中嶋一貴、「すべてを引き出せなかった」
スーパー・アグリが不在となってより厳しさを増したとされる予選方式だが、そのあおりを食った形になったのがウィリアムズの中嶋一貴だった。
中嶋はQ1で16番手、惜しくもあと一つというポジションでQ2進出を逃がしたもの。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「僕の16番手前後はいずれもコンマ1秒以下の争いというタフな予選だった。
今回予選方式変更の影響を一番受けたのが僕だったのかも。
マシンのバランス自体は決して悪くなかったんだけれど、予選ではその全てを引き出せた訳ではなかった。
これから明日のレースに向けてさらに改良を加えるためハードに働くことになるだろう」
サム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「いずれもトップ10に入れないというのは、まったくわれわれが予期した予選ではなかった。
ただいいレース戦略さえあれば、11番手というのは決して悲観するスタートポジションではない。
カズキのほうは、ロズベルグとは異なるエアロダイナミックスだったので、多少の遅れは予想していた。
明日はいいスタートを切って、なんとかポイント獲得を果たしたいと思っている」と、語った。
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