーズの時に、僕はこのサーキットで4位を獲得したんだ。
今回のテストは来週行われるGP2レースのための良い準備になるだろう。
今日、われわれは様々なプログラムをこなし、私はタイヤとセットアップのデータを集めることに専念するとともに、いくつかブレーキの比較を行った」

ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「今日の主な目的はデータ収集だった。
われわれは、異なるサスペンションセットアップを試みて、いくつかブレーキの比較を行い、また、エンジン作業も多少行った。
そして、天候は良くなかったにもかかわらず、われわれが行ったすべての作業においてポジティブな結果を得ることができた」

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「ドニントンで駄目なら英GP消滅」とエクレストン氏

シルバーストーンにおけるイギリスGP開催でBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)と長年に渡り揉め、ついに2010年にはライバル・サーキットであるドニントンパークへのスイッチを決めた実力者バーニー・エクレストン氏だが、「もう他の選択はない」と、強気なコメントを語っている。
Silverstone Circuit (C)Honda Racing
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これは、もしドニントンパークでF1グランプリ開催が成功できなかった場合、イギリスでの開催は消滅するとしたもので、対立を続けるBRDCの雄で元F1チャンピオン、デイモン・ヒル氏に対し問答無用の最後通牒を突きつけた形だ。

エクレストン氏は「もしイギリスGPがなくなったとしても、何も困ることはないよ。
世界には他にいくらでも手を挙げている国がある」と、涼しい顔だ。

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A.カンポス氏、依然F1進出の野望捨てず?

昨シーズン半ば、一時スーパー・アグリの買収候補として名前が挙げられたエイドリアン・カンポス氏(44歳:スペイン)だが、依然としてF1進出の夢は捨てていないようだ。
Super Aguri Factory (C)Super Aguri F1
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すでに財政破綻したスーパー・アグリの残りの資産は、今月31日からオークションに掛けられることになっているが、これにカンポス氏の参加が伝えられているもの。

すでに現在GP2チームを率いるカンポス氏が、さらにF1チームの機材を求める裏には、依然としてF1進出の野心があるものと受け止められている。

F1(ミナルディ)時代はマシンの戦闘力不足もありさしたる結果を残せなかったカンポス氏だが、その後ツーリングカーに転向後はスペイン選手権を獲得するなど活躍、さらに引退後は自身のチームを設立してチームを運営、マルク・ジェネ(現フェラーリ)を育てたり、アロンソのマネージャーを務めるなど実績を残した。

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ホッケンハイム合同テストがスタート(7/08)

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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イギリスGPを終えわずか2日目という8日(火)、今年のドイツGP開催地であるホッケンハイムリンクを舞台に3日間の予定で合同テストが始められた。

トヨタが小林可夢偉、ホンダがブルツを起用した以外はすべてイギリスGPを戦ったばかりのレースドライバーでの参加。
そんな中トップタイムを記録したのはシルバーストーンで優勝し意気上がるマクラーレンのハミルトン。
フェラーリのライコネンと共にベストタイムを1分15秒台に入れた。
3番手にウィリアムズのロズベルグ、4番手フォース・インディアのスーティルが続いた。

今回レッドブルとホンダはそれぞれ新しいエアロダイナミックスをテストしているが、共にタイム的には伸びず、コースアウトしたブルツはこの日唯一の赤旗中断の原因となっている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'15.483 75
2 K.ライコネン FIN Ferrari 1'15.803 63
3 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'16.099 87
4 A.スーティル GER Force India Ferrari 1'16.516 97
5 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'16.522 113
6 小林 可夢偉 JPN Toyota 1'16.570 65
7 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'16.593 59
8 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'16.856 111
9 D.クルサード GBR RedBull Renault 1'17.361 67
10 A.ブルツ AUT Honda 1'17.825 89

   * 2008 Test Time : 記録なし
   (注:ベストタイム及び周回等数はすべて非公式です)

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2008/07/08

英紙、マクラーレンへの処分無効を主張

昨年下されたいわゆる『スパイ疑惑事件』でのマクラーレン・チームに対する処分について、イギリスの『インディペンデント』紙が「手続きに規則違反があり無効」との見解を示し注目されている。
McLaren MP4-22 (C)McLaren Group
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それによれば、FIA(国際自動車連盟)の規定ではこの決定を下したWMSC(世界モータースポーツ評議会)は各国のASN(各国のスポーツ権能保持者)代表により構成されることになっているにもかかわらず、マクラーレンに対する制裁を決めた際にはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏が加わって1票を投じていたという。
同氏はもちろんASN代表ではないため、元々裁定に加わる資格はなかったことになる。
ただ手続きに小さな不備があったとしても、いまさらこの決定が覆る可能性はなさそうだ。

なおこの処分では、同チームの2007年シーズン全コンストラクターズ・ポイントの剥奪に加え、1億ドル(当時のレートで約115億円)もの罰金が科せられた。

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『ムラタ』、ミハエル・シューマッハ獲得に動く

伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙などが報じるところによれば、『ムラタ』が元F1チャンピオン、ミハエル・シューマッハ(39歳:ドイツ)の獲得に動いているということだ。
M.Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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この『ムラタ』は、日本の村田ではなく、サンマリノ共和国のサッカー・クラブのこと。
同チームはサンマリノ史上初めて欧州CL(チャンピオンズ・リーグ)予選に出場することが決まっていて、イエーテボリ(スウェーデン)と対戦するその1回戦15-23日限定で交渉を進めているというもの。

シューマッハは元々大のサッカー好きで、ガレージのモニターではサッカーの試合を見ていたことで有名。
実際にこれまで数々の試合に出た経験があるだけでなく、サンマリノ共和国とは親善大使を務める間柄で、実現の可能性はありそうだ。

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マッサ(フェラーリ)、散々なレースで評判落とす?

