クビサ(BMW)、伊紙から高い評価受ける
29年ぶりのモナコGPフロントロウ独占からスタートしたのもかかわらず、終わってみれば3位&9位という散々な結果に終わったフェラーリ・チームには例によって地元から酷評が与えられているが、その一方で評価を上げているのが2位に入ったBMWザウバーのロバート・クビサ(23歳:ポーランド)だ。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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57周目、最後のピットストップを終えたマッサは2位でコースに復帰、しかしわずかにコントロールを失ってコースオフしてしまい、その間にクビサにかわされ、結局そのまま3位に留まった。
イタリアの『トゥットスポルト』紙は優勝したマクラーレンのハミルトンと共にクビサに対して10点満点の評価を与えただけでなく、「クビサはこのレースでただ一つのミスも犯さなかった。あとわずかな運さえあれば、初優勝は目の前にある」と、讃えた。
フェラーリ・チームに対しては、ドライバーに対してだけでなく、作戦判断やスタート前にライコネンのタイヤ準備が間に合わなかったことなどチームのミスを挙げ、「笑うしかない」と呆れた論調だ。
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