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2008/06/21

ホンダ フランスGPフリー走行の模様

honda_f1_logo第8戦 フランスGP 初日フリー走行 「バトン17番手、バリチェロは19番手」
 第8戦フランスGPの初日フリー走行で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは17番手、ルーベンス・バリチェロは19番手だった。

Honda Racing F1 Team 初日の展開:
初日のマニクールは、朝から灰色の雲が垂れ込めている。
午前10時の時点で気温18度、路面温度20度と、この時期にしては涼しい。
一日を通して、風が強く、コースオフやスピンするマシンが目立ち、Hondaのマシンもバランスに悩まされた初日だった。

1回目のフリー走行では、低いグリップの路面コンディションだったこともあり、Honda勢はバリチェロが15番手、バトンは18番手だった。

午後には青空が広がり、気温は22度、路面温度も一気に38度まで上がった。
しかしHonda勢は、路面温度の急激な上昇によるグレイニングに悩まされ、なかなか速さを発揮できない。
結局、バトン17番手、バリチェロ19番手で初日を終えた。

Rubens Barrichello (C)Honda Racing
拡大します

■ルーベンス・バリチェロ
1回目フリー走行 15番手 1分17秒491
2回目フリー走行 19番手 1分17秒591

Q.2回のフリー走行を通して、どのようなプログラムを行ったのか?
A.このトラックに合う最適なセットアップを見つけるために、トライするアイテムがたくさんあったので、忙しい一日だった。
トラックコンディションは午後になって良くなっていたが、一日を通して期待していたような進歩は見られなかった。
このサーキットでは、マシンのパフォーマンスを発揮できると期待しているが、マシンのバランスを適正なものにするために、まだやることが残っている。
ライバルたちとは異なるプログラムをこなしていたが、今日の結果から、今週末は中団での戦いになることが予想される。

■ジェンソン・バトン
1回目フリー走行 18番手 1分17秒928
2回目フリー走行 17番手 1分17秒244
Q.今日はどのような問題に直面したか?

A.今日は実りのある一日で、2回のセッションでかなりの距離を稼ぐことができた。
一日を通じて進化しており、午後にはマシンに満足できた。
ここフランスでトップ10を期待していただけに、残念ながら僕らにはまだペースが不足している。

■スティーブ・クラーク Honda Racing F1 Team  レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア

Q.マニクールの初日はどうだったか?
A.困難な一日だったが、すべてが悪かったわけではない。
今日のラップタイムは、われわれのマシンが本来持つパフォーマンスを反映していない。
どちらのクルマも、すべての要素を取り入れてタイムアタックを行わなかった。
いいバランスを見つけるべく、われわれは非常に重要な変更をマシンに施している。よりパフォーマンスの高いマシンができると期待したい。

Q.残りの週末で前進するため、どのような策を考えているのか?
A.いつもどおり、われわれは明日に向けマシンを改善するため、すべての情報を注意深く調べていく。
今は、われわれが冷静にアプローチしていくことが重要だ。

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