この週末、戦闘力に劣る感のあったフェラーリ・チームだが、中でも精彩を欠いたのがフェリッペ・マッサだったようだ。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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土曜日に行われた公式予選ではトラブルがあったとはいえ今季最悪の9番グリッドに留まり、追い上げが期待された決勝レースでは再三のスピンがテレビ画面で世界に報じられ、そのほとんどを最後尾で走り続けた結果、ライバルのハミルトンから実に2周遅れでの13位フィニッシュという屈辱を味わった。

この時とばかりか、前スーパー・アグリのアンソニー・デビッドソンは「マッサは元々その程度のドライバー」と酷評する有り様だ。

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バリチェッロ、来季もホンダ残留を熱望

2005年のアメリカGP、まだフェラーリ・チーム在籍以来というF1表彰台を得たホンダ・チームのルーベンス・バリチェッロ(36歳:ブラジル)は、2009年の契約更新を熱望している。
Rubens Barrichello (C)Honda Racing
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「確かにホンダとの契約は今年で切れるけれど、元々僕には引退なんていうつもりはまったくないよ。
100%ホンダに残留したいと思っているんだ。
(チーム代表である)ロス・ブラウンが僕の力量を理解しているのはわかっていたけれど、今回の入賞で他の人にもアピールすることができたんじゃないかな。
僕はますます若く、そしてスピードを増しているんだよ」

ロス・ブラウン代表は、バリチェッロのフェラーリ時代そのすべてを共にした良き理解者でもある。(当時はテクニカル・ディレクター)

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2008/07/07

ブリヂストン イギリスGP決勝レースニュース

Image (C)McLaren Group
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2008 FIA Formula One World Championship 第9戦 イギリスGP
開催場所: シルバーストン 開催日: 7月 4日 ~ 7月 6日
2008年F1世界選手権 イギリスGP 決勝

FIA F1世界選手権第9戦イギリスGPは、4番手グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が、ブリヂストンのウェットポテンザタイヤを装着してコンディションが変化する難しいレースで優勝を果たした。

ハミルトンは、同じくウェットを装着したBMWザウバーF1チームのニック・ハイドフェルドに1分以上の差をつけてホームレースを勝ち取った。
3位でフィニッシュしたルーベンス・バリチェロは、エキストリーム・ウェット及びウェットを使って62回目の表彰台を決めた。

4位で入賞したのはキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ・マールボロ)、ポールポジションからスタートしたヘイッキ・コヴァライネン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が5位、フェルナンド・アロンソ(INGルノーF1チーム)は6位でフィニッシュ。
ヤルノ・トゥルーリ(パナソニック・トヨタ・レーシング)は8位の中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)を最終ラップで抜いての7位だった。

大波乱のレースが終了した時点で、トップと同一周回だったのはわずかトップ3台だけだった。
レースの最中にたびたび雨が降り、コースコンディションは1周毎に変化した。大半のドライバーがフィニッシュまでに少なくとも1回はコースアウトしており、スピンも多く見られた。今日はブリヂストンのハード及びミディアムのどちらのドライ用グルーブタイヤも使われなかった。

レースでは数多くの異なるタイヤ戦略が見られた。
最速ラップタイムは18周目にライコネンが記録した1分32秒150。
現在、ハミルトン、ライコネン、マッサが48ポイントでタイだが、ドライバーズ・チャンピオンシップをリードするのはハミルトンだ。
コンストラクターズ・チャンピオンシップはスクーデリア・フェラーリ・マールボロが96ポイントでリード、2位は82ポイントのBMWザウバーF1チーム、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが72ポイントで3位に続く。

7月8日-10日に開催される来週のホッケンハイムの合同テストには全チームが参加し、ハード及びミディアム・コンパウンドのポテンザタイヤが使われる予定だ。
次のF1グランプリは、7月18日?20日にホッケンハイムで開催されるサンタンデール・ドイツGP。
ブリヂストンのハード及びミディアム・コンパウンドのポテンザタイヤが使われる予定だ。

浜島裕英 (株)ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「今日はわれわれブリヂストンの両方のウェットタイヤが良いパフォーマンスを発揮し、とても満足しています。
今日、集めたデータやフィードバックは、次世代のF1ウェット天候用タイヤの開発、そして、ひいてはロードタイヤの開発にも活かされるでしょう。
天候が変化しやすいコンディションでしたが、データ収集という意味では貴重でした。
また、そのお陰で観客にとってもとても楽しいレースになったと思います。
ホームグランプリで優勝を果たしたルイス、おめでとうございます。
正しいタイヤ選択、クルマのセットアップ、また彼の忍耐力がもたらした勝利です。
大変な波乱のレースでしたが、ドライバーの素晴らしいパフォーマンスが数多く見られたレースでもありました。
これで、同ポイントのドライバーが3人になり、シーズン後半に突入します。
本当のレースはこれからです!」

提供:ブリヂストン・モータースポーツ

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ホンダ イギリスGP決勝レースの模様

honda_f1_logo第9戦 イギリスGP 決勝レース
「イギリスGP決勝、バリチェロ3位表彰台を獲得!」
7月6日・日曜日(決勝レース) 天候:雨 気温:16~18度

第9戦イギリスGPの決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロが、16番グリッドからスタートし、3位でフィニッシュ。チームに2006年最終戦ブラジルGP以来の表彰台をもたらし、バリチェロにとってはホンダ移籍後初、自身のF1キャリアでは通算62回目の表彰台獲得となった。
一方、ジェンソン・バトンは、後半38周でリタイアを喫した。

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
決勝当日は、朝から断続的に強い雨の降る天候となった。
レースの始まる午後1時の時点では雨はほぼ止み、わずかに薄日も差している。
しかし再び雨になる可能性は、十分にある。
路面は、完全ウェット。
Hondaの二人は、浅溝のウェットタイヤでのスタートとなった。

バリチェロがいいスタートを決め、1周目で6つ順位を上げ10番手にジャンプアップ。
F・マッサ(フェラーリ)のスピン、D・クルサード(レッドブル)、S・ベッテル(トロロッソ)の接触リタイアなどが続き、バトンも3周目には11番手に上がる。
10周目、バトンとバリチェロの順位が入れ替わり、その後ともにM・ウェバー(レッドブル)に抜かれて、15周目の時点で11、12番手を走る。
しかしウェバーは燃料が軽く、18周目に最初のピットイン。
再び10、11番手となった二人は、乾きかけの路面で順調にペースを上げて行く。

23周目ごろから再び、雨が降り出す。
24周目にバリチェロが、そして次の周にバトンがピットに向かった。
ほぼ全マシンが1回目のピットインを終えた中盤30周目、バリチェロは入賞圏内の7番手、バトンは11番手を走行する。
30周目。バリチェロの前を走るK・ライコネン(フェラーリ)が、2度目のピットイン。
これでバリチェロは、6番手に上がる。
いったん止みかけていた雨が、再び激しくなってくる。

