プロスト氏、「モータースポーツだけなら……」
元4回のF1チャンピオンに輝くアラン・プロスト氏(53歳:フランス)は、「もしFIAが分割されるなら会長を引き受ける準備がある」との条件付きで、自らFIA会長になる用意があることをモナコGPの会場で明かした。
Alain Prost (C)Williams F1
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同氏の見解によれば、FIA(国際自動車連盟)は「一般車部門」と「モータースポーツ部門」とに分けられるべきであり、それが実現するのであれば自身はモータースポーツ部門の責任者になってもいいというもの。
「私はFIAのなんたるかは良く理解しているつもりだし、もちろんモータースポーツについてはWMSC(世界モータースポーツ評議会)やF1委員会についても熟知している。
もし現実にFIAがその職務を分轄するというのであれば、私はこれ(モータースポーツ部門)を引き受けることにやぶさかではない」
ただし、目的は自分がFIA会長になることにあるのではなく、FIAの分割のほうにあるということで、モズレー会長追い落としを図っているわけではないことを強調している。
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