お尻に火がついた(?)ハイドフェルド
今季チームメイトであるクビサに明らかに後れを取った感のあるニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)にとって、次戦カナダGPの公式予選はとりわけ重要なものになりそうだ。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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ここまでクビサが3回の表彰台を含む32ポイントを獲得しているのに比べ、ハイドフェルドは表彰台1回で20ポイント。
とりわけ公式予選では最高でも5位止まりで苦しんでいるハイドフェルドに対し、クビサのほうはバーレーンでチームに初めてのポールポジションをもたらすなどそのパフォーマンスの違いは明確だ。
問題は、実績のないクビサに対し、ベテランのハイドフェルドが最低でも2倍、おそらくは3倍程度の契約金を得ているということ。
両ドライバーはいずれも来季契約についてはチーム側がオブションを握っているとみられるが、このままではハイドフェルドの立場は極めて危ういものになりかねない。
こうした困難な状況を打開するため、ハイドフェルドは去年予選3位決勝2位とゲンのいいカナダGPで、断固巻き返しを図りたいところだろう。
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