35周目に、バリチェロとバトンが相次いで2回目のピットインを行い、深溝のエクストリームウェットタイヤに履き替える。
しかしバリチェロのピットイン時、フューエルリグのトラブルが起きる。
これにより、後からピットインしたバトンもタイムロスを喫した。
しかし、その後、エクストリームウェットタイヤの効果は抜群で、バリチェロはライバルよりはるかに速いペースで快走する。
39周目にはH・コバライネン(マクラーレン)をあっいう間に抜き去り、40周目にはF・アロンソ(ルノー)も抜いて4番手に躍進する。
一方のバトンは、終盤の低速区間でストップし、38周でリタイアした。

41周目。バリチェロはJ・トゥルーリ(トヨタ)を抜いて、ついに表彰台圏内の3番手に。
2番手のN・ハイドフェルド(BMWザウバー)との差も、少しずつ縮まっていく。
そして43周目には、ついに2位に。
46周目。バリチェロが3度目のピットに向かい、雨は完全に上がっていたことから、再び浅溝のウェットタイヤに履き替える。
そして3番手で、コースに復帰。そのまま走り切り、3位でチェッカーを受けた。
バリチェロにとってはF1キャリア通算62回目、チームとしては2006年最終戦ブラジルGP以来の表彰台獲得となった。

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トヨタ イギリスGP決勝レースの模様

F1第9戦イギリスGP決勝 J.トゥルーリ7位入賞
3戦連続ポイント獲得、コンストラクターズポイントは4位に

天候:ウェットコンディション、気温16-18℃、路面温度15-23℃
コンストラクターズポイント:25ポイント(4位)
ドライバーズタイトルポイント:ヤルノ・トゥルーリ 20ポイント(7位)、 ティモ・グロック 5ポイント(14位)

F1世界選手権第9戦イギリスGPの決勝レースがイギリスのシルバーストーン・サーキットで行われた。
午後1時のスタート時からウェットコンディションだったため、スタートと共に各車から水煙が吹き上げられた。
パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、スタンダード・ウェット・タイヤを装着。
予選12番手からスタートを切ったティモ・グロックは、最初の周回で順位を上げ、途中までポイント圏内を走行していたが、途中から雨が強くなり、多くのクルマがスピンをする中、ティモもスピンを喫し、最終的に12位でレースを終えた。
一方、予選で苦しみ14番手からスタートしたヤルノ・トゥルーリは、粘り強い走行を続け順位を上げ、レース終わり間近で前を走っていた中嶋一貴を抜き、7位でチェッカーを受けて3戦連続ポイントを獲得した。
この結果、コンストラクターズポイントは4位に浮上した。
チームは、来週7月8日(火)から10日(木)の日程で行われる、ドイツ・ホッケンハイムでのF1合同テストに参加する。

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優勝のハミルトン、「困難だったが最良のレース」

シーズン2年目にして、F1ドライバーなら誰でも夢見る『ホームグランプリ制覇』を成し遂げたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)は、次のようにその感激を語った。
McLaren Team (C)McLaren Group
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「これまでにないほど困難なレースだったけれど、またこれは僕が経験した中で最良のレースだったとも言えるだろうね。
とにかくあらゆる所で非常に滑りやすく、まるで去年の富士のレースのようだったんだ。
加えてバイザーに問題があって、僕は一生懸命それを拭おうと努力していたよ。
この素晴らしい結果はもちろんチームの素晴らしい仕事があってのこと。
難しいタイヤ選択で正しい判断をしてくれたからね。
誰にとってもホームグランプリで勝つというのは格別なこと。
最後の周回で、観衆がみんな立ち上がって声援してくれるのを見て僕はコクピットの中で祈ってたんだ。
あとは無事にゴールラインを超えるだけ。
どうかこのまま何も起こらないように……ってね。
ここでこうして赤いシャツ(チームの勝利Tシャツ)を着られて、もう最高の気分だよ!」

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中嶋一貴(ウィリアムズ)、「チームの戦略に感謝」

予測不能な荒れた天候の中、チャレンジングな戦略により8位入賞を果たしたウィリアムズ・チームの中嶋一貴は、レース後次のように振り返った。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「難しいレースの中、こうしてまたポイントを獲得できたことは良かった。
でも、最後の周回にトゥルーリに7位の座を奪われたことは残念。
最後の路面コンディションではトラックが乾いてきた、彼のタイヤのほうがラップタイムが速かったんだ。
今日は全体にマシン・コントロールがとても難しいレースだったけれど、でも楽しかった。
ポイント獲得の決め手になったのは、もちろん正しいタイミングで僕にエクストリーム・ウェザータイヤを履かせるというチームの戦略にあった。
チームの判断に感謝しているよ」

またチームのテクニカル・ディレクターであるサム・マイケル氏は「今日はほんとうに難しいレースだった。
ただピットウォール(ギャントリー:作戦司令部)はめまぐるしく変化する天候に対し、ドライバーに正しい呼びかけをしたと自負しているよ。
ポイント獲得できたのが1台だけだったのは残念だったが、われわれはいまさらにいい仕事をするべく、次のレース目指すことになるだろう」と、説明した。

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2008/07/06

ハミルトン優勝、中嶋一貴8位入賞

第9戦イギリスGPは2002年以来の雨。
今季としてはモナコGP以来のウェット宣言でのレースとなった。
なお昨日の公式予選でサスペンションにトラブルを訴えていたウィリアムズのロズベルグはセットアップを変更のためピットレーンからのスタート。

オープニングラップでフロントロウ・スタートのウェバーがスピンして最後尾に。
また兄弟チームであるレッドブルのクルサードとトロ・ロッソのベッテルがコースアウトしてリタイヤに。
4周目、トップはコバライネンからハミルトンに移った。
10周目にはスピンしたコバライネンを抜き、ライコネンが2位に上がった。

レース後半、再び降り出した雨のためにスピン続出。
4位を走っていたBMWザウバーのクビサも雨の餌食となった。
Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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レースは結局最後大量リードを築いたマクラーレンのハミルトンが念願のホームグランプリ初優勝を遂げた。
ハミルトンの優勝は通算7回目、今季は開幕のオーストラリ、そしてモナコに続く3勝目となった。

2位にはBMWザウバーのハイドフェルド、3位にはなんと16番手スタート・ホンダのバリチェッロが、終盤の雨の際のエクストリーム・ウェザータイヤをうまく使って順位を上げて入った。
バリチェッロの表彰台はまだフェラーリ時代の2005年アメリカGP以来ということになる。

以下、4位フェラーリのライコネン、5位ポールポジションからスタートしたマクラーレンのコバライネン、6位ルノーのアロンソ、7位トヨタのトゥルーリ、8位は最後に抜かれたもののバリチェッロと同じくエクストリーム・ウェザータイヤをうまく使ったウィリアムズの中嶋一貴が入り、ここまでが優勝となった。

