トヨタ カナダGP決勝レースの模様
F1第7戦カナダGP決勝 今季初のダブルポイント獲得
T.グロック4位、J.トゥルーリ6位
天候:晴、気温:26-28℃、路面温度34-42℃
コンストラクターズポイント:17ポイント(5位)
ドライバーズタイトルポイント:ヤルノ・トゥルーリ 12ポイント(8位)、ティモ・グロック 5ポイント(13位)
F1世界選手権第7戦カナダGPの決勝が、カナダ・モントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで行われた。
今回のレースでもアクシデントが続出し、7台が戦列を去るという波乱の展開となった。
順位が入れ替わるレース展開の中で、11番手スタートのティモ・グロックは、スタートで順位を落したが、その後セーフティーカー走行中に7位を走行。
長い第1スティントの終盤にはトップを走行。
最終的に自身最高の4位入賞を果たし、念願の今季初、またパナソニック・トヨタ・レーシングで初のポイントを獲得した。
一方、14番手という後方スタートとなったヤルノ・トゥルーリも、セーフティーカー走行中に6位、また第1スティントの終盤でトップを走行。
その後も粘り強い走りを見せ、最終的に6位でチェッカーを受けた。
Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック:カー・ナンバー12 シャシー:TF108/06
決勝:4位(トップと42.627秒差)
予選順位:11位
予選ラップタイム:11番手 1分18秒031(第2セッションでトップと0.997秒差)
グリッド:11番手
「今日は最高の一日だ。
今年初のポイントを獲得できてとてもうれしいよ。
スタートで順位を3つ落して、ヤルノの後ろに下がってしまった。
私の方が速かったのだけれど、十分に距離を縮めたときに、リヤタイヤを傷めてしまった。
私のほうが長い第1スティントになるのは分かっていたから、私はタイヤを保護するために最善を尽くした。
そして、何とかピットストップまで切り抜けることができた。
その後、このようなコンディションのコース上に車を保ち続けるのは、本当に大変だった。
レース終盤、私のミスのせいでヤルノは順位を落してしまったので、残念な気持ちでいっぱいだ。
しかし、私はフェリペ・マッサの前にとどまるように努力し、どんなミスもしないようにした。
今日はチーム全員にとって素晴らしい結果を手に入れることができた。
またここ数週間でパーフェクトな作業をしてくれた私のチーム、メカニック、エンジニアの全員にとっても素晴らしいものとなった。
今日のポイントは彼ら全員に捧げたい。」
ヤルノ・トゥルーリ : カー・ナンバー11 シャシー:TF108/05
決勝 : 6位(トップと47.775秒差)
予選順位 : 14位
予選ラップタイム : 14番手 1分18秒327(第2セッションでトップと1.293秒差)
グリッド : 14番手
「今日はチーム全体にとって非常に良い結果となったので、とても嬉しい。今回は厳しいレースになることは分かっていて、あまり自信が持てなかったから、とにかく完走してレースを終えたいと思っていた。今回私が犯してしまった最大のミスは予選前にセットアップを変えた事だ。そしてセットアップ変更前とは完全に異なるコースコンディションで予選を行っていることに、突如気がついたんだ。そのせいで自分が望むようには強くプッシュすることができなかった。レース終盤ではブレーキに若干問題を抱えていた。そして、その後にティモが小さなミスをしてしまったので、私は不運だった。彼がコース上に車を戻したとき、私はラインから離れなくてはならず、その際マッサに抜かれてしまった。それでも、最終的にポイントを獲得できたのは良かったし、皆に対して嬉しい気持ちでいっぱいだ。」
新居章年 : 技術コーディネーション担当ディレクター
「荒れたレースだったがストラテジーが上手く機能し、2台揃ってポイント獲得することが出来、ドライバー、チーム全員に感謝したい。 チャンスが来たときに確実にそれを手にすることもチームの力のひとつであり、昨年よりも、車だけでなくチームも進歩した証と思う。 しかし昨日の予選の戦い方などまだまだ改善することがたくさんあるのも事実で、手を緩めずに車、チームの力を上げて行きたい」
山科忠 : TMG会長 兼 チーム代表
「今日はレースチームからテストチーム、ファクトリーで働く皆に至るまで、チームにかかわった全員にとって素晴らしい日となった。彼ら全員が、この瞬間を楽しんでいるだろう。このレースではセーフティーカーの入る確率が高いのは分かっていたので、レースの前に、我々は非常に長いワンストップ戦略を選んだ。実際に、問題が発生した時、この戦略は我々にフレキシブルに動ける機会をもたらしてくれた。 ドライバーとピット・クルーは戦略に忠実に従ってくれた。 このような非常にチャレンジングなコースコンディションで最も重要なことは、2人のドライバーがコースにとどまり続ける事だ。両ドライバーはその通りにレースを行い、それ以上の事をしてくれた。 最後の1周で、ティモは一生懸命ドライブをして、何とかマッサを食い止めてくれた。 これは、非常に価値あるドライビング、非常に価値あるパフォーマンスだった。 こうして重要なポイントを稼ぐことが出来、大変嬉しい。 次のレースでもこの勢いを維持するために、我々は最善を尽くす。」
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