中嶋一貴(ウィリアムズ)、「避けきれなかった」
カナダGP決勝レースで一時総合2番手を走行するなど健闘をみせたウィリアムズ・チームの中嶋一貴(23歳)だったが、これから後半というところで前を走っていたホンダのジェンソン・バトンに追突、戦線離脱を余儀なくされた。
Williams Duo (C)Williams F1
拡大します
「今日のレースではさまざまなことが起きていたけれど、自分に関してはそれまでとてもうまくいっていた。
ところがバトンの直後を走っていた時、ヘアピンの真ん中で彼のマシンが突然マーブル(路面上の小片)に乗ってトラクションをなくし失速してしまったんだ。
それで僕は避けきれずに接触してしまった訳。
脱落した自分のフロントウィングがマシンの下に入りこみ、ステアリングが切れずに曲がれなくなってしまったんだ。
それで僕のレースは終わりさ」
また再三のピットストップを強いられた僚友ニコ・ロズベルグのほうも、結局10位フィニッシュで今回ポイント獲得はならなかった。
| 固定リンク