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「まさかフロントロウには驚き」と、ウェバー

この週末、所属するレッドブル・レーシングから2009年シーズンの契約延長が発表されたマーク・ウェバー(31歳:オーストラリア)が、公式予選でさっそくその期待に応えてみせた。
Mark Webber (C)Redbull Racing
拡大します
「アタックラップが終わったあと、無線で『P1!』と言われた時にはその意味がわからなかったんだ。
まさか自分がトップタイムだったとは、ね。
もっともそれはすぐにコバライネンに塗り替えられたけれど、それでも予選2位フロントロウ獲得という結果には驚いているよ。
予選最終ピリオドではちょっとトリッキー感じがしたけど、この週末は全体にマシンはとても戦闘力があったね。
ただ日曜日は天気がどうなるかわからないから予想は立てにくいな」

ウェバーにとって予選2位はまだジャガー・チーム時代の2004年とウィリアムズだった2005-6年に記録したことがあるが、レッドブルとなってからは初ということになる。

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初ポール・コバライネン、「明日も繰り返す!」

5日(土)行われたイギリスGP公式予選で自身のキャリアで初めてとなるポールポジションを獲得したマクラーレン・チームのヘイキ・コバライネン(26歳:フィンランド)は、さらに日曜日の決勝レースに向けても意気軒昂なところをみせている。
Heikki Kovalainen (C)McLaren Group
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「先週ここで行われたテストでいいペースを見つけたから、この週末はずっといい調子でやれていたんだ。
それに僕はイギリスで長いことレースをやってきたから、初ポールをここシルバーストーンで決められたということには特別の感慨があるね。
でもポールポジションを穫るというのが僕の目的じゃないからね。
幸いマシンのフィーリングは最高だから、明日の決勝レースでもこのパフォーマンスが再現できると確信しているんだ」

ポールポジション有力候補だった同僚のハミルトンが最後にミスしたのも、好調コバライネンからのプレッシャーがあったからとも考えられる。
なお、このPPはチームにとって通算57回目、また今季通算3回目ということになる。

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イギリスGP、ピットレーン速度違反相次ぐ

シルバーストーンを使って行われるイギリスGPはいまだに高速サーキットというイメージが強いせいか、ピットレーンにおいても速度違反を犯す者が相次いだ。
Pitlane (C)Panasonic Toyota Racing
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このサーキットの場合、ピットレーン制限速度は60キロとされているが、フェラーリのキミ・ライコネンが12.1キロオーバーで2,600ユーロ(約44万円)の罰金。
これに次いでトヨタのグロックが9キロオーバーで1,800ユーロ(約30万円)、さらにホンダのバトンが800ユーロ(約13万円)、レッドブルのクルサードも400ユーロ(約7万円)と続いている。

ちなみにフェラーリ・ドライバーは速度違反の常習犯(?)だが、マッサも昨年のマレーシアGPで4,800ユーロ(約80万円)という高額の罰金を科せられたことで知られる。
(規則では速度違反1キロにつき200ユーロの罰金)

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ホンダ イギリスGP公式予選の模様

honda_f1_logo第9戦 イギリスGP 2日目・予選
「イギリスGP予選、バリチェロ16番手、バトン17番手」
7月5日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ一時雨 気温:18~20度

イギリスGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは16番手、ジェンソン・バトンは17番手に終わった。

Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
2日目は朝方に大雨が降ったものの、フリー走行が始まった午前10時には青空が広がった。
強い風と日差しで路面は徐々に乾き始めているが、セッション中盤まではウェットタイヤでの走行が続き、後半はドライに履き替え、全体的に周回ごとに目まぐるしく順位が変わる。バリチェロ、バトンは10番手、11番手だった。

フリー走行後も再び雨が降り、その直後に晴れるなど、典型的なイギリス風の天候となった。
予選の始まる午後1時の時点では青空が見え、路面はほぼドライだ。

雨を警戒してか、ほとんどのマシンが序盤からアタックに出て行った。
1セット目での順位は、バトン16、バリチェロ17番手。
2セット目で二人揃って1分21秒台に入ったが、バリチェロ16、バトン18番手と依然として厳しい展開だ。

バトンが3回目のアタックに出て行ったところで、にわか雨が。
しかし、セッション終了3分前には、雨は止み、二人はタイム更新をかけてコースに飛び出して行く。
タイヤ温度が十分ではなかったが、バトンは最後のアタックでわずかにタイムを更新したものの17番手。
バリチェロはタイムを更新できず16番手に終わった。
前戦フランスGPに続いて、第2セッション進出を逃した。

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トヨタ イギリスGP公式予選の模様

F1第9戦イギリスGP予選
T.グロック12番手、J.トゥルーリ14番手で予選を終了

天候:朝は雨、予選第1セッションにおいてコース一部で雨、後ドライ、気温:19-20℃、路面温度22-32℃
2008年最高グリッド:3位 ヤルノ・トゥルーリ(マレーシア)
2008年最高順位:3位 ヤルノ・トゥルーリ(フランス)

F1世界選手権第9戦イギリスGPの公式練習第3回目と公式予選がシルバーストーン・サーキットで行われた。
朝から降り始めた雨により、コース上に水しぶきが上がるほどのウェットコンディションで、公式練習第3回目は行われた。
セッション終了20分前には路面はドライコンディションへと変わって行き、パナソニック・トヨタ・レーシングのティモ・グロックは8番手、ヤルノ・トゥルーリが14番手でセッションを終えた。

午後1時から開始された公式予選では、コースの一部に雨が降った第1セッションではティモが9番手に入ったが、ドライとなった第2セッションでは両者共にタイムを伸ばせず、ティモ・グロックが12番手、ヤルノ・トゥルーリが14番手で第3セッション進出を逃した。
明日の決勝レースでは、2台揃って巻き返しを図る。

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中嶋一貴、「難しい予選セッションだった」

僚友ニコ・ロズベルグが予選Q1で脱落した一方で、なんとか15番手でQ2に進出を果たしたウィリアムズの中嶋一貴だったが、Q2進出組の中でのタイム差は大きいものだった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「明らかに僕たちチームにとってはとても厳しい予選だったね。
Q2に進出は果たしたものの、グリップがなくて苦労させられたし、ここでは他のクルマとのタイム差は明らかなものだった。
われわれはマシンから、また自分自身からも何かを引き出さなくてはならないし、明日の決勝レースに向けての良い戦略を見出すために今夜は多くの仕事をしなくてはならないね」

