フェラーリ、「ペナルティでチャンスは戻らない」
カナダGP決勝レース中、キミ・ライコネン(フェラーリ)のマシンに追突したルイス・ハミルトンには次戦フランスGPでグリッド10番降格ペナルティが下されたが、マクラーレン・チームの内部にはこれを「厳しい処分」と受け止める向きがあるという。
Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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しかしこれに対してフェラーリ・チームのステファーノ・ドメニカリ代表が反発の姿勢をみせた。
「モナコでライコネンがスーティルのマシンに追突した時は共にレース繰り広げていた『レース中』でのことなんだ。
しかしハミルトンは『赤信号に従って止まったクルマ』に追突したんだからね、全然意味が違うよ。
それを考えれば処分は決して厳しいものではない。
それに何より、ハミルトンへの処分で決してわれわれのレースが戻る訳ではないのだから……」
レースに「たられば」はないが、アクシデント当時同じように隣に停車していたクビサが結果的にレースを制したことを考えればライコネン&フェラーリの失意は想像できる。
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