D.ヒル氏、発表のタイミングに不満
FIA(国際自動車連盟)がイギリスGPの開催日当日に、シルバーストーンの2010年イギリスGP喪失を発表したことについて、同サーキットの所有者で現イギリスGPの主催者でもあるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)は不満の色を隠していない。
Damon Hill & Tony Blair (C)Renault F1 UK
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とりわけ元F1チャンピオンで、同クラブの代表者でもあるデイモン・ヒル氏は、「寝耳に水でこんなニュースを知り、われわれはほんとうに驚いている。
バーニー・エクレストンとはこれまで何か月間にも渡って協議を続けていたのだから、この唐突な発表には失望を禁じ得ない。
われわれはここシルバーストーンがイギリスGPの開催地として最適であると確信してきたし、2009年以降もその開催場所であるべきと今も信じている。
この発表のタイミングは、シルバーストーンの優秀で勤勉なるスタッフにも、そしてFOM から要求された改善のためのわれわれの開発計画、これを支援した地方および国家政府に対しても、大いなる期待外れをもたらすものでまさに最悪だ」と、コメントした。
さらに同氏は「F1開催は他に例を見ないとても複雑で大掛かりなプログラム。
ドニントンパークがこれにうまく対処できることを希望するよ」と、皮肉った。
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