一方のロズベルグは「今週はとにかく至る所で跳ねる始末で、明らかにサスペンションに問題がある」とし、レースが難しいものになることを示唆した。

またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「ロズベルグのマシンにはサスペンション・システムに問題点があった。
明日はパーツを交換するのでラップタイムは改善されるだろう。
カズキのほうのマシンに同じ障害はなかったが、明らかにここシルバーストーンではわれわれのクルマはうまく機能していない。
それがこのグリッド結果を表している」と、説明した。

なお中嶋一貴がロズベルグに予選で勝ったのはスペインに続き今季2回目。

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2008/07/05

コバライネンがF1初ポールポジション獲得

Heikki Kovalainen (C)McLaren Group
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イギリスGPのポールポジションは、マクラーレン・チームのヘイキ・コバライネン(26歳:フィンランド)が獲得。
もちろんこれが自身初のポール獲得ということになる。
(これまでは今年のトルコGPでの2位が最高だった)

2番手は約コンマ5秒の差でこれまた初ポールを狙ったレッドブルのマーク・ウェバー。
3番手フェラーリのライコネン、4番手マクラーレンのハミルトン、5番手にBMWザウバーのハイドフェルド、6-7番手にアロンソ&ピケのルノー勢、8番手トロ・ロッソのベッテル、9番手フェラーリのマッサ、そして10番手がBMWザウバーのクビサだった。

クビサはリヤ・ダンパーとみられるトラブルで、最後アタックすることができなかった。

イギリスGP公式予選結果はこちら

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予選Q2はマクラーレン勢が制す

イギリスGP予選Q2セッションは再びドライ・コンディション。
ハミルトン&コバライネンのマクラーレン勢が1-2体制で突破した。

3番手にレッドブルのウェバー、4-5番手にクビサ&ハイドフェルドのBMWザウバー勢。
6番手フェラーリのライコネン、7番手ルノーのアロンソ、8番手フェラーリのマッサ、9番手トロ・ロッソのベッテル、そして10番手ルノーのピケで、ここまでがQ3へと進出を決めた。

ここで脱落したのは11番手レッドブルのクルサード、12番手トヨタのグロック、13番手トロ・ロッソのボーデ、14番手トヨタのトゥルーリ、そして15番手が力尽きたウィリアムズの中嶋一貴だった。

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中嶋一貴、イギリスGP予選Q1を突破

イギリスGP公式予選Q1は、ドライ・コンディションで始まったものの20分のセッション最後5分ほどを残したところで雨粒が落ちてきて、トロ・ロッソのボーデを除き各車ともその後のタイム更新はならなかった。

トップタイムはただ一人1分19秒台に入れたマクラーレンのコバライネン。
2番手もマクラーレンのハミルトンがつけた。
3番手はトロ・ロッソのベッテル、4番手BMWザウバーのクビサ、6番手フェラーリのマッサ、7番手ルノーのピケ、8番手トヨタのグロック、9番手レッドブルのウェバー、10番手がルノーのアロンソという順。

ウィリアムズの中嶋一貴はアタック当時12番手。
その後15番手まで落ちたものの、踏みとどまって予選『Q1』突破を果たした。
しかしチームメイトのロズベルグはここで脱落。
他にQ1で消えたのは16番手バリチェッロ、17番手バトンのホンダ勢、18番手ロズベルグ、19番手スーティル20番手フィジケーラのフォース・インディア勢となった。

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フリー走行3回目はルノーのアロンソが最速

朝がたに降ったにわか雨のせいで、ウェットコンディションからスタートしたイギリスGPフリー走行3回目セッションは、路面が乾くとともに最後は各車ドライタイヤでの走行となりタイムは大幅に向上した。
Fernando Alonso (C)Renault F1 UK
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最終的にトップタイムとなったのはアロンソ(ルノー)の1'20.740というもの。
これに今週好調を続けるレッドブルのウェバーが0.248秒差でつけたが、チームメイトで今季限りでのF1引退を表明したクルサードはマシントラブルに見舞われ、ドライになった時はガレージに入ったまま。
わずか6ラップの走行で最下位に留まっている。

3番手はマクラーレンのコバライネン、4番手に進境著しいトロ・ロッソのベッテル、5番手マクラーレンのハミルトン、6番手ルノーのピケ、7番手トロ・ロッソのボーデ、8番手にトヨタのグロック。

苦しんでいるのかフェラーリ勢はライコネンが9番手、マッサは12番手。
トヨタのトゥルーリは14番手。
ホンダはバリチェッロ&バトンで10-11番手。
ウィリアムズはロズベルグが13番手、中嶋一貴は16番手だった。

イギリスGPフリー走行3回目の結果はこちら

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『バットモビル』ピットインにメカ困惑

今回のイギリスGPではトヨタがワーナー・ブラザースのSF大作映画『ダークナイト』と提携して話題を呼んでいるが、そのトヨタ・チームのピットストップ練習に『バットモビル』が乱入、メカニックたちを困惑させた。
Batmobile (C)Panasonic Toyota Racing
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バットモビルは洗練された『TF108』とは異なり、最大幅が3m、重さはなんと2.5トンにもなる巨大モンスター。
フロントはスプリントカー・レース用のタイヤが2本装着されているが、後部にはトラック用のタイヤ4本が使用されている。
その巨大タイヤはF1用のブリヂストンタイヤとは比較にならないくらい重い上に、このモンスターは車両後部の着陸フックが車両を引いて停止させるという異例ずくめに、一流メカニックもあきれ顔だった。

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ホンダ イギリスGPフリー走行の模様

honda_f1_logo第9戦 イギリスGP 初日フリー走行 「イギリスGP初日、バトン7番手、バリチェロ10番手」 7月4日・金曜日(初日フリー走行) 天候:晴れ 気温:16~21度

イギリスGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは7番手、ルーベンス・バリチェロは10番手だった。

Honda Racing F1 Team 初日の展開:
週末は天気が崩れるという予報だが、初日は青空の下で始まった。
午前中のフリー走行1回目、ホンダはいきなりトラブルに見舞われる。
バリチェロのマシンにリアサスペンションのトラブルが発生し、二台のマシンともに走行を断念。
このため、バトンは7周で17番手。4周のみの走行となったバリチェロは、20番手に終わった。

