FIAのコスト削減案に、ルノー代表失笑
FIA(国際自動車連盟)が進めるF1コスト削減について、同コンサルタントを務めるトニー・パーネル氏(元ジャガー・チーム代表)が示した金額が話題を呼んでいる。
伝えられるところによれば、FIAが示したF1チーム予算の上限は、2009年が1億7,500万ユームロ(約284億円)、2010年には1億4,000万ユーロ(約227億円)、そして2011年には1億1,000万ユーロ(約178億円)にまで減額させるというもの。
ただし、この中にはエンジン開発費、マーケティング費用、ドライバーとチーム代表に対する報酬、そしていま課題の「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)に関わる費用は入れられていない。
Flavio Briatore (C)Renault F1 UK
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フェラーリやトヨタなど潤沢な資金を投じているとされるチームにとっては大事のようだが、これを聞いたルノー・チームのフラビオ・ブリアトーレ代表は「ウチは元々そんな金額使ってないよ」と、冷ややかだ。
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