トゥルーリ、GPDA未加入ドライバーに苦言
いまやF1ドライバーの中でもベテランの範中に入る存在となったトヨタ・チームのヤルノ・トゥルーリ(33歳)が、GPDA未加入のドライバーに対し苦言を呈している。
Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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これは英『ロイター』に語ったもので、その中でこのイタリア人は「前回のスペインGPであれだけの事故に遭ったコバライネン(マクラーレン)が、今日元気な姿で走ってくれたのをみてうれしかったよ。
あれだけのクラッシュに見舞われたら、10年前なら深刻な事態になっていてもおかしくはなかっただろうからね。
あらためて現代のF1マシンの安全性が証明されたと思っている。
でも、そうしたドライバーの安全のために機能しているGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)なのに、いまだにこれに入ろうとしない一部の人間がいることを悲しく思うよ。
どのドライバーにとっても、安全性というのは最も重要な問題である筈だ。
時間がないなんて言い訳に過ぎないこと。
僕はすべてのドライバーがみなGPDAに入ってFIAと共に働くべきだと確信しているんだけどね」と、語っている。
名指しこそ避けたものの、当然槍玉に挙げられているのはフェラーリのライコネン&マクラーレンのハミルトンということになる。
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