午後も、少しずつ雲が張り出してきたものの、初夏の陽光が射している。
気温は21度、路面温度は36度まで上がった。
Hondaの二人は順調に周回を重ね、バトンは39周を走って7番手。
バリチェロは34周走行し、10番手だった。

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トヨタ イギリスGPフリー走行の模様

F1第9戦イギリスGP公式練習初日
天候:時々曇り、気温16-21℃、路面温度18-38℃

イギリスGP予選最高位:2005年 4位 ヤルノ・トゥルーリ  
イギリスGP決勝最高位:2003年 7位 クリスチアーノ・ダ・マッタ 

F1世界選手権第9戦イギリスGPの公式練習第1回目と第2回目が、イギリスのシルバーストーン・サーキットで行われた。
ドライコンディションの中、午前10時から公式練習第1回目が始まった。
赤旗中断となる波乱含みの展開の中、パナソニック・トヨタ・レーシングのティモ・グロックとヤルノ・トゥルーリはそれぞれ12番手、15番手につけた。

午後2時から行われた公式練習第2回目では、ティモがクラッチに問題を抱えセッションの大半で走行ができず、最終的に14位で初日を終えた。
また、ヤルノもリア・ウィングに問題を抱えスピンを喫し、20位でセッションを終えた。

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中嶋一貴、「今は頭を下げて明日のこと考える」

午後のセッションになり、大きく前進を果たしたウィリアムズ・チームだったが、中嶋一貴(23歳)は12コーナーでスピン・クラッシュ、その修復のため走行時間を失うこととなった。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「あのアクシデントまではとてもうまくいっていたんだけど、12コーナー出口で突然リヤのグリップを失い、ウォールにヒットしてしまったんだ。
せっかくいい走りができてフィーリングも良かったのに、このせいで走る時間を失ってしまってほんとうにいまいましい。
チームのみんなにも僕のミスを謝らなくてはいけないね。
今は頭を下げて、そして明日の予選セッションに頭を切り換えないと」

またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「今日はまずタイヤの評価を行い、その上で先週のテストで得たデータを基にマシンのセットアップを進めた。
マシンには何のトラブルもなかったが、カズキは2度に渡るコースアウトで、結局約20分もの走行時間を失うこととなった。
これから明日の公式予選に向け、徹夜で準備をしなくては……」と、語っている。

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D.ヒル氏、発表のタイミングに不満

FIA(国際自動車連盟)がイギリスGPの開催日当日に、シルバーストーンの2010年イギリスGP喪失を発表したことについて、同サーキットの所有者で現イギリスGPの主催者でもあるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)は不満の色を隠していない。
Damon Hill & Tony Blair (C)Renault F1 UK
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とりわけ元F1チャンピオンで、同クラブの代表者でもあるデイモン・ヒル氏は、「寝耳に水でこんなニュースを知り、われわれはほんとうに驚いている。
バーニー・エクレストンとはこれまで何か月間にも渡って協議を続けていたのだから、この唐突な発表には失望を禁じ得ない。
われわれはここシルバーストーンがイギリスGPの開催地として最適であると確信してきたし、2009年以降もその開催場所であるべきと今も信じている。
この発表のタイミングは、シルバーストーンの優秀で勤勉なるスタッフにも、そしてFOM から要求された改善のためのわれわれの開発計画、これを支援した地方および国家政府に対しても、大いなる期待外れをもたらすものでまさに最悪だ」と、コメントした。

さらに同氏は「F1開催は他に例を見ないとても複雑で大掛かりなプログラム。
ドニントンパークがこれにうまく対処できることを希望するよ」と、皮肉った。

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2008/07/04

フリー走行2回目はレッドブル勢が光る

Heikki Kovalainen (C)McLaren Group
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イギリスGPフリー走行2回目セッションはマクラーレン・チームのヘイキ・コバライネンがトップタイムを記録して終えた。

しかし、このセッションで光ったのはなんといってもレッドブル・レーシングの2台だったろう。
この非メーカー系チームは、ウェバーが2番手、引退を表明したばかりのベラン・クルサードも4番手と大いにそのスピードをみせつけたもの。
3番手はマクラーレンのハミルトンが入った。

フリー走行1回目は精彩を欠いた感のあったウィリアムズ・チームも、このセッションではロズベルグが5番手、中嶋一貴も9番手と健闘した。
ただし中嶋はスピンして左フロント部を大破させている。
またホンダ・チームも同様で、今回はバトンが7番手、バリチェッロも10番手につけて期待をふくらませたが、リヤ・サスペンションのパーツ(トラックロッド)に不安がみつかり精密チェックを受けている。

気鋭のベッテル(トロ・ロッソ)はここでも6番手と注目の走り。
フェラーリ勢は1回目にクラッシュしたマッサが序盤まだ時間を失ったものの8番手、僚友ライコネンのほうは12番手に留まった。
トヨタはグロック14番手、トゥルーリは走行中にリヤウィングが脱落するというトラブルがあり、最後尾の20番手となった。

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フリー走行1回目、クラッシュしてもマッサが首位

イギリスGPのフリー走行1回目セッションが終了。
トップタイムとなったのは、なんとセッション中盤でクラッシュしたフェラーリのマッサがそれ以前に記録したものだった。

ルノーのアロンソがエンジントラブルによりコース上に撒いたオイルで最初に影響を受けたのはトヨタのグロックだったが、このドイツ人はからくもオーバーランしただけで踏みとどまった。
しかしその後に差し掛かったマッサはコースアウトしてタイヤバリアにリヤからクラッシュ、マシン後部を大きく損傷した。
幸いマッサに怪我はなかったものの、セッションは約18分間に渡って赤旗中断となった。

2-3番手にマクラーレンのコバライネンとハミルトン、4番手フェラーリのライコネン、5番手BMWザウバーのクビサ、6番手はトラブルに見舞われたルノーのアロンソ、7番手トロ・ロッソのベッテル、8番手ルノーのピケ、9番手に引退表明したばかりのクルサード(レッドブル)、そして10番手がウィリアムズのロズベルグとなった。

ウィリアムズの中嶋一貴は16番手、トヨタはグロック12番手、トゥルーリ15番手、ホンダはバトンが17番手、バリチェッロは最下位の20番手と苦戦した。

イギリスGPフリー走行1回目の結果はこちら

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2010年のイギリスGP、ドニントンパークへ

4日(金)、FIA(国際自動車連盟)はイギリスGPの開催地が2010年からドニントンパークへと変更されることを発表した。
Donington Park Image (C)Honda Racing
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FIAのマックス・モズレー会長は、「これまで何年にも渡って繰り返されてきたBRDCとの不毛な交渉の後に、バーニー・エクレストンがそれでもイギリスGPの存続を保障したことを大いに歓迎する」とのコメントを明らかにした。

