メルセデス首脳、TRCなしモナコGP憂慮
F1マシンにTRC(トラクション・コントロール・システム)が禁止されてから、初めて迎えるモナコGPだが、この超狭く困難な市街地特設コースで行われるグランプリを憂慮する声が挙がっている。
2007 Scene (C)Redbull Racing
拡大します
例えば独『ビルト』紙は、メルセデス・モータースポーツのノルベルト・ハウグ/ディレクターの言葉として次のような見解を報じている。
「TRCなしにこの狭くタイトなコースを走るためには、まさにドライバーのコントロール能力の限界が試されることになるんだ。
以前だってここではクラッシュが多かったが、今年はそれに倍してセーフティカーによる中断があり得るのではないか。
とにかく私は、20人のドライバーが全員無事にこのグランプリを終えることを願っているよ」
モナコGPでは昨年もスタート直後の1コーナーでアクシデントが起きている。
| 固定リンク