マクラーレン、「スペインGPの事故はホイール塗装」
マクラーレン・チームは、4月に行われたスペインGP決勝レースで同チームのヘイキ・コバライネンが見舞われたアクシデントについて、その原因は「ホイールの塗装にあった」との推測を示している。
ENKEI Wheel (C)McLaren Group
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クラッシュは22周目高速で臨んだ9コーナーで発生。
当時、アクシデントは「おそらくデブリ(屑・破片)を拾った左フロントタイヤがバースト、ホイールの破損を引き起こしてコントロール不能になった」との見解を示していた。
その後ホイールメーカーである『エンケイ』と共に究明に当たった結果、マーティン・ウィットマーシュCEOは「コンポーネントの効率と寿命向上のため施されるホイールのラッカー塗装の際、リムの中央部分がマスキングされていなかったため」と事故原因の可能性について説明した。
なお『エンケイ』(旧:遠州軽金属)は日本が誇るホイールの世界的トップメーカー。
マクラーレン・チームには10年以上F1用ホイールを供給していて、同氏は「これでわれわれの信頼関係に影響が出ることはまったくない」と強調した。
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