現在2輪のWGP(ワールド・グランプリ)が行われているドニントンパークについては、先にF1サーキットにおけるエクレストン氏最大の盟友であるヘルマン・ティルケ氏が視察したということでイギリスGP開催地として有力な候補に挙げられていた。

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フリー走行でマッサがクラッシュ

4日(金)始められたイギリスGPのフリー走行で、フェラーリのフェリッペ・マッサが7コーナーでコースアウト、タイヤバリアに後部からクラッシュした。

マシンはダメージを負いセッションは赤旗中断となったが、ドライバーは無事の模様。
この直前にアロンソのルノーがコースにオイルを撒いており、このためコントロールを失ったとみられている。

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ウィリアムズ、「ロズベルグ手放すことない」

ウィリアムズ・チームのフランク・ウィリアムズ代表は、しばしば移籍の噂がささやかれるニコ・ロズベルグ(23歳:ドイツ)について、「手放すつもりはない」と英誌に語っている。
F.Williams & N.Rosberg (C)Williams F1
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「ロズベルグは決して市場ドライバーではない。
彼はわれわれチームの成長にたいへん重要なドライバーなんだ。
他チームの中には、彼を獲得するために5千万ドル(約53億5千万円)を呈示するところもあることだろう。
しかしわれわれはロズベルグと2009年の確固たる契約を有しているからね。
残念ながらわれわれはいまお金に困っている訳でもないし、そうした野望が叶えられることはないだろう」

F1を知り尽くしたこの老将は、他に優秀な若手としてクビサやハミルトンの名前を上げたものの、ピケ・ジュニアについては否定的な見方を示している。

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レッドブル、ウェバーとの契約1年延長

3日(木)レッドブル・レーシングは、2008年で満了する同チームのマーク・ウェバー(31歳:オーストラリア)との契約をさらに1年間延長することで合意したことを明らかにした。

2002年、ミナルディ・チームからF1デビューを果たしたウェバーは、翌年当時のジャガー・チームに移籍、2005年から2年間はウィリアムズで走ったが、2007年にジャガーから衣替えした現在のレッドブル・レーシングで2年目ということになる。

C.Horner & M.Webber (C)RedBull Racing
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同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「お互いの考え方に相違はなく、交渉に時間は掛からなかった。
彼はワールドクラスのドライバーだし、われわれもそれに応えるべくマシン開発に力を入れている。
レギュレーションが大きく変わる来シーズン、われわれはコンストラクターズ・ランキング3位以内を目標としていて、そのための決断だ」と、語っている。

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クルサード、今季でのF1引退正式発表

レッドブル・レーシングのデビッド・クルサード(37歳:イギリス)は、3日行われたイギリスGPのFIA木曜記者会見の席上、今シーズン限りでのF1から引退することを正式発表した。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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1994年のスペインGPがデビュー戦で、この時は故アイルトン・セナが壮絶な事故死したことを受けてのものだったが、当時のナイジェル・マンセルやアラン・プロスト、そしてセナらが活躍したF1黄金時代に話が及ぶと表情をしんみりとさせた。

クルサードはこれまで通算236戦に出走(歴代4位)、13回の優勝と12回のポールポジション獲得。
後任には現トロ・ロッソの若手セバスチャン・ベッテルが昇格するとの見方が有力だ。

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2008/07/03

佐藤琢磨、英国日本大使館前で水問題訴え

前スーパー・アグリの佐藤琢磨(31歳)が、2日(水)英国ロンドンの日本大使館前で水問題を訴えるパフォーマンスを行った。
佐藤琢磨 Image (C)Super Aguri F1
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これは日本の北海道で行われる主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に向け、日本が発展途上国の清潔な水と衛生の問題解決にリーダーシップを示すよう求めたもの。

日英親善大使でもある佐藤琢磨は、この運動を行っている非政府組織『エンド・ウオーター・ポバティ』(本部ロンドン)の趣旨に共感し、NGOメンバー約50人と共に高岡正人公使に対し「福田康夫首相がサミットで水問題を取り上げると表明したことを高く評価します」と語り、世界中で集めた署名入り請願ハガキ約90万通の一部を大使館側に手渡したという。

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好評シンガポールGP、さらに観客席追加へ

F1史上初のナイトレースとして9月28日(日)に開催が予定されるシンガポールGPでは、さらに観客席追加を行うことを明らかにした。
Image (C)Renault F1 UK
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相変わらずチケット販売の不振に悩む隣国マレーシアGPを尻目に、順調な前売り状況が伝えられる同グランプリでは、3月にも約1,000席を追加したが、今回さらに1,600席を追加するというもの。

これにより、13,000席のホスピタリティ&パドッククラブと併せ、2008年のシンガポールGPでは総計97,600席のシートが用意されることになる。
(2007年日本GP:富士スピードウェイは140,000人、2006年日本GP:鈴鹿サーキットは161,000人)

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トロ・ロッソ売却否定もボーデの来季は?

レッドブル・グループのディートリッヒ・マテシス/オーナーが売却を示唆したことから騒動に巻き込まれている『スクーデリア・トロ・ロッソ』だが、共同オーナーであるゲルハルト・ベルガー氏に続き、現在運営を任されているフランツ・トスト氏もこれを否定した。
Gerhard Berger & Franz Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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それによれば、2009年シーズンまでは現体制で継続されることを、マテシス/オーナーから伝えられたというもの。

ただその場合でも、レッドブルへの昇格が噂されるセバスチャン・ベッテルのほうはともかく、ここまで苦戦が続くセバスチャン・ボーデのほうのシートは不明確だ。
「とにかくもっとマシンに戦闘力が欲しい」と訴えるボーデだが、ベッテルとの差は明らかで、わずか1シーズン限りのF1になる可能性もありそうだ。

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ホンダ首脳、「アロンソが欲しい」

ホンダ・チームのロス・ブラウン代表が、スイス『モータースポーツ・アクトュエル』誌で「アロンソが欲しい」と公言している。
Ros Brawn (C)Honda Racing
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「アロンソほどのドライバーなら、どのチームだって欲しいだろう。
もちろんわれわれだって同様だ。
マクラーレンでは不幸なことがあったが、しかしルノーの人は誰もが今も彼を讃えているのだし、私は別に問題ないと思っている。
ただ、彼自身が欲しているのは紅いクルマのシートであることは明確なので、まず跳ね馬チームがどういう決断をするのか、すべてはそれ次第ということになるだろう」

