時速185キロの事故だった、クルサード
モナコGP予選『Q2』で、最終ピリオドへの進出を決めたもののその直後のラップでアクシデントに見舞われたレッドブルのデビッド・クルサードだが、クラッシュした時の速度は時速185キロもの高速だったということだ。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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「トンネルを抜けてブレーキングを開始したとき突然マシンはコントロールを失ってしまったんだ。
その時のスピードは時速約185キロというものだった。
今年のレギュレーションではEBS(エンジン・ブレーキング・システム)がないから、ブレーキを踏んだ時にはマシンのリヤが流れるというのはよくあること。
だからそうした時にはブレーキをわずかに離すんだ。
もちろん今回もそのように対応したんだけれど、リヤが突然向きを変えてガードレールにクラッシュしてしまった。
これからエンジニアと共に僕のマシンに何が起きたのか究明しなければならないだろう」
また同チームのクリスチャン・ホーナー/スポーティング・ディレクターは「あれだけの大きな事故に見舞われたにもかかわらず、クルサードが無事だったことには感謝している。
予選『Q3』を走れなかったことは残念だが、明日のレースでは二人共にトップ10からスタートするのでポイント獲得が期待できるだろう」と、語っている。
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