中嶋一貴(ウィリアムズ)、いい一日だった
カナダGP初日のフリー走行を、午前のセッション9番手、午後のセッションも11番手と順調な滑り出しをみせたウィリアムズ・チームの中嶋一貴(23歳)は、次のようにその感想を語った。
Nico Rosberg (C)Williams F1
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「僕たちにとって今日はいい一日だったと思うな。
このジル・ビルニューブ・サーキットは去年走った経験があるので、(初めてのサーキットのように)まずコースを覚えるのに時間を費やすことなく、いきなりマシンのセットアップに取り掛かれたからね。
午前のセッションは朝のうちウェットだったのでドライブが難しかったけれど、午後にはタイヤの比較テストもできたし、いいセットアップを見つけることができたよ」
またサム・マイケル/テクニカル・ディレクターも「ウェットからスタートしたが、別にそれがわれわれのプログラムに悪影響を与えることはなかった。
マシンは何も信頼性の点で障害はなかったし、ニコにとってもカズキにとってもきわめて生産的な一日になったね。
今日はレース向けに若干のいいセットアップ方向が見い出せたと考えている。
これからは公式予選への一発のタイムが出せるセットアップをみつける時間だ」と、語っている。
この日は僚友ロズベルグのほうも、午前が11番手、午後が8番手と順調だった。
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