ホンダの両ドライバー、バトン&バリチェッロはいずれの契約も今季限りとされていて、バトンは残留の可能性が高いもののバリチェッロについては不明確だ。

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2008/07/02

ライコネン、イギリスGPではやはり新エンジン

前戦フランスGP決勝レース中、トップを走りながらも途中エクゾースト系のトラブルにより2位に留まったキミ・ライコネン(フェラーリ)は、今週のイギリスGPではやはりエンジン交換して臨むことが明らかとなった。

ライコネンのエンジンは右バンク側のエクゾーストパイプが損傷・脱落、このトラブルでカウリングまで大きく焼けこげて穴が開いてしまったもの。
これによるエンジン本体の障害は確認されていないとされるが、安全のため交換するという。

エンジン交換した場合通常ペナルティが科せられるが、今年からシーズン中1回に限り緊急交換が認められているので、今回のライコネンにペナルティは科せられないことになる。

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トヨタ、バットマン『ダークナイト』と提携

トヨタ・チームは、今週行われるイギリスGPで米ワーナー・ブラザースのSF大作『ダークナイト』(The Dark Knight)と提携、特別仕様のマシンを走らせることを明らかにした。

フランク・ミラー原作・作画による『ダークナイト』は2005年に公開された『バットマン・ビギンズ』の続編で、イギリスでは7月25日(金)、日本国内では8月9日(土)に封切られる予定となっている。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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なお2006年のモナコGPでは、レッドブル・レーシングのデビッド・クルサードが当時提携したスーパーマンの衣装を身につけて表彰式に現れ話題を呼んだことがある。

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エクレストン氏、シルバーストーンにプレッシャー

イギリスGPの開催地シルバーストーン・サーキットを所有するBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)とバーニー・エクレストン氏との確執はかねて白日にさらされている通りだが、今度はその代替地として名前の上がるドニントンパークをヘルマン・ティルケ氏が訪れたと報じられ注目を集めている。
Donington Park Image (C)Honda Racing
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シルバーストーンより規模の小さいドニントンパークF1グランプリを行うにはさらに多くの改修が必要とみられるが、エクレストン氏は「ドニントンのほうがずっと多くの金とやる気を持っている」と、発言。
これに加え、エクレストン氏お気に入りのF1サーキット・デザイナーであるティルケ氏が現地を視察したと言うことで、シルバーストーンに対してさらにプレッシャーを掛けているとして急速にこの噂の信憑性が高まったもの。

ただしティルケ氏の事務所であるドイツのティルケGmbHはこの件についてコメントを避けている。

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クルサード、今週にも「引退発表」か

現在のF1では最もベテランということになったレッドブル・レーシングのデビッド・クルサード(37歳:イギリス)だが、今週母国グランプリとして迎えるイギリスGPでいよいよ隠退発表を行うのではないか、との見方が急速に地元メディアの間で高まっている。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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1994年、まだ23歳の時にスペインGPでウィリアムズ・チームからF1デビューを果たしたクルサードはこれまで通算236戦に出走(歴代4位)、13回の優勝と12回のポールポジション獲得をしているが、今季はカナダGPで3位表彰台があったものの、その他はすべてノーポイントと苦戦。
チームからはすでに来季の構想に入っていないと伝えられたとみられている。

当人は「それは人生の一瞬間。
誰にでもいつかは訪れるものさ」と、ベテランらしい冷静さをみせている。

なお、後任には現トロ・ロッソの若手セバスチャン・ベッテルが昇格するとの見方が有力だ。

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2008/07/01

ポールリカール責任者、アブダビGPへ

現在F1テストトラックとして親しまれているポールリカール・サーキットの責任者が辞任することがわかった。
Paul Ricard Test (C)Ferrari S.p.A
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辞任するのはこれまで9年間に渡り同サーキットで責任者を務めたフィリッペ・グルジャン氏で、このあとは2009年に初開催となる中東アブダビGPのオーガナイザーに加わるということだ。

同サーキットは1970年にリキュールで知られるペルノ・リカールの創立者であるポール・リカール氏が建設、同氏の名前が冠され、1971年にはF1初開催、1991年に現在のマニクールに移されるまでフランスGPの開催地として世界に知られたが、リカール氏の死後、遺族はバーニー・エクレストン氏に売却、その後ヘルマン・ティルケ氏デザインにより全面改装され、現在のHTTT(ハイテクノロジー・テスト・トラック)となった。

またアブダビGPは中東第2のグランプリとして2009年から7年契約でアブダビ東部ヤス島を舞台に行われることになっている。

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エクレストン氏も『F2シリーズ構想』に否定的?

FIA(国際自動車連盟)のWMSC(世界モータースポーツ評議会)が突然明らかにした『F2シリーズ構想』だが、関係者の反応は一様に首を傾げるものとなった。
Image (C)Ferrari S.p.A
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これは、F1への登竜門として「才能ある若手ドライバーをF1へと昇格させるため」低コストでレースができるというのが建前だが、とりわけF1の商業部門を束ねる実力者バーニー・エクレストン氏が早くも否定的な見方を示している。

「FIAの謳い文句はまるで昔のF2と同様のもので、一見その価値があるように思える。
しかし、彼らが言うような低コストで果たしてF1登竜門なんていう意義のあるレースができるのだろうか。
仮にうまくいったとして、それでは現在のGP2との兼ね合いはどうするのか。
結局のところ、私にはこれが成功するとは思えないんだがね」

FIAは1台あたりのコストをシーズン20万ユーロ(約3,340万円)程度に抑えたいとしているが、メディアの試算ではランニングコストだけで19万ユーロ(約3,173万円)は必要で、その他シャシーやエンジン代を加えれば優に100万ユーロ(約1億6,700万円)を超すだろうと指摘している。

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クルサード、牛追い祭りで「赤牛デモ」

28日(土)レッドブル・レーシングはデビッド・クルサードは、有名な牛追い祭りが行われるスペイン・パンプローナで、『サン・フェルミン・フィエスタ』のプレイベントとして同チーム自慢の『レッドブル(赤牛)』によるデモンストレーション・ランを行なった。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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クルサードは兄弟チーム・トロ・ロッソのセバスチャン・ボーデと共に自ら赤牛に扮して観衆を魅了の壺に追い込んでいたという。

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