ロズベルグ今季予選最高位、中嶋一貴無念
この週末、フリー走行では終始好調さをみせたウィリアムズ・チームだったが、公式予選では明暗を分けた。
ニコ・ロズベルグが今季予選最高位となる5番グリッドを得たのに対し、中嶋一貴のほうはわずか0.042秒という僅差で惜しくも最終ピリオド進出を逃がし、グリッド12番手から明日の決勝レースをスタートすることになったもの。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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中嶋は「ここではもっとやれると思っていたから、Q3進出できなかったのはほんとうに残念。
予選は進行するにしたがってどんどんと難しいものになった。
でも明日のレースはきっといつものカナダGPのようにセーフティカーが入るだろうから、僕はモナコの時みたいに最後まで冷静さを保ちたいと思っているよ。
そうすれば、12番グリッドからのスタートだけど、何かが起きればポイント獲得のチャンスは十分にあるだろうからね」と、語っている。
一方ロズベルグのほうは「昨日から今日と路面がひどいことになっているためドライビングが難しかったので、このグリッドが得られたことにはとても満足している。
とにかくラインから5センチか10センチ外れたらもう全然グリップなんかしないので、ミスだけはしないように心掛けたよ。
そうして得た5番目というグリッドは大きな報酬なんだと思っているね」と、明日のレースに期待をみせた。
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