ブリヂストン、タイヤウォーマー禁止延期に難色
F1は来シーズンからスリックタイヤの導入とタイヤウォーマーの禁止をすることになっているが、一部チームからタイヤウォーマーの禁止は低温でのタイヤグリップに問題があり、安全性が損なわれると指摘がされ、これを受けてFIA(国際自動車連盟)はタイヤウォーマーの禁止を1年先送りすることを単独サプライヤーであるブリヂストンに伝えた模様だ。
Slick Tyre Image (C)Panasonic Toyota Racing
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しかし英『オートスポーツ』によれば、ブリヂストンはこれを断る姿勢であるという。
ブリヂストン・モータースポーツの浜島裕英/タイヤ開発部長はこれについて、一部チームが問題としているのは低温による安全性にあるのではなく、ほんとうはブリヂストンが推奨する数値よりも低い空気圧で密かにスリックタイヤを使用するチームが現れるのを懸念した結果であるのだと説明している。
ブリヂストンのスリックタイヤ自体は低温下でも安全性が確保されていて、その意味でタイヤウォーマーはすでに必要ないと自信をみせている。
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