スーティル、黄旗追い越しで注意処分
大混乱のモナコGP決勝レースで、印象に残る走りをみせたフォース・インディアのエイドリアン・スーティル(25歳:ドイツ)だったが、レース後「イエローコーション下でオーバーテイクをした」とのことでレーススチュワードから厳重注意を受けたことがわかった。
Adrian Sutil (C)Force India F1
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それによれば、13周目コースがイエローコーションであった時にスーティルは禁止されている追い越しを行い、バリチェッロ、中嶋一貴、そしてピケらを抜き去ったというもの。
レース後スーティルはチームのテクニカル・オフィサーであるマイク・ガスコイン氏と共にコントロールタワーに呼ばれ事情聴取を受けた結果、国際スポーツ法典H項に抵触するとして注意処分を受けた。
スーティルは今後監察下にあり、再び同じ違反があった場合には厳重な処分が下されることになった。
なお、スーティル自身はレース終盤フェラーリのライコネンに追突されリタイヤ。
貴重なポイント獲得のチャンスを逸している。
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