スチュワート氏、「モズレー会長継続は困難」
元3回のF1チャンピオンで、引退後もモータースポーツ界に大きな影響力を持つジャッキー・スチュワート氏(イギリス)が、マックス・モズレーFIA会長に対し最後通牒をつきつけた。
Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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これは、2009年から英国内のF1放映権を復活させる『BBC』に語ったもの。
その中でスチュワート氏は「モズレー氏が主張するような、彼が今後もFIA会長として影響力を維持していくことは困難になっている。
いまや、彼の行動が非難されるべきナチの意味を持っていたか、など関係なくなっているんだ。
すでに失墜した彼への信頼は、例えばBBCの背後でF1をサポートするスポンサーらにとって商業的な、また道徳的な意味においても大きな障害になってしまっているからね。
すでに事態は『大目に見よう』という段階を超えてしまっているんだよ」と、語っている。
F1、そしてFIA改革に力を振るったモズレー会長だが、すでに各国のACN(ナショナル・スポーティング・オーソリティ)からも反発が相次いでいる。
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