トヨタ ポールリカールテストの模様(5/15)
ポールリカール合同テスト2日目
2日目はヤルノ・トゥルーリがテストを行う
ドライバー:ヤルノ・トゥルーリ
距離:3.593 km
ヤルノ・トゥルーリは、フランス南部のポールリカールでパナソニック・トヨタ・レーシングが行っている3日間のテストの2日目をティモ・グロックから引き継いだ。
彼は、来週のモナコグランプリに向けた空力セットアップの最終調整、およびグランプリで使用する予定であるソフト・コンパウンドとスーパーソフト・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザ・タイヤのデータ収集を行った。
ランチタイムに雨が降ったもののプランは中断せずにすみ、またTF108はメカニカルな問題もなくスムーズな走行が出来たため、ヤルノは120周を走行して、チームは高いダウンフォース設定における車の状態をさらに把握することができた。
ヤルノはカナダグランプリの開催地となるモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットにおける要件のシミュレーションを行うために、明日は別のサーキットレイアウトでテストを引き続き行う予定だ。
Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
拡大します
ヤルノ・トゥルーリ:TF108/04
ベストラップタイム::1分6秒205
順位:7位
周回数:120周
「予定通りにプログラムを行ったが、正直なところ、われわれが試みた様々なセットアップに大きな違いがあったとは言えない。
高いダウンフォース設定でTF108を運転したのは初めてだったが、そんなに大きな違いは感じられなかった。
それがただこのサーキットの特性によるものであるかどうかは定かではない」
ゲルト・プファイファー:テスト・チーム・マネージャー
「今日はヤルノのセットアップを行った以外は、昨日と同様のプログラムを進めた。
われわれは異なったブレーキの設定と、ある一定の範囲で異なったウィング、および空力のセッティングを試した。
メカニカルな問題は全くなく、また幸いなことに、ランチタイムに降った雨は午後の走行に影響しなかった。
われわれは予定通りスケジュールをこなした。
明日は異なったサーキットレイアウトでモントリオールの準備に焦点を移す予定だ」
| 固定リンク